ここ数年、レトロな街並みやカフェなど「レトロ」が流行っています。自宅のお部屋にもレトロな雰囲気のソファを置いてみたい、と思っている方は多いかもしれません。しかし、実際どのようなソファがいいのか迷っていませんか。今回は、レトロインテリアの魅力とともに、レトロソファの特徴やおすすめの商品を紹介していきます。
それぞれの違いは？「アンティーク」「ヴィンテージ」「レトロ」
「レトロ」って知ってはいるけど説明がむずかしいという方、けっこういるのではないでしょうか。「レトロ」と似ている言葉で「アンティーク」や「「ヴィンテージ」があります。まずは、それぞれの違いについて見ていきましょう。
アンティーク
フランス語で「骨董品」や「古美術品」の意味。一般的に製造から100年以上経っているものを言います。アクセサリーや絵画などがイメージしやすいですね。
ヴィンテージ
アンティークと比べて年代が新しく、100年未満のもの。もともとはワイン用語から来ていて、古くて価値の高いものを指します。車やデニム、ギターなどにも使われます。
レトロ
レロトとは、レトロスペクティブ（retorospective、回顧）の略語です。「アンティーク」や「ヴィンテージ」のように年代にとらわれず、古いものを好むこと・懐古趣味を指します。インテリアの他、ファッションやライフスタイルまで幅広く使われています。
レトロインテリアの魅力
年代に関係なく、なぜか惹かれてしまうレトロな空間。日本でも幾度となくレトロブームが起きているのもうなずけます。ここでは、レトロインテリアの魅力に迫ってみたいと思います。
ほっとする癒し空間
レトロインテリアと言えば、昭和レトロに代表される昔懐かしいインテリアが思い出されます。畳にちょこんと置いてあるちゃぶ台や飴色になるまで使い古された和箪笥・ひき出しなどはノスタルジーを感じさせてくれます。
昭和を知らない若い世代は、レトロな家具で育っていないかもしれません。しかし、祖父母の家や漫画などでなじみがあるため懐かしく感じ、ほっと心が落ち着くのでしょう。
おしゃれなカフェ風
レトロブームの象徴のひとつが、レトロカフェの存在です。おしゃれで個性的なデザインのソファにノスタルジックな魅力漂う照明や雑貨類。オレンジ色の照明とゆったり流れる時間が居心地よく、ついつい長居してしまいますよね。
日常と非日常が混ざり合った心地よい空間を、自分のお部屋でも再現してみたいと思う方は多いのかもしれません。昨今在宅ワークが増えるなか、レトロカフェを思わせるダイニングリビングセットも人気が出ています。
和室に取り入れやすい
和室だけどおしゃれな空間にしたい、という方に取り入れやすいレトロインテリア。和の要素を存分に活かして、昭和レトロな空間をつくることが可能です。古風なすりガラスや照明もレトロ空間のよい引き立て役になります。
昔風のかわいらしい雑貨やポスター、キッチュな柄のクッションを置くだけでもレトロな雰囲気が味わえますよ。レトロなものだけがお部屋で変に浮いてしまわないよう、全体のバランスを考えてコーディネートしましょう。
和と洋の融合を楽しみたいのであれば、ぜひレトロ調のソファを置いてみてください。ちゃぶ台や文机のような低めのテーブルに合わせるならコンパクトなローソファがぴったりです。また、自然素材がふんだんに使われている和室には、木のぬくもりを感じる北欧風のソファもしっくり合います。難しく考えずトライしてみてくださいね。
レトロソファの特徴
居心地のよいほっとする空間を演出してくれるレトロインテリア。お部屋の主役となるソファもレトロ感のあるものを選びたいですよね。レトロソファにはどんな特徴があるのかまとめました。
フレームのデザイン
レトロソファのフレームには、大きく分けて3つのタイプがあります。ソファ全体が生地で覆われた「一体型タイプ」、ひじ掛けなどが木製の「木製タイプ」、アイアンやスチールで作られた「金属製タイプ」です。一体型タイプは重厚感があり、レトロシックな印象となるでしょう。
ご家庭でも取り入れやすいのは、種類が豊富な木製フレームのタイプです。木がもたらすぬくもりは、レトロインテリアに欠かせない居心地のよさを与えてくれます。コンパクトなものが多いのも日本の住宅にはぴったりですね。男性的な武骨な印象のお部屋にしたい場合には、金属フレームでかっこよく決めましょう。
張地の素材
レトロソファに使われる素材としてまず最初に思い浮かべるのは、レザー素材ではないでしょうか。レザー素材にも本革と合皮の2種類があります。合皮であっても本革と見分けがつかないような高品質のものが多く、さらにはわざと年月を経たかのように加工したものもあります。
レザー以外にも、あたたかみを感じるファブリックはカラーも多く、お部屋のアクセントにもなります。モケットなどの起毛タイプであれば、なめらかな独特の質感がノスタルジーをかき立ててくれるでしょう。
レトロ感をアップさせる装飾
レトロカフェのソファでも多く見られる装飾として代表的なのが、「キルティング加工」と「ボタン加工」です。レトロソファはシンプルなものが多いですが、どんな空間にもしっくりくるさりげない装飾は飽きがきません。
レトロなソファおすすめ5選
ここからはSOFA STYLEおすすめのレトロな雰囲気のソファを紹介いたします。素材や形も様々なので、お部屋に合わせてお好みのものを見つけてください。
色褪せることのないグリーン 木肘レトロソファ 2人掛けタイプ
これぞレトロと思わせる、懐かしくも色褪せることないソファです。普遍的デザインなので、おしゃれなカフェスタイルにもモダンなお部屋にもなじみます。レトロソファの特徴であるキルティングとボタン加工が施されています。天然木を使用した木肘がぬくもりを感じさせてくれますね。また、デザインだけでなく座り心地にもこだわっています。背もたれは休息しやすい110°に設計されており、いつまでもゆったりとくつろいでいたくなります。
カフェ時間 天然木ウォルナット無垢高級デザインリビングダイニング 3点セット
まるで自宅がレトロカフェになったかのようなリビングダイニングセットです。限られたスペースを有効に使えるので、場所を選ばずワンランク上の空間を作り出すことができます。ソファのレイアウトも変えられるので、いろんな使い方ができます。無垢材の美しい天板を使用したテーブルがぬくもりと重厚感を演出してくれます。ソファはパイピングとボタン加工が施され、普遍的ながらも懐かしさを感じます。PVCレザーを使用しているので、汚れや水にも強いのがうれしいですね。
3つの異素材でこだわりの形を作り上げる ヴィンテージデザインソファ
天然木・レザー・スチールの3つの異素材を組み合わせた、レトロファンのためのソファです。パイル材で作られた天然木のひじ掛けは使い込むほどに味わいが増し、スチールのフレームが懐かしさを感じさせます。ゆったり過ごせるように、やわらか過ぎない座面クッション。大切な時間を過ごしてもらえるよう、サイズを2種類ご用意しました。
6カラーから選べる 肌触りが良いコーデュロイソファ 1人掛け
コーデュロイ素材があたたかな雰囲気を醸し出してくれるソファです。コンパクトなサイズ感なので、1人暮らしのお部屋にも無理なく置いていただけます。6つのカラーは明るすぎない色合いなので、レトロなお部屋に浮くことなくなじんでくれます。背もたれとひじ掛けは14段階のリクライニング機能付きでお好みのくつろぎ方で過ごせます。ポケットコイル搭載なので、上質な座り心地で身体への負担を軽減してくれます。
ゆるぎない美意識から生まれた 北欧デザイン木肘ソファ 2人掛け
普遍的なデザインの北欧ソファは、レトロな空間に違和感なく溶け込みます。このソファは流れるような曲線が美しい上質なデザインで、お部屋に置くだけでアートとなります。3色のカラーはどれもおしゃれで、お部屋にエッセンスを加えてくれます。背もたれと座面の傾斜が座りやすさを生み出し、座面の広さがくつろぎ度をアップさせてくれます。
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まとめ
この記事ではレトロインテリアの魅力とレトロソファの特徴をお伝えしました。レトロインテリアは、ほっとする癒しの空間とおしゃれな雰囲気を作り出してくれます。ぜひレトロソファを取り入れて、ゆったりと流れる心地よい時間をお過ごしください。
