ソファ・インテリア情報のソファスタイルマガジン

ソファを設置する場所の広さはしっかりと確認しておきましょう。初めてソファを選ぶ方が失敗しやすいのが、たぶん置けるだろうという憶測で判断してしまうことです。

特にショールームなどで見ている時には、今いる空間が広いことでソファが小さく見えてしまいますが、実際に部屋に置くとかなり大きい場合がほとんどです。

自分の部屋に置くスペースをしっかりと把握しておくことで、部屋に置いたら思ったよりも大きかったというリスクを無くすことができますので、事前に設置場所の広さを確認しておきましょう。

次に見ておくポイントは、搬入経路です。ソファを部屋に置くためには、建物の入り口から設置場所まで運ばないといけません。運ぶまでには扉や廊下、建物によっては階段やエレベーターを経由する必要がありますので、ソファを持ったままそれぞれの箇所を通ることができるか確認しておく必要があります。

ギリギリのサイズを選ぶと、壁やソファに傷を付けてしまったり、運送業者から搬入を断られてしまう場合もありますので注意しましょう。

ソファを部屋に置くとき、内装や家具の色を見ておくことも大切です。ショールームやネットのページでは、ソファがおしゃれに見えるようにプロがコーディネートをしています。その為、ソファと設置する場所の相性が悪いと不格好な雰囲気の部屋になってしまいます。

床や壁の色、今使っている家具の色を事前に確認しておくことで、ソファを置いた時のイメージがしやすくなるので、ソファを選ぶ前にしっかりと確認をしておきましょう。

ソファの座り心地で特に重要となるのが、座面の硬さです。ソファの座面は、硬めと柔らかめのどちらに寄っているかで座り心地が変わってきます。

硬めであれば、底付き感がなくしっかりと下から支えられているような安心感があります。柔らかめであれば身体が少し沈み込みますので、包まれているような心地よさがあります。

どちらかが優れているということは無く、人によって一番合う座面の硬さはバラバラなので、好みの硬さを見つけてみましょう。

ソファの生地にも様々なタイプがあり、大きく分類すると本革・ファブリック・合成皮革の3つに分かれています。本革は耐久力が高く、高級感があります。使い込むことによって色合いや生地の硬さが変わるので、経年劣化を楽しめる魅力があります。

ファブリック生地は肌触りが心地よく、クッションの柔らかさが伝わりやすいです。ソファによってはカバーの取り外しができるので、手入れがしやすいのも魅力。合成皮革は本革に似せて作られたフェイクレザーとも呼ばれ、本革よりも若干高級感は劣りますが、価格が安く済みます。水や汚れにも強いので、オシャレさと実用性を兼ね備えた生地です。

それぞれメリットとデメリットがありますので、自分好みの質感や理想の部屋に合わせて、一番馴染む生地を選びましょう。

ソファ選びで一番悩む人が多いのがソファの色です。ソファの色は第一印象や部屋のイメージに大きく関わるポイントですので、気に入ったソファが見つかっても、色を決めきれずに何時間も悩んでしまう方が多いです。

お店に行く前に、理想の部屋をあらかじめイメージしておくことで色選びがスムーズになります。お部屋の内装や家具の色と相性の良い色を事前に調べておくと、お部屋がより魅力的になるのでおすすめです。

まず最初に選ぶ必要があるのは、ソファのサイズです。ソファのサイズは主に横幅のことを指します。一人暮らしや狭いお部屋の場合には、120cm前後の横幅でも十分寛ぐことができます。

二人以上で座る場合や、寝転がりながら寛ぎたい方は160cm～180cmくらいのサイズがおすすめです。ご家族で使われる場合や大きな部屋に住まわれている方は、180cm以上や複数のソファを組み合わせるのがおすすめですよ。

ソファは高さによって異なるスタイルがあります。ソファの下に脚が付いているスタンダードスタイルや、脚の付いていないフロアスタイル。高さを抑えたロースタイルなどが日本では人気が高いです。

ソファは大きな家具の分類に入りますので、お部屋に合うスタイルのソファを選ばないと、置いた時に狭く感じたり、圧迫感が出たりしてしまいます。特に日本の住宅は海外と比べても低めに設計されていることが多いので、高さのないフロアスタイルやロースタイルを選ばれる方が多いです。

ただし、ロースタイルは座面が低い位置にあるので着座や立ち上がりの動作が大きくなり、腰に負担が掛かりやすくなってしまうというデメリットもあります。そのため、腰回りが気になる方はスタンダードスタイルを選ぶことをおすすめします。

ソファの形にも様々なタイプがあります。一般的な横長に伸びているストレートタイプソファは直線の形なので、部屋に置きやすく場所を取りにくいです。部屋の角に置きやすいコーナータイプソファは、お部屋に無駄な空間を作らないので、スッキリとまとまった印象の部屋になります。

多くのインテリアショップで人気が高いカウチタイプソファは、肘掛けや背もたれを倒すことで座面が広がったり、ソファの前方に座面が伸びていたりと足を伸ばしながら寛ぐことができます。

ソファのタイプは寛ぎ方に大きく関わるポイントですので、ソファの上でどのような過ごし方をしたいのかを考えながら選ぶと良いですよ。