北欧風ソファの商品一覧です。

北欧風デザインは、「レトロ」とよばれているデザインに似ていることが多くあります。「レトロ」という言葉は家具だけでなく、車やパッケージなど、古さを感じさせるデザインのものに頻繁に使います。日本語では「懐古趣味」というそうです。何がレトロかというはっきりした括りは特にありませんが、だいたい40～50年くらい前の物やデザインを復刻させると、レトロ調とされます。感覚的なものですので、若いかたにとっては最近のものでも「レトロ」と感じるかもしれませんが･･･。古い時代のデザインは、それを知る世代のかたには懐かしく、また知らない世代にとっては妙に格好よかったりします。それらの古いデザインは、今のスタイルに合わせてアレンジされ、レトロモダンとして現代でまた活躍するのです。

日本のものでレトロというと、戦後、1950～60年代、昭和20年代くらいに使われていた車や家電、家具などを思い出します。ソファの場合、全体的にほっそりしていて、座面が四角くて薄く、クッションにボタン留めが施されている木フレームのものがレトロといわれることが多いです。

同じ古いものでも、コルビジェやイームズなどのデザイナーが昔デザインしたソファは、レトロとは呼ばれませんね･･･ずっと現役だからか、古さを感じないデザインだからなのでしょうか・・・。

この類のソファを選ぶかたの多くはもともと北欧風デザインに興味がおありだと思うので、既に合わせる家具や小物も揃っているかもしれません。ただ、そうでなくても、特別なコーディネイトが必要な、主張の強いデザインというわけでもないので、北欧デザインにこだわっていないかたにも気軽に使っていただけます。サイズも比較的コンパクトで、部屋のスペースを大きくとりませんから、都市部のアパート、マンションの部屋にも適しています。

ソファに合わせてTVボードやテーブルなどをそろえるなら、ソファのフレームの素材に近いものを選ぶと、大抵おさまりの良い感じになります。ナチュラル感のある薄い色の木ならメープルやオーク、逆に濃い色で渋めの木ならウォルナット、その間の茶色ならチークなどがあります。デザインはぼってり重いものではなく、細めの脚のついた、すっきりしたものが合うでしょう。

照明も、お部屋の雰囲気作りには大事なポイントです。木や布、ガラスなどの素材を使った、暖かみのある照明を使い、蛍光色より少しオレンジよりの光を入れると、何となく落ち着く部屋になります。北欧感を強調するなら、ビンテージの柄ものの壁紙を一部にだけ貼っても素敵ですよ。