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【徹底解説】本革と合皮の違いって?おすすめのレザーソファ7選も

レザー仕様のソファ購入を考えるとき、本革にするか合皮にするか迷いますよね。価格に大きな差がある両者ですが、そもそも何が違うのでしょうか?また、どんな人にどちらが向いているのかも気になるところです。

そこで今回は、本革と合皮の特徴やその違いを徹底解説。あなたがどちらを買うべきかわかります。おすすめのレザーソファもご紹介しますので、最適なアイテム選びの参考にしてください!

本革の特徴

動物の皮を加工した本革レザー。なめし方や仕上げ方法によって表情や雰囲気が変わりますが、本革にはどのような特徴があるのでしょうか。

高級感

本革ソファといえば、高級感というイメージがあります。重厚な雰囲気で、存在感ある本革独特のぬくもりや手触りを感じます。使うごとに味わいを増す色艶や風合いが変わっていく…革を育てていくような経年変化を楽しめます。

天然皮革ならではのシボ(シワ)感や傷、色むらなどにもオリジナル性があり、世界に一つだけだという価値も生まれます。

耐久性

動物から生成された皮は、丈夫で高い耐久性があります。タンパク質のコラーゲン繊維でできている皮は、繊維の束がランダムに組み合わされています。繊維という構造上、強さに加えてしなやかさがあります。

このように本革には人工的には作り出せない特徴があります。一般的に寿命は10年程度といわれていますが、お手入れをきちんとすれば、20年以上使用できます。

座り心地の良さ

本革には保温性があり、ソファに座ると体温に合わせて革部分があたたかくなります。吸湿性・放湿性があるので、気温による風合いの変化が少なく、夏のジメジメした時期でも快適な座り心地を提供してくれます。

適度な弾力性があり、耐熱性、通気性にも優れています。非帯電性なので、電気が溜まらず、静電気も起きません。そのため、ホコリが付きにくく、ハウスダストアレルギーを持つ方がいるご家庭におすすめです。

本革使いのおすすめソファ

ここからは、本革を使って作られたおしゃれなソファをご紹介します。インテリアの主役となる、ワンランク上の見た目が魅力。座り心地も抜群です。

【搬入・設置無料】馬場家具 本革コンビネーションソファ 幅196cm

100年近い歴史を誇る老舗家具メーカー、「馬場家具」の本革ソファです。職人が一つ一つ丁寧に作り上げた、贅沢な一点。レイアウトも自由自在です。L字のコーナーカウチソファとして使っても、1人掛けソファを切り離して使ってもOK。左右どちらにも組み替え可能です。内部には、ふかふかの座り心地を生み出す「シリコンファイバー」を採用。S字バネや3層のウレタンと組み合わせ、長く快適にお使いいただけるアイテムです。

天然本革が暮らしをランクアップ リアルレザーソファ 2人掛け

タンニンなめしのバッファロー革を贅沢に使った2人掛けのソファです。バッファロー革は他の革よりも丈夫で傷つきにくく、耐久性の高い素材。柔らかく、しっとりと吸い付くような手触りをお楽しみいただけます。もちろん、座り心地もハイクラス。ポケットコイルやウェービングベルト、シリコンフィルなどを組み合わせた多層構造で、長時間座っても疲れにくい快適さです。

幻のデザイナーズ ル・コルビジェ ソファ LC2

最高級の本革と、一流のデザインを味わえる、ル・コルビジェによるデザインのLC2を完全復刻したソファです。肌に触れる部分は色艶・しなやかさを堪能できるイタリア製トップスキンレザーを使用。座面裏やクッション裏など直接触れない部分にはPVCレザーを使用してコスト削減を実現しました。良質なトップスキンレザーでしか作り出せないパイピング加工など、本革ならではのデザインも楽しめます。ステンレスのフレーム使いも最高にカッコいいコルビジェのソファ。スタイリッシュでおしゃれなインテリアにいかがでしょう。

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合皮の特徴

素人目には本革と区別がつかないほど、クオリティの高い最近の合皮(合成皮革)素材。ソファで使われる合皮には主にPVCとPUの2種類があります。PVCとPUの違いは表面の素材によります。土台となる布に、PVCかPUを塗布した人工素材です。それぞれの特徴を知っておきましょう。

PVCの特徴

PVCを日本語で言うと「塩化ビニールレザー」。本革並みの高級感ある雰囲気がリーズナブルに手に入れることができます。人工物なので、様々な加工を施したり、カラーリングも柄も豊富なので、選ぶ楽しさがあります。本革に比べて劣化しやすく、通気性が悪いというデメリットはありますが、その分湿気に強く、水や汚れに強くてお手入れも簡単です。

直射日光に弱いので、配置に気をつけ、紫外線をカットするカーテンと組み合わせるとよいでしょう。小さなお子様やペットのいるご家庭なら、ソファの汚れが気になりますよね。日々のお手入れのお手軽さを求めるなら、本革よりもおすすめです。

PUの特徴

通気性や柔軟性を持たせたPU(ポリウレタン)レザー。ソフトレザーとも呼ばれています。PUは通気性がよく、触り心地もしっとり柔らかで、本革に近い質感を実現しています。弾力性や柔軟性が高いので、柔らかいカーブデザインが特徴のソファなどによく使われています。

お手入れのしやすさはPVCの方が上ですが、その分、座った時の満足感は高いといえます。最近の技術により耐久年数も年々上がっています。ある程度の年数で買い換えると割り切れば、本革よりも安価なPU素材のソファはコスパに優れています。

合皮素材のおすすめソファ

最後に、合皮素材のおすすめソファをご紹介します。お手入れのしやすさとお求めやすい価格が魅力です。

安心の日本製 ヴィンテージスタイルリクライニングカウチソファ

お部屋をカッコよく仕上げてくれる、ヴィンテージスタイルのおしゃれなソファをご紹介いたします。肘掛けと背もたれには14段階のリクライニング機能が付いており、自分の好きな角度でくつろげます。日本メーカーのギアを採用、耐久性・安全性は折り紙付です。ポケットコイルを採用し、それぞれのコイルが体のラインに沿ってフィットするため、自然な姿勢をキープできます。汚れに強いPVCレザーを使っているので、毎日のお手入れも簡単です。カラーは、シックなダークブラウン、カジュアルなブラウンの2色からお選びいただけます。熟練の職人によってひとつひとつ製造されたジャパンクオリティ、長くご愛用していただけるソファです。

自然の木の美を生かしたシンプルさ 天然木デザインソファ

ナチュラルな木目フレームとPVCレザーのコントラストが美しい上品な印象のソファです。あたたかみのあるフレームには北米産の天然木アッシュ材を使用。モダンな美しい木目を生かす塗装を施しています。PVCレザー使いですので、汚れてもサッと一拭き、お手入れも簡単です。カラーはモダンなブラック、レトロな印象のブラウン、清潔感漂うアイボリーの3色からお選びいただけます。シンプルでベーシックなフォルムは360°どこから見ても美しく、リビングを落ち着きのあるインテリアに仕上げてくれます。

贅沢に気品のあるホワイト シンプルモダンカウチソファ 2人掛けタイプ

こちらは、モダンテイストのインテリアにぴったりのスタイリッシュなソファ。ムダのないシンプルさで、飽きのこないデザインです。また、脚は取り外すこともできます。見た目や使い勝手に合わせて、高さを自由にお選びいただけます。座り心地は、やや柔らかめ。内蔵されたS字スプリングが体を支えてくれます。清潔感のあるホワイトカラーです。

高級感あふれるフロアスタイル フロアコーナーカウチソファ オットマンセット

高さを抑えたフロアタイプのソファは、空間を開放的に広々と見せてくれるのが特徴です。座面から床への距離が短く、小さなお子様が使っても安心。冬には、こたつと一緒に使うこともできます。奥行きが最大70cmのゆったりとした座面で、大人が横になれる大きさ。また、背もたれのクッションは移動可能で、お好みの角度に調節できるのもポイントです。

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【まとめ】ライフスタイルに合わせて革のソファを選ぼう

いかがでしたか。本物志向の方なら、使い込むほどに馴染み経年変化を楽しめる本革ソファが良いでしょう。小さなお子様やペットが居られるご家庭で、お手入れの簡単さやコスパを優先させるなら、合皮ソファがおすすめです。どちらが自分に向いているかしっかり考えてみてくださいね。

本革や合皮の特徴を踏まえつつ、ライフスタイルやインテリア、好みに合わせて、今の自分にぴったりなソファを選びましょう。そしておうちにベストなソファを招き入れて、快適なソファライフをお楽しみください♪

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