ソファと手帳

新しい年になると必ず購入するものがいくつかある。その一つが手帳だ。

ある年は大人っぽいブランド品だったり、ある年にはカワイイ柄物だったりする。
ソファの上で、真っ新な手帳を開く。まず始めにすることは、一年の目標を立てることだ。

女性の成功…成功という言い方は大袈裟だが、女性は欲張りなので、いくつかの
カテゴリに置いて満足いく結果が出ないと、自分の人生順調に進んでいるとは思いにくい。
恋愛、仕事、趣味、美容、スタイル、などなど。

目標は、各カテゴリに分けて書いていく。恋愛だと、ある程度結婚も視野に入れて…。
仕事だと、そろそろマネジメントを覚えて…。趣味だと、きちんと運動を定期的にして…。

思いを巡らせる場所は、決まってソファだ。使い慣れたペンを片手に。
その時間に、慌ただしい平日はふさわしくなく、大体の場合、年末までに手帳を購入、
年が明けて、一番始めの週末にその時間は設けられる。

昨年の手帳を見ていると、毎年似たようなことが書いてあるが、そこは今年仕様に。
そして、過ぎた目標を、達成できたか否かを採点するのも大事な業務の一つだ。
もし、達成していなくても、落ち込んだり自分を責めたりはしない。
もちろん、現実化させることは大事だけれども、それよりも、目標を立てることで、
人生に張り合いを持つことができ、なおかつ、
「頑張っている感じ」「良いことしている感じ」がもたらす心の安定のほうが大事だから。
…というと、何だか言い訳がましい気もするけれど。

数年前、手帳ブームが到来してから手帳の種類も増えた。夢は書くことで叶うらしい。
女性誌や経済誌では、現在もなお、定期的に手帳特集が組まれている。
日々の生活や、目標への行程を、書くことでより具現化するという内容である。

確かに、目標は立てたことで満足して「今年、何書いたっけ？」ということも少なくない。
今年は、定期的にチェックして、達成度を確認することも、目標としてみようか。

2012年1月20日 / タグ：[ ソファ, 手帳, 目標 ]