革のソファのメンテナンス

革のソファは定期的なメンテナンスでその美しさを保つことができる。
革のソファを購入するとき、アドバイザーの方がどんな風に手入れをするかを念入りに説明して
くれたのだけれど、正直ちゃんと維持し続けられるか不安になった。
ゆったりとしたソファを選んだ分、メンテナンスも大がかりだと思ったから。
それでも、えいやっ！と買う決心ができたのは、既に座り心地に魅了されていたから。
布のソファにはない、なめらかさも気に入った理由だ。

うちにソファが来て、早２年。無事にメンテナンスを行っている。
愛着のあるソファだからこそ、ときどき手入れをしてあげたくなるのです。
その美しい佇まいを維持して欲しくて。

革の手入れというのは、まず、購入時がとても大切です。
革に潤いを与えるクリームをやさしく浸透させてあげます。
そうすることで、埃などの予防になるからです。
そして、定期的なメンテナンスは、埃取りをこまめにすること。
これは、面倒くさいものではなく、渇いた布でソファをサッと拭いておくことです。
そして、１か月に１回くらいの頻度でクリームを塗っておきます。
クリームは革の乾燥を予防するもので、お肌に与える潤いクリームのようなものです。
柔らかい布に含ませて、やさしく表面をなでます。どの程度の量を布に染み込ませるかは、
はじめは、布がしっとりする程度からはじめてみるのが良いと思います。
私はアドバイザーの人にしつこく質問したのですが。
そして、２～３ヶ月に一度は汚れをクリーニングします。
これは専用のクリーナーを使い、革に染みついてしまった汚れを浮き上がらせます。
この手順でソファのメンテナンスをしています。

革製品を持っていらっしゃる方は皆さん同じと思いますが、
革は日を経るごとに個性を発揮していきますよね。
革の存在感というか、革に人格があるのかと思うような移り変わりが見えてきます。
ソファは大型家具なので、その存在感はとても大きいです。
何だかソファ自身が意志を持って語りかけてくるような
そんな錯覚に陥ります。

2012年2月2日 / タグ：[ ソファ, メンテナンス, 革ソファ ]