カウチソファの商品一覧です。

カウチとは、日本語でいうと「寝椅子」「デイベッド」と呼ばれるもので、きちんと座るよりは、寝そべるような姿勢で使うようデザインされた長椅子を指していました。歴史は古く、古代ヨーロッパでは、このような椅子に片肘をついて半分横になり、食事をしたり談笑したりする人たちもいたようです。ちょっと羨ましいですね。形状は、細長いベッド状の片側だけ持ち上がったものから、両側が肘掛けのようになっているもの、低い背もたれに片肘がついたような形のものと、いろいろあります。

現在では何を指すかは曖昧になってきており、待合室にある長い椅子のことを言ったり、ソファと同じものをカウチと言ったりもします。原則的に、一人でゆったりする寝椅子、と考えるのが妥当なようです。縦長のこのカウチと、横長のソファをL字型に組み合わせたソファはカウチソファと呼ばれることが多く、このサイトでも「コーナーカウチ」として分類されています。

寝椅子という性質上、リクライニング機能がついたモデルが多く揃っています。サイズはコンパクトでも、背や肘の角度を調節することで、より体にフィットし、ゆったりした姿勢でくつろぐことができます。

上でご説明したように、カウチには、座るというより寝そべるという要素に比重が置かれています。日中ずっとごろごろ寝転んでいることをおすすめしているわけではありませんが、くつろぐならやはり、体の緊張を緩ませてゆったりしたいですよね。いつもソファに横向きに寝てしまったり、床に座ってソファを背もたれにしてしまう癖があるなら、リクライニング機能のついたカウチソファにして、自分好みのスタイルでフル活用してください。

一人暮らしのワンルームには、フロアタイプのコンパクトなものが合います。背も肘も倒せるものだと、ちょっと背を倒してDVD鑑賞、肘を片方倒して横向きにごろり、フルフラットにしてソファベッドがわりに･･･など、いろいろな形で過ごせて便利です。色バリエーションも豊富ですから、楽しいインテリア作りができるでしょう。

二人以上で暮らすお宅のリビングなら、横長でどっしりしたタイプや、2人掛け、3人掛けにスツールがついたタイプがおすすめです。横長のソファにスツールをあわせれば、コーナーカウチと同じようにして使うこともできます。もちろんスペースに余裕があれば、本格的なコーナーカウチを置いても良いです。