ソファの情報を見るときに「ローソファ」とか「ローバックソファ」といった言葉を目にすることがありますよね?ローだから「低い」ってことかと想像はできますが、実際に何がどう違うのでしょうか。今回はローソファとローバックソファの違いについてわかりやすくまとめてみました。
ローソファとローバックソファの違いは?
ローバックとローバックソファは似たような言葉ですが、ついつい「同じもの」と思いがちです。でも実はこの二つは全く意味が異なり、ソファの性質も変わってきます。一体どこが違うのかわかりやすく解説していきます。
ローソファは「座面の高さが低い」ソファのこと
ローソファとは「座面=座る部分」の高さを表しています。もともとソファは座面からある程度高さがあるのが一般的です。しかし日本の和風建築においては「椅子に座る」ではなく、床に座る生活様式に馴染みがあります。
そんな日本の生活様式に合わせてできたのが「ローソファ」です。一般的なソファは座面の高さは40~50センチ程度ですが、ローソファは30センチ前後です。限りなく床に近く、ソファとしてくつろげるスタイルも多く販売されています。
ローバックソファは「背もたれが低い」ソファのこと
ローバックソファは「背もたれの高さ」を表しています。ローバックソファの対になるのはハイバックソファです。ソファ探しをする時には「ローバック」「ハイバック」と背もたれの高さを重視される傾向があるので、わかりやすく表記しています。
基本的にローバックは腰から肩の高さ、ハイバックは頭までしっかり預けられる高さです。ソファでくつろぐときの姿勢によって、ローバックとハイバックを調節できるソファも登場しています。
ローバックのローソファもある
ローバックが座面の高さ、ローバックソファが背もたれの高さとそれぞれ違う場所の特徴をあらわしていることがわかりました。
ですからローバックでローソファという似たような二つの言葉が並ぶソファももちろんあります。二つのローが並んでいても、言葉の意味をわかっていれば混乱することもありません。
ローソファのメリット
ここからはそれぞれの特徴のメリットを紹介していきます。まずは座面の高さが低いローソファです。ローソファを選ぶとどんないいことがあるかみていきましょう。
日本の家に合わせた高さ
ローソファの一番の特徴は座面を低くすることで、ソファ全体の高さが抑えられることです。西洋に比べて天井が低い日本建築の家の中でも圧迫感が出ません。ローソファは日本で独自に進化したソファといっても過言ではありません。
日本ならではの使い方ができる
最初にローソファの座面は30センチ前後と紹介しましたが、今では10センチとほぼ床に近いものも多く販売されています。これは日本ならではこたつのある生活には嬉しいポイント。
こたつに入ってゴロゴロするのは、寒い冬の楽しみです。ローソファがあれば適度な枕と、クッション性のよいマットが快適な眠りに導いてくれます。こたつという日本ならではのアイテムとローソファの組み合わせは、定番になりつつあるのです。
子育て家庭におすすめ
ローソファをおすすめしたいのが小さいお子さんがいる、子育て家庭です。小さいお子さんがいるご家庭でこんな悩みはありませんか?
・床に直接寝かすのはほこりが気になる
・リビングにベビーベッドが置けない
・目の届くところで寝かせたい
など、乳幼児との生活には衛生面や安全面、まだまだ目が離せないと悩みは尽きません。そんな時にローソファは大活躍です。
・床からの距離をある程度確保できる
・万が一寝返りを打って転倒の危険も回避
・ソファなら柔らかいので寝かせやすい
さらに最近のソファカバーは洗濯機で丸洗いできるタイプも増えていますので、衛生面はさらにアップします。
おすすめのローソファ
ここからはSOFA STYLEで人気のローソファをご紹介します。ポイントをまとめてますので、参考にしてみてください。
ゆったりロースタイルと高級感 品格感じるローソファ 2.5人掛けタイプ
日本の家は欧米に比べると平均して30センチほど天井が低いです。その低さを感じさせず、品のあるデザインで人気のジャパニーズソファです。座面幅や背もたれはたっぷりとボリュームがあり安定感が抜群。ひじ掛けを少しスリムにすることで、見た目の圧迫感もなくコンパクト設計を実現しました。背もたれのクッションは角度調節可能で、ハイバック、ローバックのチョイスもできます。
高級感あふれるフロアスタイル フロアコーナーカウチソファ オットマンセット
リビングに高級感を出すには合皮素材のソファが便利です。座り心地とへたりにくさにこだわり、内部は木製枠、スプリング、ウレタンマットなどこだわりの本格構造です。パーツが細かく分かれているのでレイアウトも自由自在です。これだけの重厚感と本格構造なのに、一人で持ち運びができる軽量設計で、模様替えも床のお掃除も簡単です。さらに合皮は拭き掃除も簡単なので、小さなお子様の食べこぼしなどのふき取りも楽にできます。
信頼の日本製で安心安全 フロアコーナーソファ 3点セット
子育て家庭のファーストソファとしておすすめしたいのがこちらのソファです。低さはもちろん、硬い突起物を使わない安心設計でぶつかってケガをする心配もありません。マット部はオールウレタンで超軽量。ほこりが気になって掃除機をかけたい時にも軽々移動ができます。重心を考えて、背もたれも設計されているのでお子さんが背もたれで遊んでもひっくり返る心配がありません。マットの上にはふかふかのクッションが合わせてあるので、お子さんのお昼寝や、パパ、ママのちょっと休憩にもぴったりのローソファです。
ローバックソファのメリット
床から座面が低いローソファのよさは十分にわかったけど、ではローバックの背もたれの高さは生活にどう影響するのか?続いてはローバックソファの魅力を探っていきましょう。
リビングの空間が開放的に
あなたの家のレイアウトを想像してみてください。キッチンからテレビや外は見えますか?キッチン+リビングというレイアウトではリビングが大きな窓に面していたり、大型テレビを置いたりしています。さらにその間にダイニングテーブルやソファがあるレイアウトが定番ですね。
家族がくつろいでいる姿を、キッチンから見渡すことはできますか?よくあるのがソファが邪魔で家族が床に座っていると見えないとか、視界が遮られるという悩みです。ローバックソファはそうした視界のさえぎりを解消して、空間を開放的にしてくれます。
多機能
ローバックソファは定番のソファデザインですので、座面も低くしたロータイプや、リクライニングなど他の優れた機能と組み合わせた物が多数あります。生地やクッションなど組み合わせも多く、選択肢が多いです。一人掛けから、家族でくつろげるコーナータイプなどアレンジも自由自在。
機能がありすぎて絞り込みが逆に難しいという悩みが出てくるかもしれません。ソファに求める条件をいくつか、ピックアップして見るといいかもしれませんね。
ソファに求める条件例
ソファに求める条件とそれに合ったソファのタイプを挙げるので、ソファ選びの参考にしてみてください。
・清潔に保ちやすいかどうか→カバーリングタイプ
・ソファでごろ寝したい→座面が広い
・疲れにくいソファがほしい→適度なかたさ
・インテリアのアクセントにしたい→目立つカラー
ソファがありすぎて選べないと悩むなら、こだわりのポイントを考えてみると案外絞り込めますよ。
一人暮らしにもおすすめ
ソファは複数人でくつろぐものだから、一人暮らしには必要ないなんてことはありません。生活スタイルの変化に合わせて、一人掛けのソファも増えてきています。仕事で疲れて帰った時に、ふわっとした包み込んでくれるようなソファは癒されます。
頑張りすぎてもう動けないほどの状態でも、床でそのまま寝てしまうより、気持ちよく眠りにもつけます。一人掛けでもゆとりあるサイズならソファベットの機能がついた物も多いので、急な来客時にも重宝します。
おすすめのローバックソファ
SOFA STYLEでは様々なローバックソファをご用意しております。今回は、その中でもおすすめの2商品をご紹介しましょう。
優しい座り心地 天然木アルダー材リクライニングカウチソファ単品
脚が取り外しできるので、床生活でも椅子生活でもどちらの生活様式にも使える便利なコンパクトソファです。キルトステッチで座面と背面はクッション性がよく、座り心地はしっかりとしています。カジュアルに見えて、贅沢なリクライニング機能付きで高ポイントです。ポコポコとした座り心地は、包みこまれる安心感があります。
ちょっと大人の雰囲気が漂う ふかふかフロアカウチソファ
大人すぎない雰囲気が魅力のフロアカウチソファ。素材は合皮でもっちりとした肌触りと、ふかふかのクッションで上質なくつろぎタイムになるでしょう。ひじ掛けにも背もたれにもリクライニング機能がついています。さらにクッションも2個付きなので、コーディネートを楽しめますよ♪上質感、お得感のあるおすすめ商品です。
まとめ
ローソファとローバックの違いを理解して、あなたにぴったりのソファを探してみくださいね。SOFA STYLE magazineではソファに関する様々な情報を紹介しています。そちらも併せて参考にしてみてください。