革のソファは高級感があって、大人のカッコ良さを感じられるので人気が高いです。そんな人気のある革ソファですが、ひび割れによって見た目が損なわれてしまうデメリットがあります。今回は、革ソファにひび割れが生じてしまう原因と予防、対処方法についてご紹介していきたいと思います。革ソファの購入を検討している方や、すでに使われている方はぜひ参考にしてみて下さい。
革ソファがひび割れする原因
まずは革ソファが何故ひび割れてしまうのかをお伝えしていきます。普段の何気ない使い方が、少しずつ革を痛めているかもしれませんよ。
乾燥による油分不足
革ソファがひび割れてしまう一番の原因は、乾燥による油分の不足です。
革は私たち人間の皮膚と同様で、乾燥している状態が続くと表面がカサカサになり荒れてしまいます。そのため、革の光沢感やハリを維持するためには、適度な油分が必要となります。
使用による劣化
革ソファは普段の着座によっても少しずつ劣化していきます。ソファ表面の革と服が擦れることで摩擦が発生し、革の凹凸が少しずつなくなっていきます。凹凸が無くなると光沢感が出るので、一見良いように感じますが、傷や破れが生じるリスクが高くなります。
また、摩擦以外にも着座によって生まれるシワが革を痛める原因にもなっています。座ることでソファの革は伸びたり縮んだりするのですが、長時間同じ状態でいるとシワや歪みが残ってしまいます。一度付いたシワが自然に戻るのには時間が掛かるため、そのまま使用を続けることでシワの箇所から破れてしまうなんてこともあります。
お手入れ不足
革のお手入れが不足していることも、ひび割れが起きる大きな原因です。革製品は日頃のメンテナンスがとても重要で、メンテナンスを怠ると革の劣化がかなり早く進行してしまいます。付着した埃は革の水分を吸収するので乾燥させてしまいますし、表面を傷つける可能性もあります。
また、定期的に革用のオイルやクリームを塗る必要があります。面倒だからといってメンテナンスを怠ると劣化はどんどん進行していってしまいます。
革ソファのひび割れ予防
革ソファのひび割れは見た目の美しさを大きく損ないますので、なるべくは発生しないように防ぎたいですよね。ここからは、ひび割れを発生させないための予防についてご紹介していきます。
ブラッシング
革は小さな埃や食べかすなどでもダメージを追ってしまうとても繊細な生地です。定期的にブラッシングを行い、綺麗な状態をキープすることはとても重要です。
ブラッシングを行う際には、優しく撫でるように掛けるのがポイントです。あまり強く擦ってしまうと、表面に傷を付けるだけでなく、油分まで一緒に取り除いてしまう可能性があります。ブラシの種類も、革用の柔らかい毛先の物を選ぶと良いでしょう。
革手入れ専用のクリームを塗る
ブラッシングを行った後には、革専用のクリームを塗ることも大切です。クリームを塗ることで、経年劣化で失われた油分と水分を補給し、革に張りと潤いを与えてくれます。クリームを塗る時にはいくつか注意しなくてはならない点があります。
クリームを塗る前に軽く水拭きをする
革ソファにはあらかじめオイルやクリームが塗られていることがほとんどですので、そのまま塗ってしまうと古いオイルに重ねることになり、クリームの効果が薄れてしまいます。事前に、古くなったオイルを取り除いてからクリームを塗るようにしましょう。
クリームを大量に塗りすぎない
革は水分や油分を吸収しやすいので、塗りすぎてしまうとシミや変色してしまう可能性があります。直接クリームを塗りこまず、専用の布に一度染み込ませてから塗るようにしましょう。
革ソファがひび割れした時の対処
定期的なメンテナンスを行っていても、経年劣化によってひび割れが起きてしまうことがあります。そんな時にはどのような対処をしたほうが良いのかについてもご紹介いたします。
細かなひび割れはペンで修復
細かなひび割れが発生してしまった場合には、革専用の補修ペンで修復が可能です。革の色に合わせたペンで破れた箇所をなぞることで、目立ちにくくすることができます。
大きなひび割れには効果が期待できないため、あくまでも初期段階での対処方法になります。色落ちや擦れてしまった箇所にも使用できますので、日頃のメンテナンス用に一つ用意しておくことをおすすめします。
大きなひび割れはシールやパッチで覆う
補修ペンでは修復しきれないような大きなひび割れにはシールやパッチで覆うのが有効です。ひび割れのサイズに合わせて上から覆うように被せるだけなので、簡単に修復できる便利なアイテムです。
しかし、修復の面積が多いほど目立ちやすくなりますので、革の色に限りなく近いシールを選ぶようにしましょう。
全面に広がっている場合にはプロに頼む
ひび割れが全面に広がっていたり、何か所にもある場合にはプロに修理を依頼するのも手です。修理専門の業者であれば、自分で修繕するよりも目立ちにくくしてくれますし、再度同じところが破れてしまうリスクを軽減できます。
多少のコストはかかりますが、プロによって修繕された革ソファは、ヴィンテージ感のある味わい深い仕上がりになってくれるメリットもあります。
まとめ
革のソファは通常のソファよりも高価な場合がほとんどのため、ひび割れが起きてしまった時にショックな方は多いかと思います。大切なソファだからこそ、しっかりと日頃のメンテナンスを行い、革の特性を理解しておくことが重要です。万が一ひび割れが起きてしまっても、適切な対処を行えば長く使い続けられますので、大切なソファを愛用していくためにしっかりと準備をしておきましょう。
おすすめの商品
最後に革のひび割れが気になる方でも安心して使いやすい、おすすめ革ソファを5選をご紹介いたします。どれも魅力的なので、ぜひ素敵なソファを見つけて下さいね。
レザーで贅沢なロースタイルを フロアコーナーソファ
丸みのある背もたれが特徴的なこちらのフロアソファは、硬い突起物などが無い柔らかい素材で作られているため、子供がいるご家庭でも安心してお使い頂けます。座面にはふかふかなクッションが敷かれていますので、寝転がりながら読書やゲームを楽しむのにも向いています。ソファは軽量で移動がしやすく、掃除やレイアウトの変更が簡単なのも魅力です。
2万人を虜にした10億円ソファ ハイバックカウチソファ 3人掛けタイプ
多層構造で贅沢なひと時を味わえるカウチソファで、弾力のある座り心地でリラックスできます。ソファに使用されているレザー素材は耐久力にも優れており、汚れや水が付いてもサッと拭くだけなのでお手入れも簡単です。また、ソファは脚も3種類から選ぶことができ、自分好みにチョイスすることができます。
ベッドスタイルにも あらゆる生活シーンに寄り添う3way 2人掛けソファ
さまざまなスタイルで楽しめるこちらのソファは、通常の2人掛けソファとしてだけでなく、足を伸ばせるカウチスタイル、ゆったりと横になれるベッドスタイルにフォルムチェンジが可能です。気分によって寛ぎ方を変えられますので、仕事や家事で疲れた体をいつでも癒してくれます。クッションも二つ付属してきますので、腰当や枕代わりとしてより快適なひと時を楽しむことができますよ。
3つの異素材でこだわりの形を作り上げる ヴィンテージデザインソファ
一味違う大人のオシャレを求める方におすすなレザーソファで、独特な雰囲気と存在感があります。スチールのフレームとレザーの組み合わせは相性が良く、肘掛けの木材とも絶妙なバランスでまとまっています。座面のクッションは程よい硬さで、長時間の着座でも疲れにくく、いつまでも寛いで居たくなる心地よさを感じられます。
安らぎの空間 ハイバックコイルソファ レザータイプ 2人掛け
ソファは置きたいけど部屋は狭く見せたくないとお悩みの方には、こちらのハイバックソファがおすすめです。肘掛けのないスッキリとしたデザイン性で、部屋に置いても圧迫感を感じさせません。ハイバックの背もたれは首元までしっかりと支えてくれますので、読書や映画鑑賞時もゆったりと過ごすことができますよ。座面はポケットコイルが内蔵されており、安定感のある座り心地が腰回りを優しく支えてくれます。