米人気ドラマ『フレンズ』（その1）

アメリカの国民的人気ドラマ『フレンズ』。

アメリカでの１０シーズンに渡る放送は数年前に終了していますが、日本を含めて世界中で人気が高く、世界各国でも全シーズンが放送されました。『フレンズ』を揃えていないレンタルビデオ店は、どこにもないのではないでしょうか。

舞台は、アメリカ、ニューヨーク。２０代から３０代の仲良し男女６人組を主役に、恋、友情、仕事、生い立ちによる心のトラウマ等をテーマにした、涙あり笑いありのドタバタ喜劇。毎週、全米を爆笑の渦に巻き込みました。

このドラマには中心となる舞台が二つあります。主役達も魅力的なのですが、彼らが集う、この二つの場所がなんとも魅力的なのです。

一つ目は、毎日のように６人が集まるお洒落なアパートメントのリビング。そして、二つ目は、そこから数分とかからない場所に位置する、カフェ『セントラル・パーク（Central・Perk)』。

アパートメントとカフェの両方で、スペースの中央に置かれたソファにくつろぎながら、主役の６人が、実にテンポの良く言葉のキャッチボールを展開させ、視聴者を笑わせてくれます。

しかし、ただのコメディで終わらないのが、このドラマが優れている所以でしょう。主人公たちは、理想の仕事、理想のパートナ－を求め、時に深く傷つき、挫折を繰り返して、本当の大人として成長してゆくのです。彼らはほぼ毎日、仲間とソファを分かち合い、そこでリラックスしている時は、職場の同僚や恋人にも見せられない素のままの自分に戻り、仲間に本音で語るのです。

このドラマを見ながら、「ソファが欲しい」「ソファを新調したい」と思った視聴者も結構いるのではないかと、個人的に推測しています。まだ、見たことがないという方はぜひ一度、最寄りのレンタルビデオ店に足を運んでみてはいかかでしょう。

必ず、このドラマの魅力と…そしてソファの魅力にはまること間違いなしです。

2012年5月2日 / タグ：[ ソファ, 映画 ]