人をダメにすると言われることもあるビーズソファ。その居心地の良さは、ずっと座っていたくなるほどです。今回はビーズソファの選び方や使う際の注意点などをご紹介します。様々な形や特徴あるビーズソファの中で、どれが自分向きかを考えてみましょう。
ビーズソファってどんな製品?
まずはビーズソファの特徴からご紹介します。
人をダメにするソファ
ビーズソファが人をダメにするとまで言われる感触の秘密は、中のビーズにあります。利用者の体型や姿勢に合わせて中のビーズが移動、ちょうどよい位置でビーズソファの形が決まるため、不快感なく座れる仕組みです。
ほかのソファや椅子で座りにくいと感じた時、人間の方が姿勢を整えなければいけません。ソファの方が調整してくれる上に電気代なども不要となれば、ずっと使いたくなるのも納得です。
椅子よりクッションタイプが多い
形状が自由自在のビーズソファは、名称としてビーズクッションと呼ばれることもあります。ソファと名称がついていても、一般的なソファの形を取らないタイプも多いです。
中のビーズによる座り心地の良さは共通しているので、チェックしたい時はビーズクッションの名前でも探してみましょう。
ビーズソファによって形やサイズは様々
ビーズソファはソファの形をしていないことも多いとしましたが、製品としての形状にはいくつか種類があります。大きく分けるとスツールのような直方体のスクエア、コーンのような錐体、球形などが代表的です。
それぞれの種類の中にもさらに細長いタイプやビッグサイズ、ミニサイズなどが存在。ビッグサイズならカウチやソファベッド代わりに、ミニサイズはクッションや枕としても役立ちます。
自分に合うビーズソファを選ぶコツ
ビーズソファを購入する際は、見た目の大きさや形以外のポイントにも注目しましょう。
ビーズの細かさでも使いやすさは変わる
まずは中身のビーズのサイズです。実は人をダメにするレベルのフィット感は、ビーズがより細かいソファほどアップ。確かに細かい粒の方が、人とソファとの間を隙間なく埋められそうですよね。
反対に粒が大きいビーズは、乗った人をしっかり受け止めてくれる弾力性があります。椅子代わりなど、姿勢は真っすぐしっかり座りたいならおすすめです。
長期的に使うならビーズの追加が可能な製品を
ビーズの補充ができるかも重要です。クッションはずっと使っていると、買った時に比べてボリュームが少なくなってしまったり、弾力が無くなってしまうことがあります。ビーズソファも同様で、使い続けていると中のビーズはへたりやすくなります。
買い替えれば済む話ですが、愛着があるソファだと手放すのも惜しいもの。最初からビーズを追加できるタイプなら、見た目はそのままでずっと使い続けることができます。
カバーの材質や機能もチェック
中身とは逆に、ビーズソファ外側の機能性も見ておきましょう。座った時の感触で選ぶなら、もちもちタイプのポリウレタン、大きめビーズのような弾力性重視でデニム素材などが代表的です。
また飲食をしながら使う場合や、小さいお子さん用のソファを探しているなら、カバーの取り外し及び洗濯の可否も確認するとお手入れが楽ですよ。
ビーズソファの使い方
ソファは座面に座るだけじゃないの?と思うかもしれませんが、身体にフィットしやすいビーズソファは、成形次第で様々な使い方ができます。
背もたれは作ることも可能
座面しかないように見えるスクエアや球体タイプのビーズソファであっても、背もたれを作ることができます。ビーズソファは普通に座るだけでも座った部分が沈みこみ、反対に残りの部分が盛り上がります。
同じように一部を凹ませれば、相対的に背もたれにしたい部分を高くすることが可能。全体の布面積は決まっていますが、座面部分を狭くすれば、ハイバックのほうに背もたれを大きくすることもできます。
成形次第でリクライニングソファに早変わり
背もたれの傾斜も、ある程度は意図的に決められます。ポイントはビーズソファの形。完全な球や立方体のソファを除き、長い面を立てて座れば急傾斜、横に寝かせればゆるい傾斜の椅子として使えます。
ただ寄りかかると多少は崩れてしまうので、急傾斜が好みの方はしっかりした背もたれのソファの方が向いているかもしれません。あるいはデニム地など硬めのカバーを選び、中のビーズを移動させにくくするのも手です。
処分時はビーズの飛び散りに注意
快適に過ごせるビーズソファですが、もし破棄する場合はその捨て方に注意しなくてはいけません。ビーズソファはサイズによっては可燃ごみとして出せることもありますが、むき出しで放置してしまうと、ゴミ収集車が回収した際に破裂して中のビーズが飛び散ってしまうんです。
特に問題なのは、細かいビーズが静電気で服やら地面やらあちこちにくっついてしまい、なかなか取れないこと。回収に来た方にも迷惑となってしまいます。
ゴミ捨てのルールを守ることに加え、飛び散らないよう袋に入れて出したり、予めゴミ袋などに中のビーズを開け、カバーと分けて出すなど工夫をしましょう。
【まとめ】ビーズソファでリラックスタイムを過ごそう♪
人をダメにするビーズソファは、中身のビーズの自在な動きによって快適性を生み出しています。クッション型であっても背もたれを作ることが可能なほどです。しかし小さすぎるビーズは、破棄する際に工夫が必要です。自分だけでなく周囲の方にとっても快適な使い方を意識しつつ、ビーズソファの感触を楽しんでください。
おすすめのビーズソファをご紹介
ではここから、特におすすめのビーズソファをご紹介します。購入を検討している方はもちろん、初めてビーズソファを知ったという方も、利用中のイメージが掴めるのでぜひご覧ください。
耐久性が高く安心の日本製 背もたれ付き 三角ビーズクッション 1人掛け
雫の形を模したビーズソファです。雫の先端部分が何もしなくても背もたれになっているので、わざわざ作るのが面倒という方におすすめ。もちろん座面を凹ませればその分背もたれは盛り上がるので、好みの高さや角度も作れます。最大でも80cm未満のサイズと、1kgほどの重さでコンパクト。女性でも持ち運びやすいですし、ワンルームなどスペースが限られている時にも重宝します。
持ち運びラクラクな取っ手付き ポケット付き背もたれビーズクッション
ピラミッド型のビーズソファですが、最大の特徴は取っ手とポケットがあること。取っ手はピラミッドの頂点に位置し、手を引っ掻ければぶら下げて持ち運ぶことも可能です。ポケットは底辺側にあるので、スマホや家電のリモコンなどを入れて置くのにぴったり。わざわざテーブルを用意したり、置き場まで取りに行く手間が省けます。
抜け出せない心地よさ ビーズクッション (XXLサイズ)
こちらのビーズソファは125cmとワイドサイズ。子供はもちろん、大人でもちょっと横になれるのでお昼寝タイムにおすすめです。座るだけなら2人用にもでき、家族と利用したり来客用クッションとしても◎。また縦にして使えば高さのあるスツールに早変わり。座面を浅く取れば背もたれも作れます。収納時も立ててしまえば、70cmほどのスペースで足りますよ。
離れられない座り心地 日本製キューブ型ビーズクッション (XLサイズ)
スクエアタイプのビーズソファです。上下で2種類の異なる生地を使っており、どちらを上にして座るかで、スツールとソファの2WAYが楽しめます。生地ごとに色が若干異なるのもオシャレ。リラックス用だけでなく、リモートワークなどしっかり座っておきたい時にも活躍してくれます。カバーは取り外して洗濯可能なため、うっかり汚してしまっても安心です。
2通りの座り心地が楽しめる 四角型ビーズクッション
女の子らしい可愛いビーズクッションをお探しの方にイチオシなのが、こちらのビーズクッション。ダイヤモンドステッチのパステルカラー生地がとってもおしゃれ♪無地の伸縮生地部分に座ると沈み込みすぎずスツール感覚で使え、ダイヤ柄生地部分に座れば優しく包み込まれるようなゆったりとした座り心地をお楽しみいただけます。ブルー、グレー、ホワイト、ピンクの全4色展開です。