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日常の多くの時間をソファと過ごしているような気がする。
だって、座って寛ぐことも出来るし、ごろんと寝ることも出来るし、
背もたれとして寄り掛かることも出来る。
その快適さから、何でもソファの上で済ます傾向にあるが、スキンケアやメイクもそう。
ソファの前に小さいテーブルがある。
そこにざっと化粧水やクリーム、道具一式を並べてメイクするのが日課だ。
仕事の時は、わずか10分の時短メイク。友達と出かける時は、かかる時間はその倍。
デートの時は、パックから始めてしまうので、さらに倍。
時間がたっぷりある時は、そのままネイルを始める。
まずは手。床とテーブル、その前に座る。その高さというかバランスが絶妙にいい。
右利きなので、右手を塗るのはとても苦手だ。
何度もやり直しになってしまい、うなだれてソファに体を寄せる。
なんとか終えると、そのまま足に取りかかる。
ソファの上に座って、片足を手で支えながら丁寧に色を重ねていく。
恋をすると綺麗になるのか、綺麗になったから恋をするのか。
女性にとってメイクは自分の、武器…鎧みたいな役割もある。メイクをすることにより、
自信も生まれるし、自信があれば表情が変わってくる。
そうすると、人に与える印象もよくなり、人間関係も良好に築けるのではないかと思う。
それは恋愛だけではなく、仕事にも同じことが言える。
また、メイクを落とす時間も好きだ。一日がんばった自分が本来の姿に戻る。
忙しく動き回った日は、もはやボロボロだったりもするのだけど、
そんな日こそ、おつかれさまの気持ちを込めて、丁寧に洗い流していく。
その日あった、憂鬱な出来事も一緒に。
何だか少し恥ずかしいが、「おつかれさま」や「ありがとう」は声に出して言うと
ちゃんと脳を伝って、肌に届き、細胞を活性させるのだそうだ。
ただし、あーでもない、こーでもない、としかめ面をしながらメイクしていたはずが、
うっかりテレビに見入ってしまい、結局、時間がなくなってしまって、
自分の中で完成度の低いまま出かけてしまうことも多々あるのが正直なところ。