ソファのデザインを選ぶとき、背もたれの高さや座面の広さなど気になるポイントは人それぞれ異なります。ソファでくつろぐスタイルによって購入時に特に迷うのが肘かけです。あってもなくても同じだと思われがちですが、実は購入前にチェックしておきたいソファの肘かけについてご紹介します。
ソファの肘かけ、あった方が良い?
まず、ソファの肘かけの有無を決めるときのポイントをご紹介します。
立ち座りが楽
ソファに肘かけがあると、ない場合と比べると立ち座りが楽です。立ち座りするときは体のバランスを崩しやすくなるため、肘かけがあると手をかけられるので体を支えながらの立ち座りが可能になります。
また、肘かけがないソファの場合は座面に手をつくことが多いですが、クッションがへたれたり生地が汚れたりしやすくなります。肘かけを利用することでソファを長く愛用することが可能です。
リクライニングがあればさらに快適
肘かけのあるソファにリクライニング機能がついていると、さらにリラックスしてくつろぐことができます。背もたれを倒しているときには肘かけがあった方が姿勢をキープしやすくなります。
また、肘かけの幅が広めに設計されているソファを選べば、コップや本などを置いてサイドテーブル代わりに使うことも可能です。
つなげて使うなら、肘かけは「なし」がおすすめ
1人がけソファを横に並べてたりつなげて使う場合は、肘かけは「なし」がおすすめです。1人で座っているときはあまり気になりませんが、つなげた際に肘かけがあるとせっかくの2人分のスペースが狭く感じてしまうことも。
肘かけがないタイプのものを選ぶことで1人がけソファとして使えるのはもちろんのこと、ワイドサイズの2人がけソファとして使ったり、あぐらをかいて座ったりすることも可能になります。
肘かけがあるソファの特徴
次に、肘かけがあるソファの特徴をご紹介します。
多機能
ソファに肘かけがついていると多機能で便利です。肘を置く場所としての役割だけでなく、幅が広めの肘掛けなら本やコップを置く小さなサイドテーブルとしても重宝します。
肘かけ付のソファの中にはリクライニング機能が付いているものもあり、シチュエーションに応じた寛ぎ方ができます。片方の肘掛けを倒してカウチスタイルを楽しむこともできますし、2人がけ以上のソファの場合は、うたた寝スペースとしても使えます。
異素材だとアクセントに
ソファの肘掛けの素材がソファ本体異なるものを使っていると、デザインのアクセントにもなります。生地がファブリックで肘掛けに木材が使われていると、ナチュラルな印象になります。
また、肘かけにスチール素材が使われたデザインソファは、クールなインテリアにもよく合います。ソファ全体の生地が同一だとまとまりがあるように見せることができますが、肘かけに異素材が使われているとひと味違ったおしゃれな空間づくりが可能です。
木の肘かけは要チェック
木目の美しさや木の風合いを楽しめる木の肘かけは、デザイン性だけでなくソファの用途に合っているか購入前に確認しましょう。木の肘かけは他の素材の肘かけと比較するとリクライニング機能が付いていないため、おしゃれではあるものの使い勝手は良くないと感じてしまうこともあります。ソファを様々なスタイルで楽しみたい場合は、リクライニング機能が付いているタイプのものを選ぶ方がおすすめです。
また、ソファで座ることを主としていて横にならない場合は木の肘かけが安定感があっておすすめです。
持ち運びが楽
ソファに肘かけが付いていると、持ち運びするのが簡単です。ソファはコンパクトサイズでもある程度の重さがあると、レイアウト変更する際にしっかり支えて移動させるのが難しいことがあります。
また、持ち上げた際に腰や背中に負担がかかりやすい体勢にもなりやすくなります。肘かけが付いていることで安定した体勢でソファを移動させることができます。
肘かけがないソファの特徴
続いて、肘かけがないソファの特徴をご紹介します。
並べて置ける
肘かけがないソファは、並べて置くことができるのがメリットとして挙げられます。肘かけがあると並べたときに一体感がありません。肘かけがないソファなら、並べて置くことでひとつのソファとして使うことが可能です。
普段は別々の空間に置いたり、ひとつずつ独立させてレイアウトしたり、気分に応じて並べるなど配置の変化を楽しめます。
フォルムがすっきり
ソファに肘かけが付いていないとフォルムがすっきりして見えるのも特徴です。肘かけがついているソファは、座面に対して肘掛けの高さがあるため少なからず圧迫感を感じさせてしまいます。それに対して肘掛けがない場合は、ソファの座面周りに視覚を遮るものがないので見た目がすっきりします。
空間を広く見せたい、洗練されたレイアウトにしたい場合に肘かけが付いていないソファはぴったりです。
寝ころびやすい
肘かけが付いていないソファは、寝ころぶのにも最適です。横になるときに肘かけに頭をぶつける心配がありませんし、脚が座面から飛び出ても窮屈に感じることがありません。
コンパクトなソファを目的に応じてサイズ調整をしたい場合は、肘かけにリクライニング機能が付いているタイプのソファがおすすめですが、コーナーソファなど比較的大きめのソファで横になりたい場合は肘かけが付いていない方が使い勝手が良いケースもあります。
肘かけあり・なしいろいろ!座りたくなるおしゃれソファ
ついつい座りたくなるおしゃれなソファを、肘かけが付いているタイプと付いていないタイプそれぞれご紹介します。
人気の北欧デザイン♪木肘付き1人がけソファ
洗練されたデザインと上質な素材の組み合わせが人気の北欧風1人がけソファです。曲線と直線のバランスが美しいウッドフレームには天然木のラバーウッドを使用。上品なダークブラウンの色合いと木目の美しさが魅力です。また、肘かけはほどよい幅があるので、ちょっと飲み物を置いたりするのにも便利。座面と背もたれは硬すぎず柔らかすぎない座り心地のため、長時間座っても疲れにくくなっています。カラーは幅広いインテリアと相性の良いネイビーと、明るい印象にしてくれるグレーの2色からお選びいただけます。
コンパクトサイズで多機能!人気の1人がけリクライニングカウチソファ
1人暮らしの部屋にも置くことができる、コンパクトサイズで多機能なリクライニング機能付きのカウチソファです。背もたれと肘かけに14段階リクライニング機能が付いていて、好きな角度に調整して寛ぐことができます。片方の肘かけをフルフラットにすれば、脚を伸ばして寛げるカウチソファになります。また、同素材のオットマンと組み合わせればベッドスタイルも楽しめます。ソファの座面は52cm x 55.5cmのワイドサイズで、大人があぐらをかいて座ることも可能です。ほどよい弾力がある座面には人気のポケットコイルと複数のウレタン素材を使用した多層構造。座り心地にこだわった組み合わせになっています。カラーはターコイズブルー、グレー、ネイビー、レッド、ブラウン、グリーンの6色からお選びいただけます。
異素材がアクセントに♡ヴィンテージデザインのレザーソファ
大人モダンな空間に置きたくなる、異素材を組み合わせたレザーソファです。ヴィンテージ感のあるスチールフレームは、ソファを実際のサイズよりもすっきりと見せてくれます。上品な光沢がある肘掛けには木目の美しい天然木のパイン材を使用。座面と背もたれのクッションはそれぞれ硬さが異なり、座面は疲れにくい硬め、背もたれは体をすっぽり包み込んでくれる柔らかめになっています。張り地には耐久性のあるPVCレザーを使用。汚れが気になったときには固く絞った布で拭けるので、気軽にお手入れできます。カラーはキャメルブラウンになります。
使い方いろいろ!レザー調のシンプルデザインフロアソファベッド
シチュエーションに応じたくつろぎ方ができる、シンプルなデザインのフロアソファベッドです。張地にレザー調の生地が採用されていて、カラーはアイボリー、ブラック、ダークブラウンの3色からお選びいただけます。ソファとして使うことができるのはもちろんのこと、カウチスタイルやベッドスタイルでもくつろげます。また、座面と背もたれにはウレタンチップがたっぷり詰められていてふかふか。比較的コンパクトな日本家屋にも合うようなサイズ感に作られているので、空間を有効活用しながらもリラックスタイムを楽しめます。
シンプルデザインなのに個性的!カバーリング仕様の2人がけソファ
シンプルなフォルムでありながら個性的なデザインの2人がけソファです。ころんとした見た目のローバックソファで、狭めのリビングに置いても圧迫感を感じさせません。また、肘掛けが低めに設計されていて、横になったときに枕代わりにもなります。張地はライトグレージュ、スチールグレー、チャコールブラウンの3色で、簡単に取り外して手洗いできるカバーリング仕様です。
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まとめ
ソファ選びをするときに意外に忘れがちな肘かけの有無。目的に合ったくつろぎスタイルを実現させるには、肘かけが付いているかどうかで大きく使い心地が異なります。ソファをどのようなスタイルで使いたいのかに合わせて肘かけがあるものを選ぶかどうか決めることをおすすめします。ご紹介したおすすめ商品も参考に、お部屋にぴったりのソファ選びをしてみてくださいね。