羅紗(らしゃ)
羅紗(らしゃ)は、羊毛またはそれを織った布のことで、ウールの日本での呼ばれ方になります。
羅紗はポルトガル語のラーシャが語源で、南蛮貿易のころに日本に入ってきたと言われています。空気を多く含んでいるため、ふんわりとした感触があり、保湿性と保温性が高く、抗菌・消臭機能があります。しかし、洗うと縮みやすく、摩耗にもあまり強くありません。かつて日本では、羽織や軍服などに多く使われました。耐燃性が強かったことから、江戸時代には防火服としてもよく用いられたようです。
羅紗(らしゃ)は、羊毛またはそれを織った布のことで、ウールの日本での呼ばれ方になります。
羅紗はポルトガル語のラーシャが語源で、南蛮貿易のころに日本に入ってきたと言われています。空気を多く含んでいるため、ふんわりとした感触があり、保湿性と保温性が高く、抗菌・消臭機能があります。しかし、洗うと縮みやすく、摩耗にもあまり強くありません。かつて日本では、羽織や軍服などに多く使われました。耐燃性が強かったことから、江戸時代には防火服としてもよく用いられたようです。