ウール(うーる) - 用語辞典 - ソファー選びための豆知識

TOP

ウール(うーる)

ウールとは、ソファー生地に使われる繊維の一つ。一般的にメリノ種の羊の毛のことを指す。特徴は多岐にわたり「天然繊維の王様」「生きている繊維」などと表現される代表的な繊維。

繊維自体に空気を含んでいて熱伝導率が低いため、冬は暖かく、吸湿・放湿性にすぐれているため、夏は涼しい。吸湿性が高いことから繊維への染色性が高く色落ちしにくい上、撥水性が高いため汚れにくい。また、弾力がありフェルト状になる性質から、シワになりにくく肌触りが大変良い。燃えにくいので合成繊維にあるような「炎を上げて燃え続ける」といった危険も少ない。近年の研究では、抗菌・消臭機能に加え、ホルムアルデヒドの吸着分解する働きが実証されています。

 

また、羅紗(らしゃ)とも呼ばれ、織物は日本では毛織物と呼ばれています。一般的には羊毛のことですが、アルパカ・ラクダの毛も含まれます。空気を多く含んでいるため、ふんわりとした感触があり、保湿性と保温性が高く、抗菌・消臭機能があります。しかし、洗うと縮みやすく、摩耗にもあまり強くありません。品質保証マークとして、ウールマークというものがあり、繊維・織物以外に、ウールの手入れに適した洗剤などに認定商品があります。

ウール(うーる)の関連用語

ウール(うーる)
ウールとは、ソファー生地に使われる繊維の一つ。一般的にメリノ種の羊の毛のことを指す。特徴は多岐にわたり「天然繊維の王様」「生きている繊維」などと表現される代表的な繊維。

≫続きを読む

ウールマーク(うーるまーく)
ウールマークは、ウール(羊毛またはそれを織った布)の品質保証マークです。

≫続きを読む

ウェービングベルト(うぇーびんぐべると)
ウェービングベルトとは、ソファーのクッション性を出す際に使われる幅広の合成ゴムや麻製のベルト。格子状に張り巡らせたベルトの弾力によってバネのように体重を支えます。

≫続きを読む

ウォーターヒヤシンス(うぉーたーひやしんす)
ウォーターヒヤシンスとは、アジアンテイストの家具によく用いられる素材です。

≫続きを読む

ウォッシャブル(うぉっしゃぶる)
ウォッシャブルとは、日常生活で汚れたソファーや、布、衣服などを家庭で水洗いできることを言います。

≫続きを読む

羽毛(うもう)
羽毛とは、背クッション・座クッションに利用される詰め物の一つ。水鳥の羽毛を指し、フェザーとも言われる。

≫続きを読む

ウレタン(うれたん)
ウレタンとはアミノ基とアルコール基が脱水縮合した化合物のこと。合成趣旨にしたものはポリウレタンと呼ばれます。

≫続きを読む

ウレタンフォーム(うれたんふぉーむ)
ウレタンフォームとは、背クッション・座クッションに利用される詰め物の一つ。様々な硬度のウレタン層を組み合わせて多彩な硬さを表現でき、ソファの座り心地を決めるとともに、耐久性の良し悪しを決める。

≫続きを読む

最近登録された用語

北欧スタイル(ほくおうすたいる)
北欧スタイルとは、スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・デンマークで生まれたインテリアスタイルのことです。

≫続きを読む

布張りソファ(ぬのばりそふぁ)
布張りソファとは、張り地が布のソファの総称です。

≫続きを読む

張り地(はりじ)
張り地とは、ソファや椅子に使われる生地のことです。

≫続きを読む

繊維板(せんいばん)
繊維板とは、木材チップを圧縮成形して作った板のことです。

≫続きを読む

積層板(せきそうばん)
積層板とは、木材の薄い単板を積層し、接着した木質軸材料のことです。

≫続きを読む

座面下(ざめんした)
座面下とは、椅子やソファーの、腰を下ろす座面の下の部分のことを言います。

≫続きを読む

化学繊維(かがくせんい)
化学繊維とは、人造的に作られた繊維のことです。

≫続きを読む

ワッフル織(わっふるおり)
ワッフル織とは、蜂の巣状の織り目を持つ織物、または織り方のことです。

≫続きを読む

レトロソファ(れとろそふぁ)
レトロソファとは、レトロなデザインを重視したソファのことです。

≫続きを読む

レイアウト(れいあうと)
レイアウトとは、配置・配列のことで、デザインや建築設計などにおいて何をどこに配置するかを決めることを言います。

≫続きを読む