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寿命が伸びる!【素材別】ソファの正しいお手入れ方法を徹底解説!

みなさん、『ソファの正しいお手入れ』ってご存知でしょうか。ソファの張地の素材によってもお手入れの頻度・方法は大きく異なり、間違った方法で手を加えてしまうと張地が傷んでしまったり、劣化を早めてしまう恐れがあります。

そこで今回は素材別にソファの正しいお手入れの方法を紹介していきます。これを読めばソファの寿命がグーンっと伸びること間違いなしですよ♪

ソファの素材はどんな物があるの?

ソファの正しいお手入れ方法を知る前に、まず素材について理解を深めておきましょう。素材の特徴を知っておくことは、お手入れをする上でとても重要な事です。この項ではファブリック・合成革・本革の3つの素材についてみていきます。

ファブリック

ファブリックは布製の素材です。レザー製の張地に比べると厚みが薄いので、中材の感触が伝わりやすく、ふっくらとした座り心地の物が多いです。また周りの気温に左右されることがないので、1年中ほとんど変わらない感触で過ごすことができます。

カラーバリエーションやデザインも豊富なので、コーディネートがしやすいです。加えて自宅で洗濯が可能なカバーリングタイプの物もあるので、3つの素材の中ではあらゆる面でバランスが取れた素材だと言えます。

合成革

合成革は本革に似せて人工的につくられた革製の素材です。革の表面に合成樹脂やポリウレタン樹脂を塗っているため、水気や汚れに非常に強く”日常のお手入れ”という面では3つの素材の中では1番手がかかりません。

しかし経年劣化が他の素材に比べると顕著なため、買い替えのスパンは短い物が多いです。気楽に革の風合いを楽しみたい方におすすめの素材です。

本革

本革は動物の革をそのまま加工した革製の素材です。ソファでは牛革が使われる事が多く、しっとりとした滑らかな触り心地が特徴的です。使い込むほど革そのものが柔らかくなり、味わい深い風合いになります。

3つの素材の中では最もお手入れの手間がかかり、維持していくのもコツがいります。しかしその分、しっかりとお手入れをしていけば10年以上でも使い続けられる素材です。「高くても一生付き合える物が欲しい」という方に選ばれています。

【素材別】ソファの正しいお手入れ方法

今回のメインテーマです!素材別にソファの正しいお手入れ方法をみていきます。

ファブリック

ファブリックは水気の汚れに特に弱いので、コーヒーやお茶などの飲料をこぼしてしまった際はすぐに対処する必要があります。早く対応すればするほど、後々シミになってしまう可能性は下がります。

①基本は乾拭き

日常的なお手入れは乾拭きだけで十分です。毛足が長い素材の物などは掃除機やコロコロをかけてあげると良いでしょう。

②汚れたら食器用中性洗剤を使う

飲みこぼし・食べこぼしなどで付着してしまった汚れについては、食器用中性洗剤を使うと良いです。綺麗な布に洗剤を少量とり、汚れに対してトントンっと上から優しく叩くように汚れを落とします。

③消臭には重曹が効果的

ファブリックは吸収性の高い素材なので、長く使用していると生活臭などが気になってきます。

少し匂いを感じ始めたら、①重曹をソファの上に撒き一晩そのままにし、②翌日撒いた重曹を掃除機で回収すると良いです。重曹は消臭効果が高いので、大抵の匂いであればこの方法だけでスッキリと取れます!

★カバーリングソファを選ぶと良い

ファブリックソファのお手入れをより簡単にしたい方は、自宅で洗濯が可能なカバーリングタイプのソファを選ぶと良いです。

合成革

合成革製は水気や汚れには非常に強いので、日常的にお手入れする必要はほとんどありません。ただし経年劣化があるため、表面がボロボロとなってきたりひび割れが目立つようになったら買い替えのサインです。

①基本は乾拭き

基本的には乾拭きでOKです。合成皮革の多くは表面にコーティング剤が塗布されているので、ちょっとした汚れであれば十分に拭き取ることが可能です。

②汚れたら水拭き

食べ物や飲み物などを落としてしまい汚れてしまったら、水拭きをおすすめします。汚れを落とした後は、綺麗な布で乾拭きしておきましょう。

③頑固な汚れには食器用中性洗剤を使う

それでも落ちない頑固な汚れには食器用中性洗剤を使います。綺麗な布に洗剤を含ませて汚れに対して叩くようにアプローチします。汚れを落とした後は、水拭き→乾拭きをします。

★寿命がきたら買い替えを

合成革製はどんなに丁寧に使用していても、3~5年程で寿命がきます。傷んでしまったソファはリラックス度が著しく低下するので、寿命がきたら買い替えを検討しましょう。

本革

本革は定期的なメンテナンスが必要です。最低でも年に2回、できれば季節毎にお手入れをしてあげると良いです。

①表面の汚れをきれいに取り除く

まず最初に革表面に付着している汚れを綺麗に取り除きます。表面に埃やゴミが付着していると後々塗布するオイルのノリが悪くなるので、しっかりと取り除くのがポイントです。

②水拭きをする

次に表面を軽く水拭きします。手垢や皮脂汚れなど目に見えにくい汚れを取り除きましょう。

③革専用クリーナーで汚れを落とす

革表面が綺麗になったら革専用クリーナーでさらに汚れを落とします。革専用のクリーナーであっても革によっては合わない物もあるので、必ずソファの裏側など目立たないところでパッチテストをしましょう。

④革専用保護クリームを塗り込む

クリーナーで汚れを落とした後は革専用の保護クリームで革表面を保護します。本革は乾燥に非常に弱いので、この工程は忘れずに丁寧にこなしましょう。

⑤余ったクリームを拭き取る

保護クリームを塗布して余ってしまった分は、馬毛などのブラシを使って革にすり込んでいきます。それでも余ったクリームは綺麗な布で拭き取りましょう。その後しっかりと乾燥させればメンテナンス完了です。

★定期的なメンテナンスが寿命を伸ばす秘訣

本革は手がかかりますが、手をかけた分だけ寿命が伸びます。使い込むほど味わい深いソファになるので、良い物を長く使いたい方におすすめですよ。

おすすめの商品

最後にソファスタイルでおすすめのソファを、ファブリック・合成革・本革それぞれ2商品ずつご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください!

個性が光る カバーリングモダンデザインローソファ 2人掛け

有機的なデザインが魅力的な2人掛けローソファです。ローソファとは思えないほどデザイン性が高く、また個性的なフォルムがとてもお洒落ですね。木脚がソファ周りをスッキリと見せてくれます。もちろん見た目だけでなく、座り心地も自慢の1品。日本人好みの少し硬めの座り心地に仕上がっております。また一般的なソファに比べると肘掛けの位置も少し低めに設計されているので、ゴロンと横になった時に枕の代わりにしても気持ちが良いです。カラーはスチールグレー、チャコールブラウン、ライトグレージュの全3色。ご自宅で洗濯が可能なカバーリングタイプのソファなので、衛生面でも安心ですね。

選べる9カラーでお部屋を自由にデザイン ポケットコイル入りコーナーカウチソファ

「こんな機能があったら嬉しい!」がたくさん詰まったコーナーカウチソファです。こちらのソファは本当に使い勝手が良いです。クッションとスツールを入れ替えるだけで左右どちらでもカウチスタイルにできるだけでなく、オットマンとして寛ぐ事もできます。またソファカバーがクリーニング可能なので、汚れの心配は無用!小さなお子様やペットを飼っている方でも気兼ねなくお使いください。カラーはダークブラウン、チャコールグレー、オレンジ、グリーン、ブラック、レッド、ミント、グレー、グラスグリーンの全9色。

洗練された曲線美 ヴィンテージモダンデザインローソファ

格好いい大人部屋に置きたいモダンデザインローソファです。シュッとしたレザーとスチール脚の組み合わせが本当にお洒落ですね。一気にお部屋が知的でクールな印象になりそうです。また高さを抑えたロー設計なので、圧迫感が生じにくくお部屋を広々と使えます。見た目もさることながら座り心地も抜群!背もたれが少し後傾しているので深く腰掛けやすく、かなりゆったりと寛ぐことができます。落ち着いたモダンなお部屋に置きたい1台です。

スタイリッシュデザインと機能的な作りの 3段階リクライニングソファベッド

シンプルなデザインで置く部屋を選びません、スタイリッシュなリクライニングソファベッドです。レザーの張地に天然木脚を合わせることで、柔らかい印象に仕上げました。こちらの脚は取り外すこともできるので、季節や気分に合わせてスタイルを変えてみるのも面白そうですね。背もたれには3段階のリクライニング機能が付いているので、全部倒せばベッドとしてもお使いいただけます。奥行きが広々としているので、大人1人が横になっても余裕で寝返りがうてますよ。カラーはベージュ、ブラック、ブラウンの全3色。

天然本革が暮らしをランクアップ リアルレザーソファ 2人掛け

”末長く付き合える本物”をお求めの方に自信をもっておすすめしたい2人掛けレザーソファです。一度腰掛けてみるとわかりますが、本当に座り心地が良い1台です。張地には上質な本革を使用しており、しっとりと肌に吸い付くような肌触りが気持ちが良いです。合成革製は夏場などベタつきが気になりますが、本革はベタつく事なく1年通して快適にお過ごしいただけます。またソファ内部はポケットコイルやシリコンフィルなど様々な素材を積み重ねているので、フィット感が高くへたりにくいです。使い込むほど味わい深くなる至高の逸品です。カラーはアイボリー、ブラック、ブラウンの全3色。

幻のデザイナーズ ル・コルビジェ ソファ LC2 1人掛けタイプ

時代を超えて今もなお愛され続けている巨匠の名作です、ル・コルビジェのLC2ソファです。インテリア好きなお洒落さんなら一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。直線的なデザインが特徴的で、ステンレスフレームの組み合わせが最高にクールです。もちろん見た目だけでなく座り心地も一流なのがコルビジェソファ。内部にはエラスティックベルト・3層構造のウレタンフォーム・羽毛を使用しており、一度座るとあまりの心地よさに立ち上がれなくなるんだとか。デザイン・座り心地・耐久性、どれをとっても文句なしの1台です。

まとめ

今回はソファのお手入れ方法を素材別に紹介しました。ソファの素材によってもお手入れの方法・頻度は大きく異なりましたね。

・ファブリック製
①基本は乾拭き
②汚れたら食器用中性洗剤を使う
③ 消臭には重曹が効果的
★カバーリングソファを選ぶと良い

・合成革製
①基本は乾拭き
②汚れたら水拭き
③頑固な汚れには食器用中性洗剤を使う
★寿命がきたら買い替えを

・本革製
①表面の汚れをきれいに取り除く
②水拭きをする
③革専用クリーナーで汚れを落とす
④革専用保護クリームを塗り込む
⑤余ったクリームを拭き取る
★定期的なメンテナンスが寿命を伸ばす秘訣

長く使えば愛着も沸きますし、なにより心落ち着く場所になりますよね。ぜひ本記事を参考にして、正しいお手入れ方法を実践してみてください!

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