食事やくつろぎのスペースは、王道を選ぶと違和感がないものの遊び心が少なくなりがちです。スペースを有効活用していつもとは違ったインテリアを楽しむなら、カウンターとソファやチェアを組み合わせたコーディネートがおすすめです。
今回は、カウンタースタイルの取り入れ方やおしゃれな実例をご紹介します。素敵なカウンタースペース作りの参考にしてください。
省スペースのカウンタースタイル
まず、省スペースのカウンタースタイルの特徴をご紹介します。
対面と比較して省スペース
カウンタースタイルは、対面にテーブルと椅子を配置するよりも省スペースで済みます。対面だと椅子があるそれぞれのスペースにゆとりが必要です。
それに対してカウンタースタイルは片方で良いので、壁際やカウンターキッチンなどに設置させてコンパクトにすることができます。リビングダイニングのスペースに制限を感じる場合や、隣り合わせの温かな雰囲気が好きな場合におすすめです。
リーズナブルに家具を揃えられる
家の中にカウンタースタイルを取り入れると、リーズナブルに家具を揃えることができます。カウンタースタイルに使えるテーブルは、一般的なダイニングテーブルと比べるとスリムでコンパクトです。
同じような素材を使っていても材料が少なくて済むので、費用を抑えることができます。
使い方いろいろ
カウンタースタイルのコーディネートは、ダイニングだけではありません。ミニ書斎やリビングなど、使う人に合った取り入れ方が可能です。
カウンターテーブルは壁際や広いスペースなど、大きな窓や出入り口付近でなければ比較的どこにでも置くことができます。やりたいことに合ったスペースに机と椅子を置くだけで簡単にカウンタースタイルのコーディネートになります。
スツールやチェアで♪おしゃれなカウンターの実例5選
ここからは、カウンターにスツールやチェアを合わせたおしゃれな実例をご紹介します。
ホワイトを基調とした清潔感のあるキッチンにカウンターを設け、ナチュラルなスツールを合わせた実例です。
背もたれのないスツールは、場所を取らないため省スペースです。
こちらも、ナチュラル&おしゃれなカウンタースペースです。木製のスツールを選ぶと、あたたかみのある空間を演出できますね。
かっこいいカウンタースペースを目指すなら、こういったレザー×スチールのスツールを合わせると◎です。
大理石の天板も相まって、都会的で洗練された雰囲気を醸し出しています。
背もたれのあるチェアタイプは、座り心地の良さが魅力。ゆったりと会話を楽しみながら、食事や飲み物を楽しめます。
クラフト感のあるチェアが、自然の温もりを感じさせますね。
備え付けのカウンターがない場合、ソファにカウンターがついた「カウンターソファ」を取り入れるのも一つの手です。
ソファとカウンターが一緒になっていて、とても便利ですね♪
おすすめのカウンターコーディネート
次に、おすすめのカウンターコーディネートをご紹介します。
壁にカウンターを設置
オーソドックスなカウンターコーディネートといえば、壁にカウンターテーブルを設置する方法です。奥行きが少なめのテーブルを置いたり、もし可能であればカウンターテーブルになる棚板をDIYして設置したりすると良いでしょう。
賃貸物件や今後レイアウト変更をする可能性がある持ち家の場合は、テーブルが壁紙に直接つくと跡が残ってしまうことも。壁とテーブルが設置する面にクッション材を入れるようにしましょう。
オープンキッチンの台をカウンターに
一時的にカウンタースタイルを楽しみたい場合や自宅で食事することが少ない人には、オープンキッチンの台をカウンターとして使うのがおすすめです。
テーブルを購入する必要がなくてリーズナブルですし、普段はダイニングテーブルを使いつつ気分に応じてカウンターにしておうちバーやおうちカフェを楽しむことができます。キッチンカウンターと椅子の高さが合わない場合は、座面の位置を上げてくれるクッションがあると便利です。
移動可能なカウンターテーブルで自由にレイアウト
移動可能なカウンターテーブルがあれば、好きなスタイルでカウンターコーディネートを楽しめます。脚にキャスターがついているものや軽量設計のもの、折りたたみ可能なテーブルは移動させるのが簡単です。
お天気の良い日は窓を向いて座れるようにしたり、趣味に集中したいときはしている壁向きにしたりとレイアウトを自由にできます。
カウンターと相性が良い家具の種類
続いて、カウンターと相性が良い家具の種類をご紹介します。
チェア
幅を取らず、シンプルにまとめるならチェアがおすすめです。ナチュラルインテリアや北欧インテリアなどにはウッドフレームのチェアがあると柔らかい雰囲気になります。
座面にクッションが付いているかはどちらでも良いですが、長時間座るならある程度の厚みと弾力があるクッションがあると快適です。チェアの種類によっては脚に傷防止のフェルトが付いていない場合もあるので、使う前にチェックしましょう。
スツール
見た目をシンプルにまとめるならスツールがおすすめです。スツールとは背もたれや肘掛けが付いていない椅子のことで、チェアやソファのような圧迫感が少ないのが特徴。素材はファブリックと木脚を組み合わせたものや、メタル素材で作られたものなどがあります。
折りたたみ式のスツールは、ときどきカウンタースタイルを楽しみたい人にぴったりです。普段使いの時は小物置きにするのも良いでしょう。
座椅子
カウンターと聞くとバーカウンターやカフェのカウンター席を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、座椅子を用いたフロアスタイルのカウンターコーディネートもおすすめです。
壁際にスクエアのローテーブルと座椅子を置けば、ミニ書斎の感覚でくつろげます。一般的なカウンターコーディネートと比べると低めなので、部屋が広く見えるのも魅力的です。
カウンターと合わせたいおすすめのスツール&チェア
カウンターと合わせたいおすすめのスツールとチェアをご紹介します。
親子の時間に 子供の高さに合わせたリビング学習ダイニング チェア
省スペースで置ける、コンパクトなダイニングチェアです。チェアといえば、立ち座りするときにきなる木脚と床とのすれ。いつのまにかフローリングが傷んでしまっていることも少なくありません。こちらのチェアは座ったまま向きを変えることができるので、チェアを後ろに引かずに立ち座りすることができます。また、背もたれに丸みがあり、もたれかかるとフィット感があります。また、座面のクッションも程よい弾力があり、生地は心地良い肌触りです。座面の高さが43cmと低めなので、組み合わせるテーブルの高さは60~70cmぐらいがおすすめです。
心地いいくつろぎ空間 まるみに包み込まれる北欧デザインチェア (ファブリック)
丸みを帯びたフォルムが可愛らしい北欧デザインチェアです。座面や背もたれ、肘掛け、木脚に至るまで全ての角を削ったかわいらしさと上品さを兼ね備えたデザインになっています。チェア全体をクッションで包んでいるため、もたれかかると優しく包み込まれているような気分になります。また、座面のクッションもふっくらとしていて長時間座っても疲れにくくなっています。カラーはブルー、グレー、ブラウンの3色からお選びいただけます。
優しい天然木の風合いが楽しめる スタッキング機能付き スツール
カウンターに合わせるスツールとしてだけでなく、シチュエーションに応じて様々な使い方ができるスツールです。座面と木脚というシンプルなデザインで、幅広いインテリアに合わせることができます。また、背もたれや肘掛けがついていないので、収納場所に困りません。椅子として使うことができるだけでなく、玄関に置いて小物を置くのに使うことも可能です。使わないときは重ねてコンパクトに収納できるので便利です。
洗練されたカフェスタイル アームが選べるヴィンテージデザインスチールチェア
大人な空間にぴったりのヴィンテージデザインスチールチェアです。ヴィンテージインテリアやブルックリンスタイルのインテリアなど、大人かっこいいインテリアとの相性が良いのが特徴です。座面と背もたれにはブラウンカラーのソフトレザーが採用されていて、黒いスチールアームと相まって洗練されたデザインになっています。また、肘掛けの有無が選べるようになっているのもうれしいポイント。肘掛けにはツヤのある天然木ピーチのパーツを使用していて、上質な印象にしてくれます。
わがままに好きな姿勢でくつろぐ 14段階リクライニング座椅子
フロアスタイルのカウンターコーディネートを楽しみたい人におすすめしたいのが、リクライニング座椅子です。背もたれの他に頭、脚、膝の4か所に14段階リクライニング機能がついていて、シチュエーションに合わせて寛ぎ方を変えられます。座面はもこもことした座り心地で、柔らかい触り心地のウレタンが体をまるごとしっかり受け止めてくれて快適です。また、ひと休みしたいときにはフルフラットにしてお昼寝スペースにもなります。カラーはアイボリー、プラムレッド、ダークブラウンの3色からお選びいただけます。
カウンターにチェアやソファを合わせておしゃれに仕上げよう
おしゃれなカウンタースタイルは、リーズナブルに家具が揃えられてスペースを有効活用できるお得なコーディネート方法です。壁やキッチン、窓下など、好きな場所にカウンターを設置して趣味やくつろぎの時間を過ごしましょう。おすすめ商品も参考にぜひコーディネートしてみてくださいね。