おうち時間が増え、在宅勤務やリモートワークを取り入れる企業が増えた今、毎年11月〜3月に環境省が推進するウォームビズも、おうちでできる取り組みとして注目を集めています。今回は、在宅時間に比例して増えてしまう冬の電気代を上手に節約する、リビングから始める節電ライフハックをお届けします。
冬の主な電気代
冬の19時台の電気代の内訳は、冬の暖房にエアコンを使う家庭の場合、電気使用量の多くを占めるのが①エアコン、②照明、③冷蔵庫。では、どうして冬に使用電力が増えてしまうのか、まずは電力使用量が増えてしまう原因をそれぞれ考えてみましょう。
エアコン
寒い冬の室内でどうしても必要な暖房。夏の冷房に比べて冬の暖房の電気代の方が高くなるのが一般的です。どうして高くなってしまうのか、それは気温差にヒントがあります。エアコンは、室温が設定温度になるまで時間がかかればかかるほど電気使用量が増えます。
夏よりも冬の方が、暖房を入れる前の室温と設定温度の気温差が激しいため、冬の暖房代の方が高くなってしまうのです。
照明
私たちの暮らす日本では、秋分の日から冬至にかけて、夜(日の出ていない時間)が昼(日の出ている時間)より長くなります。暗くなる時間が早くなり、明るくなる時間が遅くなるということは、それだけ照明代もかかるもの。夏に比べて冬の方が照明にかかる電力使用量もアップすると言われます。
冷蔵庫
冬よりも夏の方が電気使用量が増える冷蔵庫ですが、コンセントにずっとつないだままで毎日使うため、1年を通して電気代がかかる家電のひとつです。節電のコツはエアコンと同じで室温と設定温度の差を少なくすること。他にも開閉時間の短縮や、庫内の整理のしかたなどで電力使用量を減らすことができます。
エアコンの電力使用量を下げるために
ここからは、冬に最も多くの電力を使用する暖房代について、節約法を考えてみましょう。寒いけれど…「ガマン!」ではありませんのでご安心を。環境省が推奨する節電に効果的な設定温度の目安は20度。木造住宅か鉄筋住宅か、お住まいの地域によっても室温は変わるので、さまざまな工夫をしながら無理なく設定温度を見直してみましょう。
着るもので調節
薄着でエアコンの設定温度を上げているようでは、電気使用量は増えるばかり。手軽にできる寒さ対策のひとつが着るもので調節することです。
裏起毛やボア素材など、肌触りがやわらかいものや発熱・保温素材など、高機能な衣類や下着、靴下を身につけるのも暖房の設定温度を下げるのに効果的。衣類以外にも、スリッパや着る毛布などのアイテムも役立ちます。
エアコン設定で調節
エアコンの電気使用量を下げたいのなら、エアコン自体をコントロールすることも重要。オンとオフのタイミングや風向き、ポイントをおさえたお手入れなどで、エアコンを上手に使いこなしましょう。
オンとオフ
エアコンは電源を入れて運転し始める時に最も多くの電力を使います。つまり、こまめに入れたり消したりするよりも、つけたままにしておく方が電気の使用量アップを防げるのです。つけたままの方が良い場合の時間の目安は30分〜1時間程度。室温と設定温度に差を生まないことがポイントです。
風量・風向き
「節電のために風量は弱モード!」という方、結構いらっしゃるのでは?消費電力を抑えるなら、室温に合わせて風量を自動で調節してくれる自動運転モードがおすすめ。
また、温かい空気はお部屋の上の方に溜まりやすいため、エアコンの風向きを下向きに設定しましょう。サーキュレーターで温かい空気を行き渡らせるのも効果的ですね。
お手入れ
エアコンのフィルターや室外機はメンテナンスが必要です。汚れやホコリをたまったままにしておくと、暖房効率が下がり、電力を余計に消費してしまうことも。定期的なフィルター掃除や室外機まわりのチェックをお忘れなく。
加湿器で調節
乾燥する冬に活躍する加湿器は、体感温度を上げてくれるお役立ちアイテム。体感温度を上げることで暖房の設定温度を下げるというわけです。加湿器は健康や美容にも役立つので、ぜひ取り入れたいですね。
断熱して調節
暖房で温めた空気を逃さないことも電気使用量アップを防ぐ重要なポイント。温めた空気が逃げてしまうと、代わりに入ってくる冷たい空気が室温をぐっと下げてしまいます。
そこで設定温度との差ができると、暖房の電力消費が増えてしまうのです。断熱効果のあるカーテンを使い、窓の冷気もシャットダウンしましょう。
おすすめの商品
家族みんなで温まって、冬の電力使用量ダウンにつなげるアイテムを、日本最大級のソファ専門店SOFA STYLEからピックアップしてご紹介します。
こたつもソファも高さ調節できるリビングダイニングセット 4点セット (BR)
2段階で高さ調節できるソファと4段階の高さ調節機能付きテーブルのリビングダイニング4点セット。分割タイプのソファセットなので、お好きなレイアウトで、お好きな高さ、くつろぎのスタイルで、幅広くお使いいただけます。テーブルの天板には、天然木ウォールナット材を使用、全体的に丸みがあり、お部屋をやさしい印象に仕上げてくれます。こたつヒーターも搭載しているので、寒い冬のだんらんタイムにもぴったりです。
選べる多様性 こたつ天板サイズに合わせて選べる洗えるフロアコーナーソファ
コンセプトは「こたつに合わせるソファ」。こたつ天板サイズに合わせて2タイプからお選びいただけるフロアコーナーソファの3点セットです。ソファは丈夫な天然木フレームにヘタりにくく耐久性の高いポケットコイルを使用、長時間座っても疲れにくいのが魅力です。また、カバーリングタイプなので、汚れても手軽に取り外してお手入れできます。分割タイプなのでレイアウトも自由にお楽しみいただけます。
もっと快適に こたつもソファも高さ調節リビングダイニング 5点セット
お好みのレイアウトを楽しめる分割タイプのソファセット。寒い季節にうれしいこたつヒーター搭載のテーブルは、4段階で高さ調節が可能。2段階で高さ調節できるソファと合わせて、1年中快適にお使いいただけます。テーブル天板には木目が美しい天然木ウォールナット材を使用、ソファの高級感のあるファブリックの質感との相性も抜群です。ソファはカバーリングタイプなので、汚れても取り外してお手入れできます。
まったり、くつろぎスペース フロアタイプコーナーソファ
セットが選べるレイアウト自在のフロアコーナーソファ。お部屋を広々と開放的に見せてくれるロータイプで、脚のないフロアソファなので、寒い冬はこたつに合わせて足を伸ばしてくつろげます。1人掛け、2人掛け、コーナーの3タイプを組み合わせる分割タイプ。対面させたり、ソファの数を増やして囲んだりと、幅広いスタイルで使えるのも魅力です。ブラウン、ベージュ、ピンク、アイボリー、モスグリーンの5色からお選びいただけます。
こたつとの相性もよく快適 低反発マルチリクライニングソファ
リクライニング機能付きで、お好きなスタイルでくつろげる低反発ソファ。リクライニングするのは背もたれと肩2カ所、肘掛け2カ所の全部で5カ所。背もたれだけを倒して座面を広々と使ったり、肘掛けを枕代わりにして寝転んだり、お好きなくつろぎのスタイルをつくることができます。硬さの異なるウレタンを重ねた3層構造で、底付き感のないしっかりとした座り心地。はっ水加工で仕上げているのでお手入れも簡単です。
まとめ
冬の電気の中で最も多くの使用量を占める暖房代。今回は節電のライフハックをご紹介しましたが、何より大切なのは、家族がみんな仲良くひとつの部屋に集まること。
使う部屋数が減れば、それだけ稼働させるエアコンの台数も減りますし、人との会話や家族のだんらんから生まれる心のぬくもりは、何にも変えられないもの。みんなでリビングに集まる楽しい時間が節電につながれば、これ以上の喜びはありませんね。
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