ソファ・インテリア情報のソファスタイルマガジン

待ち時間があり身体の弱い方が来訪する医療系や福祉施設。ソファが必須となる施設と言えます。待合室ソファを選ぶ際は、より実用面を考慮することが重要です。

様々な年代層の方や、体調が優れない方、足腰の弱い方はもちろん、付き添いの方も利用されるので、余裕を持った席数が必要となります。

入口のちょっとしたスペースを活用し、待合としているお店も多いでしょう。席を置けるスペースは限られているので、お客様が立った状態で待つことも考えられます。

そういったことを踏まえると、大型のソファは不向きです。主張しすぎずコンパクトなソファを選ぶのがおすすめですよ♪

美容系やリラクゼーション施設は、個々の世界観やイメージが大切ですよね。お店の雰囲気を作るインテリア。ソファひとつ取っても重要です。

また、施術前にカウンセリングをするお店も多いですよね。そういった場合はソファがあると便利です。ソファデザインは、ゆったりした気分に浸れるようなリゾート系や、ラグジュアリー系のタイプが◎。

オフィスや事務所にも必須な待合ソファ。待ち時間が短い場合も多いですが、打ち合わせなどで長時間座っても疲れにくいソファが向いています。テーブルとセットで置くことができるソファもおすすめです。

また、エントランスや受付付近に配置することを踏まえると、事務所の顔として目を惹くソファ。事務所のイメージに影響するので、デザインも妥協しないのが基本です。

様々な施設での利用が期待できるホワイト系。ホワイト系は、清潔感や信頼感を人に与えることができます。ホワイト系には、真っ白な純白から、白に色味が入ったオフホワイトと表記されるものまで様々。純白を選択すれば、クリアで清々しい印象に。オフホワイトを選択すれば、目に優しいソフトな印象を作れます。

美意識の高いエステや美容院、審美歯科などでは純白、医療系施設やリラクゼーション施設にはオフホワイトを取り入れると素敵です。

癒し効果があるグリーンや、落ち着きをもたらすブルー。医療系施設やリラクゼーション施設に適しています。待っている方の不安を落ち着かせる効果も期待できます。

一方、自然の食材にはないブルーは、食欲を低下させる効果も。そのため、飲食店にはあまり向いていない色です。

自然界にも溢れているカラーであるブラウンやベージュ。安定感や温もりをプラスできる色です。ブラウン系ソファは、空間にさりげなく馴染みます。老若男女問わず自然に受け入れられるカラーなので、福祉施設にも最適です。食べ物のイメージと近いブラウン系は、飲食店にも大変おすすめですよ！

地味なイメージもあるブラウン系ですが、素材やソファのデザインの選び方次第では、落ち着きを伴ったラグジュアリーな雰囲気を作ることも可能です。美容系施設の方もチェックしてみてはいかがでしょうか。

華やかな印象のピンクは女性的なイメージを作ってくれます。女性が利用するレディースクリニックやエステサロンにおすすめです。

ただし、インパクトのある派手なピンクをソファに使ってしまうと、品がなく落ち着きがなくなります。淡く優しげなピンクカラーは空間にも違和感なく取り入れやすく、心地良く過ごしてもらえますよ。

高級なイメージでスタイリッシュなブラック。モダンな印象は、美容系施設のイメージにも良く合いますね。

また、ブラック系はフォーマルな印象もあるので、オフィス事務所にもおすすめです。ただし、ブラック系は圧迫感が出やすいのが特徴。狭い空間への配置には注意が必要です。

立ち座りがストレスなくできるソファは理想です。特に高齢の方が利用する待合室ソファは、こういった点が重要。座面が低すぎてしまうソファは、立ち上がるときに足腰に負荷がかかりやすくなります。逆にソファの座面が高すぎても、足が床につかず立ち上がりにくくなります。

立ち上がりやすさを考慮すると、38㎝程の座面高のものがおすすめです。

座り心地は、待合室で快適に過ごして頂くために譲れないポイント。座り心地が悪いソファだと、待ち時間がとても長く感じてしまいますよね。適度な硬さの座面ソファは疲れにくいので、待合室に向いていますよ。

座ると座面が沈み込んでしまう程の柔らかいソファは、長時間座るには適していません。柔らかいソファは、腰痛持ちの方にも良くありません。待合室ソファには、柔らかいソファは避けたほうがベターですね。

待合室ソファはシンプルが一番！場合によっては、車椅子やベビーカーも考慮した通路の確保が重要です。装飾が少なく、場所を取らないデザインが理想ですね。

ただし、美容系施設や飲食店、おしゃれなオフィス事務所であれば、施設に合った雰囲気の個性あるソファを置いても素敵です♪ソファも施設の顔として活用してみてはいかがでしょうか。

どういったスペースにソファを置くかにより、選びたいソファデザインは異なりますよね。ソファのサイズについては、横幅はもちろん、奥行も注意したいポイントです。

ソファ前を通路として使うのであれば、余裕を持って置けるデザインを選びたい所です。ゆとりがある待合室であれば、円型のソファなどもユニークでおしゃれ♪ソファのデザインについては次の章で触れていきますね。

ベーシックなI字型。待合室で、最も利用されているデザインでしょう。限られたスペースでも置け、人数にも対応できるのが魅力的。複数を横に並べることはもちろん、L字型やコの字型などと配置に応用が効くという強味もあります。

背もたれなしのソファは、更に省スペースになりますよ。少ない待ち時間の施設では、背もたれなしも検討してみてくださいね♪

一人掛け型は、対応する人数が少ない施設向きと言えるでしょう。軽い打ち合わせをしたいオフィス事務所や、ヒヤリングが必要な美容系施設にもおすすめ。一人掛け型を複数並べて使用するのも◎。

テーブルを挟んで、一人掛けソファが向き合うように配置してみましょう。

スペースがある待合室におすすめな円型。座っている人同士が向き合うことがないので、利用者のストレスが軽減されます。円型は、I字型にはない穏やかな表情を作ってくれます。I字型と併せて配置すると空間に動きが出ます。