ローソファを選ぶ要素の1つとして、ソファの脚のあり・なしがあります。実は、両方のメリットが得られ、脚の付け外しのできるローソファという選択肢があるのはご存知でしょうか？この記事では、ソファの脚のあり・なしのメリットを比較し、脚の付け外しのできるローソファの魅力と選び方についてご提案します。
脚ありソファのメリット
ソファの脚は一般的に10〜20cmの高さで、木材や樹脂材、スチールを使ったものが一般的です。この高さがあることによって得られるメリットがあります。
高齢者に向いている
ソファから立ち上がる動作は、関節や腰に負担をかけてしまうものです。特に低い位置から立ち上がる動作は負担が大きくなります。ソファの高さは、立ち上がるときに腰が座面と平行に動かせることが理想です。ですから、関節や腰の弱ってきた高齢者には、高さのあるソファが向いています。
掃除がしやすい
ソファの下には思いのほか、ほこりや食べかすなどのゴミが溜まっています。ローソファは特に、座ったときに床との距離が近いので気になるところです。掃除のときにソファを動かすのは大仕事になってしまいます。
そんなとき、脚ありソファなら座面と床の間の空間が広いのでそのまま掃除がしやすいです。一般的なお掃除ロボットを導入している場合は、お掃除ロボットの高さが約9.2cmなので、ソファの脚が10cm以上あれば、ソファ下を掃除できます。
湿気が溜まりにくい
日本の気候は高温多湿のため、どうしてもソファに湿気が溜まってしまいます。ソファそのものの湿気対策は、壁や床からなるべく隙間を開けることです。あらかじめ、床との隙間が開くようにデザインされている脚ありソファは、湿気対策にもなります。
脚なしソファのメリット
脚なしのローソファは座ったとき床との距離が近いことが特徴になります。この低さや、脚が付いていないことによるメリットを確認しましょう。
小さな子供に向いている
小さな子供は身体に対して頭が重いので、ソファから落ちたときは頭を打ってしまう恐れがあります。高さがあれば衝撃も大きいので、思わぬケガのリスクに繋がります。低いローソファならば、落ちるというより転がるに近く、リスクを下げられます。
床を傷つけない
ソファの脚は誤って引きずってしまうと、床を傷つける恐れがあります。一般的に傷つけ防止のために脚の底面にフェルトやゴムが付いている場合が多いですが、経年劣化により剥がれてしまうので、定期的な確認が必要です。また、長期間同じところにソファを置くと、床の材質によっては凹んでしまいます。
脚なしソファは脚の確認が必要なく、体重が分散されるので床が傷つきにくいです。
こたつと相性がいい
寒くなるとこたつが恋しくなる人も多いのではないでしょうか。脚なしのローソファはこたつと一緒に使える高さのものがあり、座椅子よりも座ったときに安定しています。こたつでゆったりリラックスしたい方には、脚なしのローソファを選ぶといいでしょう。
脚の付け外しのできるローソファのメリット
脚の付け外しのできるローソファは、脚ありソファと脚なしソファの良いとこ取りができるのがポイントです。高さを変えられることで得られるメリットがあります。
ライフスタイルに合わせられる
ライフスタイルによって、ちょうどいいソファの高さは違うものです。子供が小さいうちは、ケガのリスクを考え、脚なしのローソファとして使いましょう。成長してきたら掃除がしやすいように、脚ありソファに変更すれば、家事の負担も減ります。
このようにライフスタイルの変化によって、高さが変えられるのが魅力です。
季節によって変えられる
季節によってハイテーブルと、こたつ用のローテーブルに変えたい家庭もあります。脚の付け外しのできるローソファなら1脚でハイとローどちらにも対応できるので、スペースを取りません。
また、高さを変えられるテーブルがソファとセットで販売されているものもあるので、購入を検討するときにチェックしてみましょう。
引越しに対応しやすい
引越し先の搬入口に通せるようにコンパクトにできる、脚の付け外し可能なローソファは便利です。また、部屋の間取りに合わせ、脚の付け外しをできるので、しっくりくるソファの高さにできます。
脚の付け外しのできるローソファの選び方
脚の付け外しができる機能に着目してローソファを選びます。高さを調べてシミュレーションしてみましょう。
ソファの高さ
脚の付け外しのできるローソファには、脚のあり・なし2種類の高さがあります。それぞれのライフスタイルにあった高さを選んでください。
ソファの座面から床までの高さを座面高といいます。高齢者がいる家庭では、脚を付けた状態で、座面高が36cm以上あれば、座り降りがしやすいです。小さな子供がいる家庭では、脚を外した状態で、座面高が約10〜20cmであれば、落下の危険を防げます。
テーブルの高さ
一緒に使うテーブルの高さも、ソファの使いやすさを左右します。一般的な選び方は、ソファの座面高からテーブルまでの距離が同じが、+5cmまでが使いやすい高さです。
食事をしたり、作業をしたりするテーブルと一緒に使う場合は、ソファの座面高からテーブルまでの距離は27～30cmの間を理想とします。こたつと使う場合には、一般的なこたつの高さは約35cmなので、ソファの座面高は20cm以下のものを選ぶと、足が窮屈に感じません。
脚の付け外しのしやすさ
脚の付け外しの方法も、ソファによりさまざまな方法があります。付け外しが簡単なのは、ソファの脚にボルトが付いており、ソファ本体のナットにねじ込むタイプです。他には、ソファの脚に穴が空いており、そこにボルトを差し込み、工具で締めるタイプもあります。
まとめ
脚が外せるローソファは、ソファの高さを変えることで、それぞれのライフスタイルに合わせられます。家族で長く使えるソファとして検討してみてください。
おすすめの商品
SOFA STYLEでは、脚が外せるローソファの品揃えが充実しています。高さ調節以外にも、さまざまな機能のローソファがあるので、ソファ選びの参考にしてください。
優しい座り心地 天然木アルダー材リクライニングカウチソファ単品
こちらの商品は、ナチュラルな見た目と、クッションに包まれるような座り心地が優しいソファです。脚なしローソファの座面高が13cm、脚ありソファの座面高が22cm。6段階のリクライニングがあり、お好みの角度で背中を預けられます。ウレタンフォームとポリエステル綿の2種類によるふわふわした座面は、リラックスするのにぴったりです。同シリーズに高さの変えられるこたつテーブルもありますので、こたつの購入も検討している方はチェックしてみてください。
しっかりした座り心地 コイルスプリング内蔵カウチソファ レザータイプ
モダンなレザーソファをお探しの方はこちらです。脚なしローソファの座面高が16cm、脚ありソファの座面高が31cm。脚の長さが15cmあり、見た目がシャープですっきりしたデザインです。座面下に掃除機のノズルを入れられるのが嬉しいポイント。背もたれ、肘掛けが14段階リクライニングでき、カウチスタイル、ベッドスタイルにも対応しています。ポケットコイルを使ったしっかりした座り心地は、腰が沈み込まないので足腰の弱い方にもぴったりです。
お手入れも簡単で高級感ある雰囲気が魅力 日本製1人掛ハイバックソファ
首元までしっかり支えてくれるこのソファは、くつろぎの時間を与えてくれます。脚なしローソファの座面高が18.5cm、脚ありソファの座面高が30.5cmです。脚の長さが15cmの木目調のハイタイプ用樹脂脚と、3cmのロータイプ脚が付いてきます。ソファとしても座椅子としても使える1脚です。ポケットコイルをウレタンフォームの多面構造で挟んだ、程よい硬さの座り心地です。3段階リクライニングで、自分だけのリラックス時間を過ごしてください。
こだわりの味わいあるレザー素材 木肘コーナーカウチソファ
こだわりのデザインでどっしりとした存在感と抜け感が両立しているコーナーカウチソファです。 脚なしローソファの座面高が23cm、脚ありソファの座面高が38cm。木肘はソファをすっきりおしゃれに見せながら、立ち上がりを支えてくれるポイントです。深みのある合皮素材で重厚さを、高さ15cmの天然木の脚で解放感を演出します。付属のスツールとクッションの組み合わせで、オットマンスタイルもカウチスタイルにもレイアウトできます。デザインの良さと使い勝手の良さを両立したソファです。
ライフスタイルに合わせて 省スペースリクライニングカウチソファ 2人掛け
暮らしに寄り添うソファが欲しくありませんか？ライフスタイルが変わってもずっとおうちに置いておけるのは3wayの使い方ができるこのソファならでは。ソファの上には2つ座椅子が乗っており、分割して使っていただけます。またL字に並べればコーナーフロアソファとして、お部屋のスペースを余すことなく使えます。座椅子だけ違うお部屋に持っていくこともできますよ♪
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