頭まで預けられるハイバックに、足も乗せられるカウチもつけば、全身をソファに預けることができリラックスにはぴったりです。しかし上も下も大きいとなると、邪魔になるなどの心配もありますね。そこで今回は、ハイバックカウチソファの特徴や機能から、デメリット対策もできないか見てみました。
ハイバックカウチソファで全身リラックス
まずは改めて、ハイバックとカウチ、それぞれの魅力をご紹介します。
ハイバックゆえに頭がぐらぐらしない
ハイバックは肩や首、頭まで支えてくれる背もたれで、上半身を安定させることができます。寄りかかれることで首こりや肩こりの対策にもおすすめです。
カウチ付きで足もくつろぐ
一方カウチは足を伸ばして座ることができます。曲げっぱなしで疲れるのを回避できるほか、足が付かないような高い座面だったとしてもくつろぎやすいのが魅力です。
また座面自体が広いため、いざという時は予備の椅子としても使えます。
ハイバックカウチソファのデメリットとは?
便利な機能も多いハイバックカウチソファですが、デメリットもあります。
高さがあるため視界を遮ってしまう
まずハイバックであるため、視界を遮ってしまうことがあります。自分がソファに座っている時はよいですが、そうでない場合にソファが邪魔になって向こうにあるテレビが観られない、なんてことも考えられます。
身動きが取りにくい
また頭まで支えてくれるメリットは、裏を返せば頭まで固定されるというデメリットになります。肩のこりが解消できても、長時間同じ姿勢でいると疲れやすいです。
加えて、横向きなどにならなければ姿勢は仰向けになります。本やスマホは持ち上げて見る必要があり、腕に負担がかかるのもデメリットです。
大きすぎて設置できない
ハイバックでカウチもついたソファであれば、サイズ自体も大きくなりがちです。気に入ったデザインや機能のソファを見つけても、設置したい部屋に入らない可能性が生じます。
また部屋には入るとしても、玄関や廊下など搬入経路で手間取ることもあります。
重くて持ち運びも大変
大きいソファは、重さもあります。女性の一人暮らしや高齢の方など、自力で運ばなければいけない場合に苦労するでしょう。
運搬まで任せられるお店や、手伝いが得られない場合は注意してください。
デメリットを解決できるソファ選び
しかし、ハイバックカウチソファのデメリットは解消することもできます。デメリットが生じる場合は、ソファを選ぶ際に以下の点をチェックしてみましょう。
ハイバックも可動型なら低くできる
視界を遮るハイバックは、角度を緩くすれば実質低くすることができます。ソファの中にはリクライニング機能付きや、背もたれが取り外し可能なクッションになっている商品もあるので、優先しましょう。リクライニングはもちろん、取り外し可能なタイプも角度を調節しやすいため、姿勢を変えたい時にも便利です。
またフラットにしてしまえば、カウチも加わることでベッド代わりにできます。ベッドを節約できれば、大きいサイズでも置きやすくなりますね。
ローソファで座面の高さを下げる
高さの調節は、背もたれだけしかできないわけではありません。ソファにはロータイプと呼ばれる、座面が低い商品も存在します。
ハイバックの高さはそのままでも、座面を低くすればソファ全体のサイズを下げることが可能です。和室に置くなど、普段から床に近いライフスタイルの方に向いています。
色で重苦しさを軽減
ソファの重厚さは、見た目から和らげることも可能です。特に色の好みが無ければ、ホワイト系やナチュラル系の淡い色を優先しましょう。
またほかの色であっても、部屋と同系色ならばソファが馴染みやすく、目立ちにくいです。
カウチがオットマンになるなど分離できるタイプ
サイズはコンパクト型のソファを選ぶ手もありますが、一方で複数のパーツに分解できるタイプもおすすめです。
例えばカウチはソファ本体に繋がっていますが、足を乗せる点ではオットマンも同じです。オットマンは使わない時は別の場所に置けるため、部屋をスッキリさせることができます。
またコーナーソファなど、ソファ自体をパーツで分けられるタイプもあります。1つ1つは小さく軽いため、力がない人でも運びやすいです。
デメリットを魅力に変える方法も
デメリットを解消できるソファを選ぶ一方、状況次第ではデメリットがメリットに変わることもあります。当てはまればそのまま使ってみるのも◎です。
視界を遮るなら仕切りにぴったり
視界を遮るハイバックは、むしろ自分の空間を作るための仕切りにしてみてはどうでしょう。ワンルームをソファで区切り、寝るスペースと仕事など作業用スペースに分ければ、気持ちの切り替えもしやすいです。
壁やカーテンなどに比べると、ソファによる仕切りはオシャレで、インテリアとしての魅力も備えています。
壁際に配置すれば部屋もスッキリ
ソファが邪魔だと感じるのは、部屋の真ん中に置いているからかもしれません。ハイバックソファは仕切りになるほどの高さがあるため、むしろ壁に寄せて配置しても素敵です。部屋の中央が空けば、端から端を見ても視界は良好です。
レザー素材で重厚さを高級感に
ホワイト系や部屋の色に合わせるなど、見た目の解消法をご紹介しましたが、あえてソファの重厚さを活かすのも手です。レザー素材を使えば、重厚さも高級感に変えることができます。
ホテルのロビーやオフィスの応接間のような、リッチな空間が作れますよ。色は敢えて部屋の色とは異なるカラーを選んで、ソファを一層引き立てても良いでしょう。
まとめ
ハイバックカウチソファは、メリットに比例してかデメリットも少なくありません。しかし解消することは可能ですし、使い方次第ではデメリットも魅力になります。ぜひハイバックカウチソファで、リラックス空間を手に入れてください。
おすすめの商品
以降では、ソファスタイルのハイバックカウチソファとして使用できるソファをご紹介しています。
包まれるようなくつろぎの形 ハイバックソファダイニング 3点セット
コーナータイプでもあるハイバックソファです。コーナーを利用することでカウチとして足を伸ばせます。一体型ではなく3脚に分けることができ、切り離したレイアウトも可能です。また背もたれは独立したクッションゆえ、使わない時は取り去ることもでき、視界を遮りません。また取り付けの際も好みの角度で置けるため、リクライニングに近い使い方ができます。
【搬入・設置無料】馬場家具 本革コンビネーションソファ 幅211cm
3人掛けのハイバックカウチソファです。座面のクッションを入れ替えることによって、カウチはオットマンや1人掛けソファとしても使えます。ブラックのカラーは高級感やモダンな雰囲気を演出でき、上品な空間を作ることが可能です。また一見1色のみの無地に見えますが、選択次第ではステッチに赤を取り入れることもできます。脚も2カラーがあり、より希望に合うデザインを選べます。
ベッドスタイルにも あらゆる生活シーンに寄り添う3way 2人掛けソファ
カウチのほか、ベッドとしても使えるハイバックソファです。座面のみを展開すればカウチに、背もたれを倒せばベッドに切り替えられます。脚のないフロアスタイルで座面は低く、ハイバックの高さが気にならないのも魅力です。2つあるクッションは枕にしたり腰当てに使うなど様々なシーンで活躍してくれます。ソファ本体はセミダブルサイズなので家族や恋人と使ってもよし、1人でゆったり楽しむのもおすすめです。
贅沢に気品のあるホワイト ハイバックフロアコーナーソファ 4点セット
より大きなコーナーソファです。4点セットで組み換えが自由にでき、コーナーを作らず一列に並べればベッドのように寝ることもできます。カウチはコーナーを使って座っても良いですし、1人掛けソファの前にもう1つ別のパーツを並べても作れます。またパーツの中には背もたれがテーブルになるソファもあり、サイドテーブルなどがない状況でも本やスマホを置いたり、飲食を楽しむことが可能です。
おしゃれな寛ぎ空間 ハイバックリクライニング木肘ソファ 2人掛け
見た目にスッキリした印象を得耐えてくれる、木肘ソファの商品です。別売の同じシリーズのオットマンを合わせることでカウチスタイルを作れます。リクライニングは6段階あり、きちんと座るのも緩い傾斜でゆったりくつろぐのも自在に行えます。39cmの座面のうち脚は25cm程ありますから、ちょっとした収納に便利です。何も置かない場合も、掃除機が通りやすいといったメリットがあります。