ソファにリクライニング機能が付いていることで、より快適にソファでくつろぐことができます。ですが、同じリクライニングソファでも段階数や使用する場所によっては選ぶものも違ってくるので、用途や場所に応じて選ぶことが大事です。ここでは、リクライニングソファの選び方やおすすめ品を紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ソファをリクライニングにするメリット・デメリット
まずは、ソファにリクライニング機能を付けた場合のメリット・デメリットを把握し、リクライニングソファを選ぶ際や、取り扱いの参考にしましょう。
リクライニングソファの特徴
リクライニングソファとは、ソファの背もたれを後ろに反らすことができるソファです。中には肘掛けをリクライニングできるタイプもあります。角度調整ができるので、好きな角度位置で体を固定してくつろぐことができます。
リクライニングの角度は、一般的には3段階~5段階のものが多いですが、中には10段階以上のものもあるので、幅広い段階数から選ぶことができます。
メリット
リクライニングソファには以下のようなメリットがあります。
・フラットにするとベッドのように使える
・スタイルに応じてくつろげる
・省スペースで設置できる
やはり角度調整できることによるメリットが多く、スタイルに応じてくつろげることが大きなメリットです。また、リクライニング機能があることによって、カウチソファよりも狭いスペースで同じようにくつろげることも大きなメリットといえます。
デメリット
メリットが多いリクライニングソファですが、一方でデメリットもいくつかあります。
・壁際に近いと機能が使えない
・故障することがある
・耐久性が低いとリクライニングに負担がかかる
背もたれを倒すことを前提にしたソファであるため、それを想定した場所で使う必要があります。また、リクライニング機能は背もたれの角度調整ができますが、体重を背もたれに預けるので、耐久性が低いと機能そのものに負担が掛かり故障の原因となります。
注意点は?
リクライニングソファは大きく分けて電動タイプと手動タイプに分類されます。電動式の場合はコードの断線による故障に注意が必要となり、また重量が重たくなるケースが多いので配置場所にも注意しましょう。
リクライニングソファの選び方
ここからは、リクライニングソファの選び方について、項目別に解説していきますので、特徴やメリット・デメリットとあわせて参考にしてみてください。
手動タイプと電動タイプ
上記でも少し触れましたが、リクライニングソファは手動タイプと電動タイプに分類されます。その名の通り、電動タイプは電動で角度調整、手動タイプは手動で角度調整をそれぞれ行います。角度調整の手段とは別に、電動・手動それぞれ特徴があるので、まずは、それぞれの特徴を把握して、種類を選択しましょう。
手動タイプの特徴
一般的なリクライニングソファであり、少ないもので3段階から5段階調整、多いもので20段階以上など、リクライニングの段階数が幅広いです。当然ながら電動タイプよりも価格設定が低く、また、種類やアイテム数も多いので、幅広くソファを選ぶことができます。
電動タイプの特徴
電動タイプのリクライニングソファは、無段階であることが大きな特徴です。そのため、足の高さや背もたれの角度を自分の好みに応じて細かく調整できます。手動タイプの場合は段階が決まっているので微妙な角度調整が難しいですが、電動タイプではその心配がありません。
ソファのサイズを確認
ソファを置く場所や間取りに応じてソファのサイズを決めていきましょう。また、それに加えて使用する人数も踏まえて置くと、後々便利に活用できます。寝室の場合であれば1人掛け用~2人掛け用、リビングダイニングであれば2人掛け用以上を選びましょう。
スペースに余裕があるようであれば、2人掛け用を2つや、3人掛け用を選ぶのもありです。ですが、リクライニングソファの場合は、背もたれを倒すことが前提なので、無理なくスペースを確保できるサイズを選ぶのがおすすめです。
インテリアに合わせたカラーやデザイン
いくら機能性が高くて使い勝手が良かったとしても、インテリアに合ってなければ、それがストレスになってしまうこともあります。インテリアでソファのデザインを合わせる際は、家具がお部屋にマッチしやすい同系色や類似色、家具がアクセントになる差し色などを踏まえ、好みや環境に応じてカラーやデザインを選びましょう。
同系色や類似色
例えば、お部屋全体のカラーが白だった場合、ソファもそれに近い色を選びます。同系色なら白色、類似色ならクリーム色や薄い灰色がおすすめです。
差し色
差し色の場合は、その家具の色がお部屋のアクセント代わりになります。例えば、お部屋全体のカラーが白だった場合は、反対色である黒色がそれにあたります。
ソファの素材
ソファに使われている素材は、肌触りや座り心地、またお手入れのしやすさなどにも直結します。一般的にソファに使われている素材は、布タイプのファブリック、皮タイプのレザーや本革です。
本革
高級感のある見た目と、使っていくうちに素材そのものに味わい深さが出てくるのが、この素材の大きな特徴です。ですが、本革製のソファは価格が高い傾向にあり、またお手入れが大変なことがデメリットとして挙げられます。
合成皮革
本革のような高級感のある見た目と、それでいて本革よりも安価なことが、この素材の大きな特徴です。ですが、本革よりも強度が低いため、丁寧に使用し、また、こまめにお手入れをしないとひび割れを起こしたり、劣化したりします。
ファブリック
いわゆる布張りソファのことで、肌触りと通気性が良く、カラーバリエーションが豊富です。アイテム数や種類も多いので、豊富な商品の中から選ぶことができます。一方、汚れが付きやすく、ホコリがたまりやすいことがデメリットであり、こちらの素材もまめにお手入れすることが、長く綺麗に使うポイントです。
おすすめの商品
ここからは、ここまでの特徴やメリット・デメリット、選び方などを踏まえ、リクライニングソファのおすすめ品をご紹介します。
ベッドスタイルにも あらゆる生活シーンに寄り添う3way 2人掛けソファ
高級感のある見た目とハイバックの背もたれが特徴のリクライニングソファです。ワイドタイプのハイバックソファなので、フラットにすればベッドとしても使うことができます。14段階式のリクライニングなので好きな角度、好きな姿勢で、お好みのスタイルに合わせてゆったりとくつろぐことができます。
しっかりした座り心地 コイルスプリング内蔵カウチソファ ファブリックタイプ
シンプルでありながらも、暖かみのあるデザインとカラーが特徴のリクライニングソファです。取り外し可能な脚付きソファなので、脚を外せばローソファとしても使えます。肘掛けにもリクライニング機能が付いているので、スタイルや姿勢に応じてワイドにゆったりとくつろげます。
それぞれがくつろぎやすい体勢に リクライニングローソファ 2人掛け
2人掛けのロータイプリクライニングソファです。2人掛け用ですが背もたれはそれぞれ独立しています。片方はフラットに、片方は背もたれを起こしてなど、変幻自在でお好みに応じて使い分けが可能です。リクライニング自体は5段階ですが、インテリアに合わせやすいロータイプ、暖かみのあるデザイン、ゆったりとできるクッション性など、ソファとしての性能も高いです。
冬はこたつに合わせてくつろぎたい 低反発ハイバックローソファ 1人掛け
体を優しく支える、低反発ハイバックローソファです。1人掛けなので、寝室などに最適なソファです。脚は付いているのですが、取り外しが可能なので、冬場であればこたつにも対応できます。頭部と背部にそれぞれリクライニング機能が付いているので、背中から首まで細かい調整が可能です。
コンパクトサイズで心地良く 5段階リクライニングカウチソファ 1人掛け
奥行きと幅をワイドに取った1人掛け用のリクライニングソファです。ゆったりとしたワイドタイプなのでゆったりとくつろぐことができ、また、リクライニングによって好きな角度で快適にくつろげます。座った時に体重が分散されるポケットコイルが採用されているので、体を優しく支えてくれます。
まとめ
ここまで、リクライニングソファの特徴や選び方、おすすめ商品をご紹介しました。リクライニング機能の有無でソファの性能に違いが出てしまうので、付いているに越したことはありません。ですが、ソファを置く状況や環境によっては適さない場合もあるので、上記のメリット・デメリットや選び方などを踏まえて、損をしないようにしっかりと選びましょう。