ソファを部屋に置くときに、意外に忘れがちなのがソファの置き方です。置きたい場所に置けばそれでいい場合もありますが、一定期間過ぎたときに床に傷が付いたりほこりがたまったりして「しまった!」ということも。
置きたい場所に置くのが定番のソファですが、床にソファに置くときのポイントを詳しく解説します。床にやさしいソファや人気のフロアソファもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
床にソファを置くと気になること
まず、床にソファを置くと気になりがちなことをご紹介します。
座面の下のほこり
脚があるタイプのソファを床に置くときに気になるのが、座面下のほこりです。小まめに掃除をしないとうっすら床にほこりがたまってしまいます。ソファによっては座面下の空間が狭すぎて掃除の度にソファを動かさないといけないこともあります。
ソファ下を適宜掃除できるように座面下にすき間がしっかりと空いているものを選ぶか、まったくすき間がないものを選ぶのがおすすめです。また、すき間が小さくてもお掃除ロボットが入れる15cmぐらいがあれば安心です。
湿気
ソファ下の湿気も気になるポイントです。ウレタン素材のみでできているソファは特に湿気が溜まりやすく、季節によってはソファを移動させたときに底面がじっとり湿気を帯びていることも。
定期的にソファを移動する、脚付きタイプのソファを選ぶなどすると避けることができます。
傷
毎日のように立ったり座ったりするソファですので、意外にソファの位置は少しずつ動いています。壁際にソファを置いていると気付かないうちに壁に接していて、フレームがこすれて壁紙が剥げてしまうこともあります。
また、脚付きタイプのソファの場合は、いつのまにか床を傷つけているケースも。ソファを置くときには傷対策も外せません。
床にやさしくソファを置く方法
次に、床にやさしくソファを置く方法をいくつかご紹介します。
ラグやカーペット
床を傷つけないようにしてソファを置くためには、大前提として床とソファが直接触れないようにすることが大切です。ソファの下にラグやカーペットなどを敷くことで、ソファが床とこすれるのを防いでくれます。
また、湿気やほこりなど直接床にダメージが及ぶのを防止することが可能です。ただ、ラグやカーペットも定期的にメンテナンスが必要ですので、ときどき洗濯したり干したりして清潔に保ちましょう。
傷防止クッション
カーペットやラグを敷くのもいいけれど、フローリングの質感が好きな人やできれば床に何も敷きたくないという人におすすめなのが、傷防止クッションです。
ソファの脚にフェルト状のマットを貼り付けて、ソファの脚と床との摩擦を直接しないようにする便利なアイテムです。
フロアタイプのソファ
ソファの高さに特にこだわりがない場合は、フロアタイプのソファを選ぶのもおすすめです。脚がついていないフロアタイプのソファは、ソファと床との間に強い摩擦が起きることが少ないです。また、ほこりが溜まる心配もありません。
ただ、ソファの底の部分に湿気がたまりやすくなるので、ときどきソファの位置を変えたりソファ下を掃除したりすることをおすすめします。
床にやさしいソファの選び方
続いて、床にやさしいソファの選び方をご紹介します。
脚の有無
床にやさしいソファを選ぶときには脚の有無を決めましょう。脚があるソファを選ぶときには床との摩擦が極力ないように傷防止クッションが施されているものを選ぶか、購入後に貼るようにしましょう。
また、脚がないフロアタイプの場合は、フレームが露出していないかを確認すると良いですよ。
サイズと高さ
ソファの脚の有無が決まったら、ソファのサイズや高さを選んでいきます。ソファのサイズは基本的に座る人数で決めますが、ソファを置くスペースに合うものを重視しましょう。ソファの周りには最低でも30cmぐらいの空間を空けておくと、ゆとりのある空間づくりが可能です。
また、ソファ全体の高さも見た目を決める大切な要素です。ソファの高さを選ぶ際には、座面と背もたれの高さを確認します。しっかりもたれかかりたい人は背もたれの高いハイバックソファ、ソファで作業をすることが多い人は圧迫感が少ないローバックソファがおすすめです。
座り心地
リラックスすることを重視する場合はやわらかめ、読書したりテレビを観たり何か集中して物事をしたい場合はかためがおすすめです。やわらかめのソファといっても、やわらかすぎると腰や背中に負担がかかってしまいます。Sバネやウェービングベルト、硬質ウレタンを取り入れたやわらかめのソファを探しましょう。
かためのソファは、弾力がありながらもフィット感がある多層構造のウレタン素材やポケットコイルを採用したものがおすすめです。
人気のフロアソファも♪床にやさしいおすすめソファ10選
最後に、床に直接置いても安心の、床にやさしい工夫が施されたおすすめのソファを10点ご紹介します。人気の高いフロアタイプのソファも登場しますよ。
おうちの中で一番くつろげる場所になる 3wayソファベッド 幅90cmタイプ
ソファ、カウチソファ、ベッドの3wayで使える多機能なソファベッドです。読書やテレビ鑑賞、昼寝など日常の様々なシーンで活躍してくれます。一人暮らしの方にもおすすめのアイテムです。背もたれは14段階でリクライニング可能ですので、お好みの体勢でリラックスしてください。カラーは、ベージュとグレーの2色展開です。
ベッドスタイルにも あらゆる生活シーンに寄り添う3way 2人掛けソファ
こちらも、便利な3wayタイプのソファベッドです。普段は2人掛けソファ、横になるときはセミダブルサイズのベッドに早変わりする優れもの。コンパクトな見た目ながら、ゆったりとお休みいただけます。ソファからの切り替えも簡単で、わずか3ステップで完了。気軽にスタイルチェンジして、一日中フレキシブルに使えるアイテムです。
子供部屋にぴったりなデザイン 低反発かわいい食パンソファベッド
こちらは「こんなにかわいいソファがあるの?」と驚くほどキュートな、食パンデザインのソファベッド。子ども部屋にもぴったりな、遊び心あふれる一点です。一人暮らしのお部屋に置いて、楽しいインテリアを目指すのもおすすめ。軽量なウレタン製で、ソファからベッドへの切り替えもラクラクです。ちょっと横になりたいときに活躍してくれます。
[搬入・設置無料]お部屋を広々と使える ハイバックローソファ 1人掛け
1人掛けソファがあれば、あなただけの特等席を作れます。こちらは、頭まで支えてくれるハイバックタイプの1人掛けソファ。首や肩への負担を軽減し、長時間座っていても快適です。ウェービングベルトやS字バネを組み合わせた多層構造で、座り心地も抜群。贅沢なリラックスタイムを独り占めできます。落ち着いたトーンの4色からお選びください。
6カラーから選べる 肌触りが良いコーデュロイソファ 1人掛け
風合い豊かなコーデュロイ生地を使った、1人掛けソファです。温もりを感じさせる見た目で、ほっこりリラックスできる空間を演出します。足裏には床の傷を防止するフェルト付きで安心です。脚はロータイプも選べ、そちらも傷をつけにくい仕様ですよ。ポケットコイルを採用した座面は体圧分散性に優れ、座り心地も抜群です。
限られた空間を上手に使う事ができる 国産ジャンボリクライニングラブソファー
お友達やカップルで、仲良く並んで座れるラブソファです。接合部はマジックテープ仕様ですので、セパレートして使うことも可能。1人の時は2台を広々と、2人の時は分けて1台ずつ、といった使い分けができて便利ですね。背もたれは7段階でリクライニングが可能ですので、快適な姿勢でお使いいただけます。フルフラットにすれば、ちょっと横になることもできますよ。
フロアスタイルをデザインする フロアコーナーカウチソファ 4人掛け
家族が集まるリビングをおしゃれな空間に変身させてくれる、上品なカラーバリエーションが特徴のフロアコーナーソファです。座ったときの目線が低いので、ソファ独特の圧迫感が少なくて部屋が広く感じられます。座面は大人がごろ寝しても余裕があるサイズ感なので、みんなで寛ぐだけでなく1人で占領してお昼寝するのもおすすめです。背もたれのクッションを移動すれば枕代わりにできますし、好きな角度に調整することも可能。背もたれの高さにはハイタイプとロータイプの2種類があります。
信頼の日本製で安心安全 フロアコーナーソファ 3点セット
こちらのソファは柔らかいオールウレタン製で、床を傷つける心配がありません。小さなお子さまがいても、安心してお使いいただけます。低ホルムアルデヒド仕様で、健康面にも配慮しました。軽量で、持ち運びやお掃除もラクラク。背もたれを倒してリクライニングさせれば、ちょっとしたお昼寝にも最適です。こたつと合わせるのもおすすめですよ。
長時間座っても疲れないウレタン厚 コーナーカウチソファ
足を伸ばしてゆったりリラックスできる、カウチタイプのソファです。脚付きですが、裏にフェルトが付いており、床に傷をつけません。脚は取り外して、フロアソファとしてお使いいただくこともできます。ソファサイズは2種類ご用意しておりますので、お部屋の大きさに合わせてお選びください。カウチ部分は左右に入れ替え可能です。
日本の職人のこだわりを感じる 組み合わせ自由なコンパクトカウチソファ
広さに余裕のないお部屋にも置きやすい、コンパクトなカウチソファです。片側アームレスソファとオットマンがセットになっています。配置を変えることで、4スタイルに変更可能です。定番のカウチスタイルだけでなく、横に並べたりオットマンを独立させたりと、お好みのスタイルをお選びください。木目調の丈夫な樹脂脚には、裏側に傷防止のフェルトが付いています。
床を傷つけないソファの置き方を心掛けよう
ソファを部屋に置くだけで寛ぎの空間づくりをすることができますが、フローリングにやさしい設計のものの方がトータルで快適に過ごすことができます。ソファを選ぶ際にはデザインはもちろんのこと、床や畳を傷つけない置き方を心掛けたいものです。ご紹介した対策方法やソファの選び方を参考に、ソファのある寛ぎ空間を作ってみてください。