時に癒しや勇気をくれ、寂しいときには寄り添ってくれる、ペットは大切な家族です。本記事ではペット用ソファを置くメリットや上手な活用方法についてまとめています。小さな家族にリラックスできる空間をプレゼントしませんか。
ペット用ソファを使うメリット
そもそもペットに専用のソファって必要?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。もちろん、ご主人様と一緒に寝たいから要らない、という子もいます。それでも、ペット用ソファを用意する場合、以下のようなメリットが挙げられます。
怪我の防止になる
私たち人間にとってはなんてことのない高さが、ペットにとっては大きな障害となります。犬の骨折・脱臼の原因として、ソファからの飛び降りは常に上位に位置。
また、身のこなしが軽く、かなり高い位置から落ちても無傷で済むことのある猫も、ソファからの落下で怪我をする可能性はあります。低い位置からの落下では、体制を立て直す時間がないためです。爪が引っかかって折れてしまい、出血してしまうというケースも報告されています。こまめに爪切りを行ったり、合皮等の爪が引っかかりにくい生地を選ぶと予防になります。
ストレスをためさせない
ペットとして飼われていても、野生の本能や習性は残っているものです。家の中であっても、自分の縄張りのような場所が必要です。ご主人様が外出していて寂しい時や、お客さんがいらして警戒心を持っている時、自分のスペースがあると安心できます。
また、季節によって過ごす部屋を移ったり、引っ越し等で環境が変ったりしても、自分用のベッドに慣れていればリラックスしやすいでしょう。
暑さ、寒さ対策をしやすい
ペットは毛で身体を覆われていますから、人間とは感じる暑さ・寒さが違います。低い位置にいるので床の温度の影響も強く受けています。私たちが快適と感じる温度湿度が、ペットにとっても快適とは言えないのです。
ペット用のソファがあると、そこにだけ冷感マットを置いたり、毛布を追加する等して温度を調節できます。
掃除がしやすい
くつろぐ場所が固定されていれば、ブラシや粘着テープでの掃除も、範囲が狭いのでさっと簡単にできます。カバーリングタイプは、丸洗いせずとも寝ている部分だけ外して洗えば良いので、洗濯が楽です。
お掃除の頻度
毎日長い時間を過ごすソファはどうしても汚れやすいものです。ペット特有の臭い、毛はどうしてもつきますから、定期的なお手入れが必要です。どの程度お掃除したら良いのでしょうか。
コロコロやブラッシングは毎日してOK
抜け毛のお掃除は簡単に出来ますので、こまめに行い、清潔な空間を保ちましょう。コロコロの粘着テープがとても便利ですが、生地が痛まないか心配という場合は、ブラシを使う方法や、ゴム手袋で撫でて毛を集めるという方法もあります。
布類の洗濯は週1程度
ソファのカバーや、敷いている毛布は、だいたい週に1回洗濯しましょう。あまり洗濯しすぎると、ペットの臭いが消えてしまい、落ち着かなくなる可能性があります。洗濯機で洗う場合、先に毛を取り除いておけば、つまりや故障を起こしにくいです。
臭い対策は殺菌・除菌が重要
梅雨の季節になると気になる生乾き臭がありますよね。人もペットも常在菌として持っている菌が、この臭いの原因と判明しています。ペットの臭いも同様で、ただ洗濯しただけでは臭いが残るという場合、この菌がしっかり取れていないのかもしれません。
漂白剤を使ったり、とても熱に弱いので、60℃前後のお湯につけ置きしたり、熱湯をかけることで殺菌できます。なお、一般的に細菌が嫌いそうなイメージの乾燥や紫外線には強いので、日光に当てて良く乾かすという方法ではなかなか撃退できません。
ペットがソファを使ってくれないときは
用意はしたけれど、ペットがソファを使ってくれない・・・。こんなお悩みを持つ飼い主さんもいらっしゃると思います。ソファは寝床にもなりますし、本来、リラックスして過ごせる場所になるはずです。使いたがらない場合の代表的な例をご紹介します。
形やサイズが合っていない
ソファのサイズは大き過ぎても落ち着きませんし、小さすぎると窮屈で身体の負担になってしまいます。ペットが寝転がったときの体長をあらかじめ測っておくと選ぶ時の参考になります。
また、ソファには様々な形があります。平なもの、ドームのような形、縁のあるもの等、安心できる形はそれぞれです。ペットの性格や普段寝ている体勢を把握しておきましょう。
慣れ親しんだ匂いがしない
動物にとって、臭いは重要です。知らない臭いのする場所では落ち着かず、なかなか座ってくれないかもしれません。
こういう時は、いつも遊んでいるおもちゃを置いたり、使っている毛布やクッションがあれば、それをソファの中にいれてあげます。飼い主のそばでくつろいでいる子の場合は、着なくなった衣類や使い古しの毛布を置いて様子をみます。
場所が適していない
ペットの性格にもよりますが、基本的に雑音の多いところは落ち着きません。人が出たり入ったりの多い扉付近や、いつもついているテレビのそばは避けるのがベターです。
また、直射日光を浴びすぎると、毛の退色や肌荒れを起こします。時間で日の差し込み方は変わりますので、一日を通してソファを置く場所の日当たりを確認しましょう。
飼い主のそばにいたい
ご主人様が大好きで、とにかく一緒にいたいという子もいます。離れるのが難しい場合は、フロアタイプやローソファを選んだり、ご自身が普段過ごす場所のすぐそばに設置してみるという手もあります。
おすすめの商品
最後に、SOFA STYLEよりおすすめのソファを紹介します。どれもインテリアに取り入れやすく、使いやすい商品ですので、是非詳細ページもチェックしてみてください。
ペットの健康を考えた自然塗料を使用 ペットのためのソファ Mサイズピンク
ペットに優しい自然塗料を使ったすのこフレームのソファです。こちらの塗料は膜を張らないので、木のもつ通気性を妨げません。さらにマットカバーの裏はメッシュ素材ですので、湿気を防ぎ、快適な肌ざわりをキープしてくれます。
優しい北欧カラー ペットハウスにもなるファブリックスツール スクエア型
普段のインテリアに溶け込むような落ち着いた色とデザインで、お部屋になじみます。あまり生活感を出したくなかったり、ペットの空間だけを目立たせたくない方にもおすすめです。約5kgと軽めなので、移動も楽々な点が嬉しいですね。
ボタン留めが目を引くラグジュアリーなデザイン ペットのためのソファ グレージュ
インテリアのアクセントにもなるようなデザインで、第一印象からおしゃれですね!もちろん、見た目だけではありません。オールシーズン使用できる生地ですし、マット部分はカバーリングなので、お洗濯も簡単です。わが子が真ん中にちょこん、と座ったところを想像してみましょう♡
組み合わせ自由に様々なスタイルを作れる 日本製コーナーローソファ
フロアタイプは高さがないので圧迫感がありませんし、ペットや子供のいるお家でも安心です。ファスナーでパーツごとに切り離せますので、好みに合わせてコーナーや直線型に組み替えてお使いいただけます。コーナーパーツ以外は背もたれを倒せるリクライニング使用なので、お昼寝タイムも快適に過ごせるでしょう。
足まで寛ぐ贅沢スタイル フロアタイプコーナーカウチソファ スエード素材・右コーナータイプ
脚を伸ばしてくつろげるタイプのソファです。ご主人様が脚を伸ばしているところに陣取るのが好きな子っていますよね?クッション部分はウレタンが重なったふわふわ、身体を優しく包み込みます。撥水加工がしてあるので、ソファでコーヒータイムも安心して楽しめますよ。
まとめ
一緒に暮らすペットにはできるだけ快適に、安心して過ごして欲しいですよね。人もペットも過ごしやすい環境は、お互いの絆も深めてくれるでしょう。
専用のソファを買おうか迷っている、置いてみたはいいものの、あまり活用できていない、という方に本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。