白いソファを主役に（その１）

雑誌『House Beautiful』のＨＰに、「ひとつのソファを、クッションを使ってドレスアップする」という記事がありました。

使われているのはどこにでもある、真っ白なソファ。白は、爽やかさを演出する最も効果的な色ですが、その反面、「清潔感はあるが、いささか平凡」な印象になりがちです。けれども、クッションを使えば簡単にイメージチェンジすることができます。記事の中から二つの例をご紹介しましょう。

例１：白いソファに白いクッションを組み合わせる。

白いソファに白いクッションをいくつか並べてみましょう。
しかし、全く同じクッションではなく、素材はそれぞれ異なっているものがよいです。コットン、麻、光沢のある生地、クッションの表面に大ぶりのフリルが何本も縫い付けられたものなど、同じ白いクッションでも素材が異なると印象が変わってきます。白いクッションと言っても、実は色が微妙に異なっているクッションが多いですね。例えば、ホワイト、クリーム、アイボリーと色合いに微妙に差が出ているだけで印象も変わりますし、お洒落になります。
少し異なる質感、素材、色のホワイト系のクッションを白いソファに重ねられていることで、粋で洒落た印象が強まります。

例２：白いソファに濃い色と淡い色のクッションを組み合わせる。

白いソファが、まるで絵の具をのせる前の真っ白なキャンバスのように引き立たせる方法です。
例えば白いソファの上に濃い紫色と若草色のソファを並べてみましょう。白いキャンバスの上に濃い紫と若草色のコントラストが、鮮やかに描かれるようになります。濃い紫色のみだと重すぎる印象になりますが、若草色のクッションを添えることで、重さをカバーしてくれます。両方の肘掛けにプラムと若草のクッションを重ねて置き、左右対照にすると一層ソファを引き立たせることができると思います。

参考：House Beautiful magazine, “1 Sofa, 6 Different Looks”

2012年3月27日 / タグ：[ クッション, ソファ, ドレスアップ ]