TOP > ソファスタイル コラム > ソファーに囲まれる生活 > スエード生地のソファベッドで有意義な休日を
ここ数日のあいだ、私はずっと、休日の過ごし方を考えていました。
それまでは、休日といっても、ただダラダラと過ごすだけだけでした。
時間だけが経過し、いつの間にか日付けが変わってしまっている…そんな感じでした。
だから私は、有意義な休日の過ごし方を、考え始めたのです。
有意義といっても、別に何かをしよう…というのではありません。
体を休めて、気分をリフレッシュするのです。
休日には、テレビを観たいし、パソコンも離せません。
好きな小説も読みたいし、DVD鑑賞もしたいと思います。
午後のひとときは、お昼寝もしたいし、同僚から借りた漫画本も読みたいと思います。
そんな私のたくさんの希望を、全て叶えてくれるアイテムが、ついに見つかりました。
数日前の会社帰りに、偶然、家具屋さんのウインドウで見つけたのです。
一目見て、私は、それだ!と、思いました。
それは第六感というか、見るべくして見た…という感じでした。
私はその、スエード生地のソファベッドを、すぐに購入しました。
そうして、その夜、そのスエード生地のソファベッドが、私の部屋に運び込まれました。
私は、そのソファベッドを、吐き出し近くの、日当たりのよい場所に置きました。
そして3日後、待ちに待った休日がやってきました。
私は、早速、そのソファベッドに腰を降ろしました。
きめ細かで、柔らかな手触りのスエード生地が、そっと、私の身体を受け止めてくれます。
きらきらと輝く朝陽の中で、ピンクのソファが、より耀きを増していきます。
しばらくのあいだ、テレビを観て、私はソファの座部を広げました。
脚を伸ばして、カウチとして使うのです。
コーヒーの、深い香りが、部屋中に拡がります。
パソコンを開き、私はメールチェックをしました。
そうして午後は、観たい観たいと思っていた、DVD鑑賞です。
けれど、クライマックスというところで、私は急激に眠気に襲われました。
即座に、ソファのリクライニングを倒して、ベッドに変えます。
そして、その上に、私はごろりと横になりました。
スエードの心地良い感触に誘われて、私はうとうとと、夢の世界へと入っていくのです。