ソファの思い出 アメリカ編2

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愛しのソファでリラックス

ソファの思い出 アメリカ編2

アメリカの大学を見学させてもらったことがあります。
そこは、いわゆるブラックカレッジといわれるアフリカ系アメリカ人が多く
在学している大学でした。その見学ツアーを主催した日本人の方が、
そこの卒業生ということもあり、見学に参加した私たちは非常に歓待を受けました。
学長自ら、日本人見学者である私たちを出迎えてくださり、
私たちの質問などにも答えてくださいました。本当に至れり尽くせりでした。
(もちろん、学長にとっては、経済大国日本からの留学生が欲しい!
という願望もあったのでしょうが…)

吹き抜けガラス張りの、陽のあたる2階のロビーに置かれたソファに
それぞれが腰かけ、談笑している様子が写真に撮られ、
その後学内新聞に掲載されていました。

そのソファは一人掛けというのに、私たち日本人からしたら、とても大きなつくりで、
深く腰かけると足が浮いてしまう(笑)そんなソファでした。
それぞれが腰かけると、距離も離れてしまうので、女性陣などは一人が肘掛の部分に
腰を下ろし、2人掛けしていました。確かに大学生といっても、もう大人。
日本人のお相撲さんのような体型の人まで学生の中にいるのですから、
ソファも大きなゆったりサイズになりますよね。

その後、学内を案内していただいたのですが、色々な場所にソファが置いてありました。
図書館にもソファがありましたね。やはり、コミュニケーションを楽しむ文化そのものが、
大学内にも反映されていました。
大きめのソファがある程度の距離を保って置いてあるので、
学生達は大きな声で議論を交わし、大きな声で笑い、大きな身振り手振りで
自分を表現していました。

PCルームのような場所もあったのですが、そこでも、ちょっとしたソファが置かれていて、
ヒソヒソと会話が交わされていました。ちょっと思いつくと学生達は座る場所を探し、
そこに腰掛けては、話に華を咲かせていました。

その後機会があり、小学校・中学校に相当する学校と、幼稚園に相当する
学校も見学したことがあるのですが、やはりロビーにソファが置かれていて、
そのソファはお飾りではなく、話に華を咲かせる場所になっていました。

2012年2月10日 / タグ:[ , , ]