ワンルームなどの狭い部屋では、ソファーが置きにくいのがデメリット。でも諦めるには早いです。今回はソファーでありながらコンパクトに利用できるソファーマットレスの魅力をお伝えします。
ソファーマットレスとは?
まずはソファーマットレスがどんなものかご紹介しましょう。
マットレスを折り畳んでソファーにできる
ソファーマットレスとは、ベッドなどに使われるマットレスを折り畳むことで、ソファーとしても使えるようにした製品のこと。似たタイプにソファーベッドもありますが、ソファーマットの方がよりコンパクトです。
またマットレスとしての性質はそのままなので、広げた時の寝心地も気持ちの良いままですよ。
ソファーベッドとの違いはフレームの有無
ソファーベッドよりマットレスの方がコンパクトとしましたが、その理由はフレームの有無。ソファーマットレスは布団部分のみで構築されており柔軟です。どうしてもという時は、隙間にソファーマットレスを押し込んで収納なんてこともできますよ。
ちなみにソファーベッドはソファーの時の形もしっかりしており、折り畳み機能はあっても大型になりがちというデメリットがあります。
マットレスとベッドの兼用タイプも
一方で、ソファーマットレスとソファーベッドどちらも兼ね備えたタイプも存在。マットレスとソファーどちらの状態でも寝心地がよいですが、フレームありタイプも多いのでサイズには注意しましょう。
ほかにカウチにもなる3WAY、マットレスの一部を枕にできる4WAYなどがあります。
ソファーマットレスならではの魅力
ソファーマットレスはシンプルな分、用途の幅も広いです。コンパクトさはもちろん、ほかにも様々な魅力を持っています。
限られたスペースでも保管しやすい
隙間に無理やり押し込むのもありと言いましたが、そうでなくても収納に向いているのがソファーマットレスの魅力。
フレーム付きのソファーベッドでは難しい、立てかける保管が可能です。マットレスのみですから、立ててしまっても破損する心配がありません。もし普段使わないのであれば、軽量タイプを選ぶと出し入れや移動も楽ですよ。
直置きだけでなくベッドフレームに重ねてもOK
コンパクト重視の方はソファーマットレス単体で使うことが多いと思いますが、マットレスであることを利用し、別途フレームに重ねて使うのもおすすめです。
マットレスが床に密着しないので、直置きの時にありがちな通気性の悪さを解消できます。ただしマットレスとフレームで、サイズが合うかは確認してくださいね。
シンプルな分アレンジやお手入れが容易
ソファーマットレスはほかの家具と組み合わせて使ってもOK。ソファーの時にカバーをかけたり、マットレスとして寝る時は掛け布団だけでなく敷き布団を重ねるのもおすすめです。
カバーは模様替えなどソファーのイメージを変えたい時に、敷布団は冬場、マットレスだけでは寒い時に便利です。また形状もシンプルなのでお手入れも楽。凹凸や細かい装飾で汚れが取りにくいといった心配もありません。
ソファーマットレスにデメリットはある?
便利なソファーマットレスですが、デメリットはあるのでしょうか。ほかのソファーや椅子を使っている方は以下の点に注意しましょう。
肘掛けなどのパーツは付かない
シンプルな形状ゆえ、ソファーマットレスはソファーの時に背もたれこそあっても肘掛けがありません。
足はカウチ型にできればリラックスできますが、腕もくつろげたい場合は、別にクッションなどを用意しましょう。
中のクッション素材は硬め
またマットレスとしての機能を優先してか、クッション素材は硬めが多いです。全てのソファーマットレスが硬いとは言い切れませんが、柔らかいソファーが好みの方には向かないことも。
実際に触れてみるか、購入前に説明やレビューなどで感触をチェックしておくと安心です。
工夫次第でデメリットにも対処
先にも少し触れましたが、ソファーマットレスを効率よく使うための対策をご紹介します。
腕や足に合わせたクッションを用意する
まずは肘掛け対策。クッションを添えるなら、マットレスとして使う時に枕になるなど2WAYタイプがおすすめです。枕とクッションを別にしなくて良いため、寝ている時にクッションの置き場に困る心配もありません。
また足のリラックスではカウチ兼用を選ぶだけでなく、オットマンを組合わせるのもあり。ソファーマットレスをカウチにする場合は座面を広げる分低くなってしまうので、ソファーの高さを維持しつつ足も伸ばしたい方に向いています。
感触はカバーで変えられる
硬めの感触というデメリットは、カバーを重ねることで解消できます。例えば敷きパッドなど厚手のカバーであれば、下にあるソファーの硬さも伝わりにくいです。
またマットレスとしての利用がメインであれば、敷布団を柔らかいタイプにすることでもケアできます。
いずれもマットレスの上に重ねることで、ソファー本体が汚れた時に比べてお手入れしやすいメリットも。敷布団は更にカバーをつけるか、丸洗い可能なタイプが便利です。
まとめ
いかがでしたか?ソファーマットレスは見た目こそシンプルですが、その分省スペースで汎用性の高いタイプです。好みの使い方で、ぜひ生活しやすい空間を作ってください。
おすすめの商品
ここでは、ソファスタイルで人気のソファーマットレスや、ベッド機能も兼ねた製品をご紹介しています。実際にソファーマットレスを確認できますし、生活感を掴みやすいのでぜひチェックしてみてください。
シーンに合わせてカタチを変化 防ダニ・抗菌防臭ソファマットレス (セミダブル)
こちらはセミダブルサイズのソファーマットレスです。防ダニ&抗菌防臭加工が施されており、清潔感を維持しやすいのが魅力。また一部だけを広げることにより、カウチソファーとしても活用できます。ベッドやカウチの時も本体の厚みは12cmとしっかりしており、床の硬さはないのが嬉しいですね。カラーは茶系やピンクなど温かみのある色が揃っており、それだけで可愛さを感じます。
しっかりしたボリュームが嬉しい ソファマットレス セミダブル
外カバーの取り外しができるソファーマットレスです。うっかり汚してしまっても、洗濯機で洗うことができ安心。手洗いの面倒さもありません。120cm×195cmの広さは、市販のベッドフレームとの相性もよく、重ねて使いたい方にもおすすめです。ちなみに梱包時は真空圧縮によってソファーとは思えないぐらい小さくして届けてくれるので、使う部屋で開封すれば運ぶのも簡単ですよ♪
へたりにくい高反発 4Way折りたたみソファマットレス(セミダブル)
こちらのソファーマットレスは、ソファー、カウチ、マットレス、枕付きベッドと4WAYタイプ。枕付きベッドは先端を20cmほど折り返して使います。枕が不要になるので、荷物を減らせるのも魅力ですね。セミダブルは広さもあるので、お子さんのプレイマットのような使い方も可能です。また表面のカバーは裏起毛で柔らかく、それでいてべたつきがないため、季節を問わず使えます。
身体全体をしっかり受け止めます 低反発ハイバックローソファ 2人掛け
ソファーの時はハイバックで、頭までしっかり支えてくれるのが特徴の商品です。背もたれはリクライニングもでき、好みの角度で楽しめます。加えて脚は取り外し可能なため、ローソファ、座椅子のような使い方も可能です。ソファー内部は3層に分かれており、中央こそ硬めの素材ですが、私たちが実際に座る上面は低反発ウレタン。底つき感がなく、かつ柔らかさを感じられます。
しっかり座って、しっかり眠れる コイルスプリング仕様ソファベッド
こちらは脚付きベッドとして使えるタイプ。背もたれをフラットにすることで、座面と合わせてベッドに変化します。座面を引き出すタイプに比べると労力少なく切り替えできるのは魅力。座面自体も広いので、背もたれをそのままに昼寝することもできます。疲れた日はそのままソファーにダイブしてしまうのも良いかもしれませんね。脚のおかげでマットレス部分が床につかないため、通気性も◎です。