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憧れのリゾート空間を自宅に!アジアンソファの素材の基礎知識

ハイクラスホテルやおしゃれカフェで見かけるアジアンテイストのソファ。あこがれるけど、素材がいまいちわからなくて素人でも大丈夫なの?と気になりますよね。アジアンソファは天然素材が使われているので、手入れや湿度や温度で変質しそうと心配になる気持ちも。今回はアジアンソファの素材について、詳しくご紹介。これを読めば、アジアンソファを家に置きたくなりますよ!!

アジアンソファの素材は3種類

布や金属にはない天然素材独特の質感で、リゾート感がアップするアジアンテイストのソファ。全部同じ素材と思っていませんか?実は種類があるんです。今回はアジアンテイストの代表的な素材を3つピックアップします。

ラタン

日本でもおなじみの「籐」です。ヤシ科のつる性植物で、東南アジアを中心に生息しています。茎が細く、しなやかなのでかごやランプシェードなどインテリア雑貨の素材としても重宝されています。

椅子にすると、その柔軟さで伸縮し、座る人の骨格に徐々になじんでくると日本でもお馴染みの素材です。ラタンは吸湿性が高く、見た目も涼やかなので夏の家具素材と思われがちですが、乾燥しているときは水分を放出してくれるのでオールシーズン使える素材の一つです。

アバカ

アバカはフィリピンに多く、バナナによく似た外見の多年生の植物です。マニラ麻とも呼ばれ繊維製品としての利用価値も高いです。アバカの繊維は柔軟かつ強靭で水にも強いことから古くから漁網の縄としても使われています。

手触りもよく、なめらかで編みやすいことから家具、雑貨など多様に使われています。天然素材の中でも一番と言われる耐久性と強度ゆえ、日本の紙幣にも使われています。手編みで仕上げたアバカのソファは耐久性に優れ、さらにその編み目の美しさにも定評があります。

ウォーターヒヤシンス

ウォーターヒヤシンスは、熱帯・亜熱帯の川や湖に生息する水草で、ラタンやアバカように背が高くはありません。美しい薄紫の花が咲くので、日本でも「ホテイアオイ」の名前で観賞用の植物としても人気があります。

東南アジアではこのウォーターヒヤシンスの茎をしっかりと乾燥させ、三つ編みにしてロープ状にします。三つ編みにすることで、色の濃淡が出て色合いに深みが出ます。また強度があがり、家具に仕上げた時の耐久性にも差が出ます。

ロープ状にしたウォーターヒヤシンスをソファの土台に丁寧に編み込み、目をしっかり詰めることで仕上がりの美しさが異なります。ウォーターヒヤシンスは適度な柔らかさと、色の濃淡のある表情からアジアンテイストソファの最高級品素材として大人気です。

天然素材はお手入れが大変?!

ここまで紹介してきた通り、アジアンテイストの家具の素材は天然素材です。布や金属と違って、お手入れが大変なイメージがあります。ここからは美しく長持ちさせるためのポイントを紹介していきます。

ホコリが目立つ?

天然素材だからホコリが目立つのではなく、色の濃いものは目立ちやすいと覚えておきましょう。これは皮でも合皮でも、スチール製の家具でも同じことです。ただラタン、アバカ、ウォーターヒヤシンスとも繊維を編み込んで作られているので、その編み込みの目にホコリがたまってしまう性質はあります。

普段のお掃除はホコリをキャッチしてくれる掃除道具でササっとホコリを取っておきましょう。どうしても目詰まりして気になるところは、綿棒で掃除してみるといいですよ。先が硬いブラシは表面を傷つけてしまうので、柔らかい綿棒がおすすめです。

割れてささくれる?

今回紹介した3つの素材で気になるのがささくれです。アバカとウォーターヒヤシンスは柔らかい繊維で編み込んでいるので、ささくれはさほど気になりません。ラタンは他の2つに比べると繊維というよりは太さもあるので、品質が悪いものは割れやささくれが気になります。

ささくれは放置しておくとケガの原因にもなるので、小さいものなら補修しておきましょう。ハサミや爪切りでささくれた部分を切り取り、割れた部分は木工用ボンドを塗っておくとよいでしょう。

汚れはどうやって落とすの?

ラタン、アバカ、ウォーターヒヤシンスともに植物ですから水洗いには適しません。普段は乾いた布で乾拭きをしましょう

あまりに汚れがひどい時は中性洗剤を含ませたスポンジでふき取ったのち、水を含ませたスポンジで洗剤を取ります。最後に乾拭きをして水分を残さないようにしましょう。研磨剤が入ったものは表面を傷つきますので、使わないでください。

また湿気が高い場所だとカビがはえることがあります。カビには市販のカビ取り剤を薄めて使い、最後に水ぶき、乾拭きをして乾かしましょう。

直射日光は避けましょう

東南アジアの暑い地域で育つ植物なので日差しには強いと思われるかもしれませんが、植物性の繊維ですので直射日光と湿度が高いとそれなりにダメージは受けます。ガーテンやベランダに置いてリゾート感をアップさせるアイテムとして人気ですが、日陰に置くなど直射日光は避けましょう

逆にベランダやガーデンは風通しがいいので、日陰にさえおけば最高のアイテムです。室内に置くときは窓際を避け、お部屋の風通りのよいスペースに配置するといいですよ。

アジアンソファおすすめ5選

最後に、SOFA STYLEおすすめのアジアンソファをご紹介します。

ウォーターヒヤシンス素材 アジアンカウチソファ 1人掛けタイプ

一人暮らしのワンルームでも、これを置くだけでお部屋の雰囲気ががらりと変わります。手編みで丁寧に作られた優雅で温かみがあり、贅沢ななごみ空間を演出してくれます。一人掛けソファでもウォーターヒヤシンスとダーク系のクッションと木脚で高級感と気品漂う一品です。たっぷりとウレタンを詰め込んだクッションを使用しており、座り心地も抜群です。休日のおうち時間でアジアンリゾート気分を楽しめるソファです。

自然のぬくもり 高級リラクシングアバカソファ 2人掛けソファ

ダークブラウンが多いアジアンリゾートの家具の中でも、ちょっと遊び心を持つのはいかがでしょうか。ブルーやホワイトといったお好きな色のカバーがチョイスできる商品です。カバーを外して洗濯できるので、小さいお子さんがいるご家庭にもおすすめです。アジアンテイストのアバカソファに憧れるけど、ダークな色は部屋が暗くなりがち。カラーバリエーションがあるアバカソファは大人気商品です。

寛ぎ空間をワンランクアップする カバーリングアバカソファ 3人掛け

3人掛けのアバカソファとなると、ダークな色合いが気になるという方にはホワイトがおすすめです。アジアンソファはそのダークな色味が魅力ですが、明るい色のカバーだと少しカジュアル感も出て、お部屋が明るくなります。3人掛けソファはスペースもたっぷりとれるので、小さいお子さんがいる3人家族にはぴったりのサイズです。子育て中でもインテリアを楽しみたい、リゾート気分をおうちで味わいたいならいかがでしょうか。

アジアンリゾート気分 高級リラクシングヒヤシンスソファ 3人掛けソファ

幅が174センチとゆったり感、サイズも品質も最高のソファです。人気の天然素材ウォーターヒヤシンスを熟練の職人が丁寧に編み込んだソファフレーム。背もたれは柔らかく包み込むように、また座面はほどよい硬さのクッションを使用して長時間座っても疲れません。手編みならではの技術で、ほどよい丸みを帯びたひじ掛けや、ダークブラウンの木脚など細部にこだわりハイクラスなアジアンリゾート気分が味わえるソファに仕上げました。

ウォーターヒヤシンス素材 アジアンカウチソファ オットマンAセット

憧れの天然素材のウォーターヒヤシンスのソファに、さらに贅沢にオットマンをプラス。オットマンがあれば足を伸ばして最高にリラックスした時間を過ごせます。足を伸ばして使う本来の目的以外にも、急な来客時のスツールとして、お出かけ準備中の手荷物置きとして何かと重宝します。オットマンは場所を取りそうと今まで購入をためらっていたというなら、ぜひプラスしてみてください。想像を超える便利さと快適さを実感できます。


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まとめ

こちらの記事では、アジアンソファの種類やお手入れ、おすすめ商品をご紹介しました。天然素材のお手入れが心配でアジアンソファを諦めていたという方も、ぜひ今回の内容を参考にしてみてくださいね♪ステキなリゾート空間に仕上げて、ゆったりリラックスできるお部屋に仕上げましょう。

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