最近見かけることも増えてきたローソファ。実は、ローソファは日本人と相性の良いソファなんです。日本は欧米などと違い、床に座る文化ですから、床の近くに座る方が寛げる方が少なくありません。でも、自分に合わないソファを買ってしまって「失敗したなぁ。」と思うの方は意外と多いもの。そこで、今回は安くておしゃれなローソファの選び方を紹介していきます。
ローソファとは
自分に合ったいいものを手に入れるために、まずはローソファを知る必要があります。ローソファの座面の高さは？どんな利点があるのか？それを知ってこそ、自分にとってベストなソファを選べるようになるのです。まず最初に、ローソファとはどんなソファなのか、簡単に説明していきますね。
高さは10cmから30cm
ローソファの座面の高さは、だいたい10cmから30cmくらいまでです。30cmというと、大人のふくらはぎくらいの高さです。赤ちゃんがいる家庭や、使っているテーブルが低い場合は座面が低めのタイプを。
ローソファが好きだけど、腰や膝にあまり負担をかけたくない方は、座面が高めのタイプを選んでください。
部屋が広く見える
ローソファは落ち着けるだけでなく、部屋が広く見えるのも大きな利点です。大きくて背が高いソファは意外に圧迫感が出てしまいます。
特にコーナーソファやコーナーカウチソファは、とても大きくて存在感があるので、よほど部屋が広くないかぎりは部屋が狭く感じられてしまいます。しかし、ローソファならば同じコーナーソファでもそれほど圧迫感を感じません。
和室にもおすすめ
ローソファには脚が付いていなくて軽量なものが多いので、和室に置いても畳を傷つけません。
また、床に座ることを前提にデザインされた和室には、低めのデザインがマッチします。ベーシックな色合いはもちろん、緑色や落ち着いた赤色のソファもおすすめです。
ローソファの種類
普通のソファに色々な形状があるように、ローソファにも多彩な形状があります。どんなソファがあり、どんな特徴があるのか知っておきましょう。
1人用ローソファ
1人用ローソファには座面が低い座椅子のようなタイプから、座面の高さが30cmくらいあるタイプまで様々。1人用のローソファは軽量な場合が多く、背もたれが高いとデザインによっては後ろへひっくり返りやすいのに注意してください。
背もたれを壁に付ければ倒れる心配がなく、背もたれの高さによる部屋の圧迫感も抑えられます。
ローカウチソファ
2人から3人が座れるローカウチソファは、ローソファの中で最も一般的なタイプです。広々と使えて、ゆったりと寝転べます。コンパクトなサイズから大きめサイズまで揃っていて、とても選びがいがあります。
実は、L字型のコーナーソファを検討している方にもおすすめ！コーナー部分がない方が、人が通るのに便利な場合もあります。同じローカウチソファを2つ購入して、L字型に配置するのもありですよ。
L字型ローソファ
みんなの憧れL字型のソファは、広い部屋でないと置けないと思われがちですが、ローソファなら無理なく置くことができます。必要な動線を確保しつつ、部屋が狭く見えないのが嬉しいポイントです。
背もたれも低めのローソファを選ぶと、より部屋を広く見せることができます。部分的にハイバックになっているなら、背もたれが高い部分を壁に付けると、視界が遮られないので圧迫感を軽減できておすすめです。
ローソファ選びの失敗の原因
さて、そろそろソファの選び方を、と言いたいところですが、その前にソファ選びの失敗例を紹介します。成功例よりも失敗例の方が、意外と参考になるものです。
ソファが大きすぎた
広い店舗や、インターネットの写真で見ると、そんなに大きいと感じなかったソファも、実際部屋に置いてみると以外に大きかったというのはよくある話です。
確かにローソファは圧迫感が少ないですが、最低限の動線は確保しなければなりません。ローソファは背もたれも低いから通る時はまたげば良い、なんて考えでソファを置くとソファが邪魔な存在になってしまいます。
座り心地がいまいちだった
安物のローソファは、木製の木枠やスチールパイプの枠と、安いウレタンのみの構造だったりします。1年も使うと中身のウレタンがヘタって、座るとパイプが腰に当たってしまうような事態にも。座面のウレタンが薄すぎて底つき感が気になる場合もあります。
座面のサイズも確認しましょう。日本人は床に座るのが好きなため、ローソファの上で胡坐をかいたり。体育座りをしたい傾向があります。そういう場合は座面の広いソファがおすすめです。
ソファが部屋に合わなかった
ソファとインテリアのテイストを合わせる事も重要ですが、ローソファを置く部屋の家具の高さにも注目してみてください。特に高さのあるソファから、ローソファに買い替える場合は要注意です。
テレビボードや棚などの高さとソファの高さが合っていないと、テレビが見づらい上に何となくバランスの悪い部屋になってしまいます。
ローソファの選び方
失敗例を知ったら、気をつけなければいけない部分が見えてきたのではないでしょうか。それではローソファの選び方を解説します。
部屋の動線を確認する
人が通るスペースが60cm以上とれるサイズのソファを選びましょう。家族一人一人の行動パターンを確認するのも忘れずに。ソファのせいで遠回りするような配置は問題があります。ソファとテーブルの間を通り道にするのもNGです。家族みんなが動きやすい場所におけるソファを選んでくださいね。
ソファの構造に注目する
ソファを選ぶときは必ず構造を確認しましょう。中材の説明が無いソファはあまりおすすめできません。種類の異なるウレタンを重ねてあったり、場所によって中材の素材を変えてあるソファは、きちんと座り心地が考えられているのでおすすめです。
ソファのクッション構造はコイルスプリングが一番丈夫と言われていますが、Sバネとウェービングベルトを組み合わせて使われているソファなども良いですよ。
インテリアに使われている色や家具の高さを確認する
ソファは部屋の中で、大きな面積を占める場合が多いので、部屋のテイストと違うソファを置くと一気に部屋の雰囲気が変わってしまいます。部屋の雰囲気にソファが合うのか分からない時は、床やラグ、カーテンの色と合わせると良いですよ。または、壁の色に近い色もおすすめ。壁と同化して部屋が広く感じられます。
ローソファを使うなら周囲の家具も低めで揃えるのがポイントです。テレビの高さは、画面の中央が目線よりも少し下にくるくらいを目安にしましょう。自然にしている時の人の視線は少し下を向いているので、テレビは見下ろすくらいが楽に見られます。
まとめ
ローソファの中にも座面が低めのタイプと高めのタイプがあり、背もたれの高さもそれぞれ違います。部屋が広く見えるというメリットがありますが、最低限のスペース確保も忘れずに選んでくださいね。ソファの構造、色、他の家具の高さとのバランスに気を付ければ、安いソファでも失敗しません。最後に安くておしゃれで、座り心地抜群のローソファを5つ紹介します。ソファ購入の際の参考にしてください。
おすすめの商品
ソファスタイルでは、おしゃれでローコスト、そして使い勝手の良いローソファを多数用意しています。気になるサイズも詳細に掲載されていますし、中材も公開しています。お気に入りの1台を見つけて、ぜひあなたのお家にも取り入れてみてください。
コンパクトサイズで心地良く 5段階リクライニングカウチソファ 1人掛け
こちらの一人掛けソファは、脚をつけると座面の高さが32.5cm、脚を外すと19cmです。脚を付ければ座りやすく立ちやすく、脚を外せばこたつとの相性が抜群です。背もたれとひじ掛けにはリクライニング機能がついています。ひじ掛けを水平まで倒せば、サイドテーブルとしても使えるんですよ。丁寧に作られた日本製のソファ。ポケットコイルを採用した上質な座り心地を、ぜひあなたも味わってみてください。
お好みの形にアレンジ自在 ゆったり寛げる ジャンボカウチソファ
こちらは、座面が低めのふかふかローソファです。背もたれとひじ掛け部分がリクライニングするので、好きな姿勢で広々と座れます。カバーの素材は布ですが、撥水加工がしてあるので汚れにくいのもポイントです。ホワイトのソファにかぎりレザー風生地(撥水加工なし)を使っています。少し大人っぽい雰囲気を楽しめますね。同色のクッションが2つ付いているので、枕として、抱きクッションとして、お使いください。
足まで寛ぐ贅沢スタイル フロアタイプコーナーカウチソファ スエード素材・右コーナータイプ
写真で見ただけでもふわふわとやわらかそうで、思わず触りたくなってしまうローソファです。こちらは右コーナータイプですが、もちろん左コーナータイプもご用意しています。カバーはマイクロスエード素材です。一見水分が染み込みやすそうですが、撥水加工をしてあるのでちょっと飲み物をこぼしたくらいならさっと拭けば元通りです。内部はチップウレタンとウレタンフォームのダブル構造。抜群の座り心地と、耐久性に配慮したローソファです。
もっと快適に こたつもソファも高さ調節リビングダイニング ソファ2人掛け
こちらのソファには脚が2種類あり、短い脚を使えば座面の高さは約24cm、長い脚を使った場合の座面の高さは40cmです。セットにできるこたつヒーター搭載のテーブルは、ソファの高さに合わせて高さを変えられます。座面には、耐久性があり確かな座り心地が保証されるポケットコイルを使用。同じシリーズで1人掛けのソファ、コーナーソファ、ベンチがあるので、自分の部屋に合ったレイアウトをお楽しみいただけます。
信頼の日本製で安心安全 フロアコーナーソファ 2人掛け
こちらのローソファは、座面も背もたれも低めの、安全性の高いソファです。子どもが頭などをぶつけて怪我をしないように、中材はオールウレタン性。2種類のウレタンが使われています。さらに低ホルムアルデヒドの部材を使用しているので、小さなお子さまがいるご家庭でも安心です。素材の布部分はひっかき傷にも強い生地で作られており、合皮部分は汚れや水分をはじきます。背もたれが低いので、背もたれを枕替わりにしてお休みいただくことも可能です♪
