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少ない予算でこだわりたい!低価格ソファの選び方とおすすめ商品5選

ソファは生活に絶対必要な家具ではないため、予算の優先順位が低くなってしまうこともあるのではないでしょうか。でもソファがあるだけで生活の満足度やお部屋のオシャレ度はぐんとアップします。そこで今回は、安くてオシャレなソファを購入するためのポイントと、ソファスタイルおすすめの商品をご紹介します。

低価格ソファと高級ソファの違い

安くてオシャレなソファと言ってもその価格帯はさまざま。まずはどの程度の予算を組むかを決めなくてはいけません。そこでソファを選ぶ前に、「安いソファ」とはどんなものなのかを知っておきましょう。その上でどのグレードのソファを購入したいかを決めると、予算を決めやすくなります。

素材の違い

木材・張地・クッション・コイルなど、ソファはさまざまな部品と素材で構成されています。安いソファと高級ソファではこの一つ一つの品質が全て違ってきます。

木材の質

高級ソファの場合、多くが天然木を使用しており、耐久性や見た目の美しさが特徴です。安いソファの場合は集成材などを使用しており、人工的に加工された木材を使用しています。

ただし、10年程度使用する分には集成材でも耐久性にほとんど問題はありません。

張地の質

張地は見た目の美しさだけでなく、ソファの座り心地にも大きく影響します。生地の厚みや丈夫さ、伸縮性・弾力性などのバランスも重要です。上質なカバー生地は、複数の性質を持つ糸で構成された織物などを使用しています。

これらは見た目の美しさにも大きく影響するため、オシャレなソファを購入する上で大切なポイントです。

耐久性

素材の違いによりその耐久性も大きく変わります。しかし高級素材であれば耐久性も必ず高いかというと、そうとも限りません。水濡れに弱いものや、繊細な手触りが損なわれやすい高級素材も多く存在します。高級ソファでは張地を汚れから守るための撥水加工処理や、耐水性に優れた生地を使用しており、長く品質を保つための加工が丁寧に施されています。

また、土台やバネなどの構造材、クッション材などに至っては素材の値段が高いほど耐性が高いと考えてよいでしょう。

縫製や見た目の美しさ

アウトレット商品などでは縫製のほつれなどが見られる商品もあります。これは耐久性の低下に繋がるため、しっかりと確認しておきたいポイント。

あまりに安いソファの場合は、大量生産のため、縫製の乱れや、張地のゆるみなどが発生している可能性があります。構造部や内部までを確認することが難しいソファなどは、外見がいかに美しく仕上げられているかも重要なチェックポイントです。

安くて良いソファを選ぶポイント

低価格とは言え失敗はしたくないもの。しかしネット購入などで写真で見ただけのオシャレさや口コミに騙されて、粗悪品を購入してしまうなどの事例も少なくありません。購入する前に、以下のポイントをしっかりおさえておきましょう。

低予算でも品質にこだわる

安いソファで失敗しないために重要なポイントは、品質にこだわることです。木材・張地・クッション・コイルなどの素材のグレードの他、座り心地や弾力性などの使用感にも納得がいくソファをいくつかピックアップしましょう。

その中で比較的低価格であるものを選ぶことで、いわゆる安物買いの失敗を回避することができます。オシャレなソファを購入したい場合はどうしても見た目やデザインに注目しがちですが、劣化が早いとオシャレ度も早々に下がってしまうので要注意です。

低価格の理由を知っておく

「安いものには理由がある」と言いますが、家具の場合は大量生産や素材のコスト削減などにより低価格を実現しています。安いソファで集成材を多く使用しているのも、大量生産に適しているからです。

ソファの大部分を占める布地やクッション材のグレードを、低価格のものにすることで材料のコストを抑えています。低価格にこだわる場合、高級ソファよりも全体的な仕上がりが劣っているということは理解しておきましょう。

メンテナンス費用などのコストも考慮しよう

購入時の初期費用だけでなく、メンテナンスなどにかかるランニングコストも考慮しなくてはいけません。使い潰す前提で安いものを購入する場合は、廃棄費用なども含めたトータルコストが、ソファ1台ににかかる実際の費用となります。

クリーニングや張替え、買い替え等のコスト

ソファは、ベッドや棚などと違い、常にリビングなど家の中心にあるので、汚れが日常的に発生するもの。そのため、汚れ対策は必須です。

高級ソファの場合は、カバーを外して洗えるようになっているものも多いですが、低価格ソファではそうした丁寧なつくりになっているものは少なめです。簡単に汚れを防止する方法で、ソファカバーを使うなどの方法がありますが、別途購入する必要があります。また自力で落とせない汚れは専門業者によるクリーニング等が必要です。

不要になった場合の廃棄費用や手間

ソファの廃棄方法は粗大ごみ、回収業者、リサイクルショップやネットオークションなどの中古品販売などがあります。粗大ごみの場合は廃棄費用が1~2千円程度。ソファの状態によっては売り物になる場合もありますが、いずれにしても自分で回収場所までの運搬や処理手続きをしなければなりません。

2階以上の部屋で使用していた場合や、アパートなどで玄関が狭い場合などでは、持ち出しに苦労することも。こうした廃棄費用や廃棄の手間まで含めたものが、ソファ1台のトータルコストとなるのです。

中古のソファ購入で気を付けたいこと

安くソファを手に入れる手段の一つに中古販売があります。中古品家具の専門店などは、クリーニングや滅菌処理などを行ったり、カバーの張替えなどの修理をして販売するのが基本。これらは手間や費用がかかるため、ある程度高価なソファに対して行われるものです。グレードの高いソファを安く買いたい人におすすめです。

一方、ネットオークションなど個人で販売している中古品は、修理や滅菌処理などが行われていない可能性が高いです。ソファは張地の下に複数のクッション材やバネが組み合わせられており、専門業者でないと、なかなか細やかなクリーニングは行えません。個人売買の中古品は、クリーニングが行われているか、どんなクリーニングを施したかを確認してから購入するようにしましょう。

まとめ

ソファは基本的に安いものではないですが、とにかく予算重視!という人も多いですよね。数年程度の使用であれば、よほどの粗悪品でない限り1~2万円台のソファで十分に使えます。ただし、コストパフォーマンスや満足感も重視したいのであれば、予算は3万円程度みておくのがおすすめ。1~2人掛けのソファなら十分な品質を見込める価格帯です。廃棄や買い替えの手間が面倒、という人は特にこの辺りを最安値とするのが良いでしょう。

さらに、長く使えた方が結果的にお得になるので、汚れが目立ちにくい色や素材を選ぶことも大切です。品質も価格も自分が納得できるソファを選び、自分がくつろげる癒し空間をつくってみてくださいね。

おすすめの商品

低価格ソファでもサイズやデザインはさまざま。今回はカラーバリエーションが豊富な製品や、低価格ながらもデザインや素材にこだわった、安くてオシャレなソファを5つ紹介します。

ふかふかクッションが心地いい ゆったりソファ 幅120cm

低価格でありながら幅120㎝のゆったりサイズ。張地の撥水加工やリクライニング機能なども備えており、ボリューム感のあるふかふかの座り心地でのびのびとくつろぐ事ができるソファです。フロアソファなので圧迫感が少なく、単身者や狭い部屋にもおすすめ。カラーも豊富で、インテリアや好みに合わせやすいのが特徴です。

抜け出せない心地よさ ビーズクッション (XXLサイズ)

持ち運びがしやすく、用途や場所によって使い方を自由に変えられるのがビーズクッションのメリット。お部屋のスペースにあまり余裕がないけれどソファを使いたい人にはこうした大型クッションもおすすめです。使わないときにはすぐに移動させられる手軽さが魅力。ビーズクッションは包み込まれるような座り心地がクセになるので、爆発的な人気商品となっています。

優しい座り心地 天然木アルダー材リクライニングカウチソファ単品

こちらのソファは脚の取り外しが可能で、お部屋やテーブルに合わせて好きな高さを変えることができます。背もたれにもボリューム感たっぷりのクッションを使用し優しい座り心地となっています。張地は暖かい自然色で、ナチュラル系や北欧系のインテリアにもピッタリ。シンプルなデザインとカラーが使いやすいアイテムです。

飽きのこないシンプルデザイン ヴィンテージソファ 1人掛けタイプ

低価格でもオシャレにこだわりたい人にはヴィンテージソファがおすすめ。1人掛けサイズなら比較的安く購入でき、高級感やソファへのこだわりも感じられます。革製品が多いヴィンテージソファですが、こちらのソファはポリエステル生地のみを使用。レトロなインテリアに憧れるけど革製品が苦手…という方にもおすすめです。

コンパクトサイズで心地良く 5段階リクライニングカウチソファ 1人掛け

コンパクトにも、リクライニングして広くも使える1人用カウチソファ。座面にはポケットコイルを使用しており、体重をしっかり分散させながら支えてくれます。コイルをウレタンフォームで挟んだ多重構造により、やや硬めの弾力となり、日本人に好まれやすい座り心地を生み出しています。硬めのソファは使い勝手が非常によく、リビングだけでなくダイニングや書斎など幅広く合わせる事ができます。

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