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アンティーク・レトロ・ヴィンテージのソファは何が違うの?

アンティークやレトロ、ヴィンテージという言葉を耳にしたときに、何がどう違うのだろう?と思ったことはありませんか。本記事では、その3つの言葉の違いとそれぞれのソファの特徴について解説していきます。違いが分かるとソファ選びや部屋づくりに役立ちますよ。

アンティーク・レトロ・ヴィンテージの違い

アンティーク・レトロ・ヴィンテージ、それぞれの違いについて解説します。微妙な違いかもしれませんが、知っておくとためになりますよ。

アンティークとは

アンティークとは100年以上年数を経たもののことを指します。今では美術品や骨董品といったものによく使われる言葉で、希少価値を表すような意味も担っています。

この100年以上という決まりは、アメリカの輸入に関する決まりで定義されたもののため、ヨーロッパでは100年という明確な基準がありません。そのため、家具などは100年未満でも生産数が少なく、希少なものはアンティーク家具と呼ばれていたりもします。

レトロとは

レトロとは簡単に言うと、懐かしいと感じるようなもののことです。明確な基準がなく、アンティークやヴィンテージと比べると比較的近い過去のことを指していることが多く、近年では昭和のものを指して、昭和レトロという言葉もあります。

また、実際に古くなくても過去を感じさせるようなデザインのものはレトロとして扱われることも。これはアンティークやヴィンテージと大きく違う点です。

ヴィンテージとは

ヴィンテージとは製造から30年から100年未満でそれなりの価値があるものを指します。よくジーンズやワインなどに使われている言葉ですが、家具などにも使われています。

長い年月を経て、新品にはない傷や色合いなどのユーズド感や味が出ているものを指しており、同じ製品でも使ってきた人や環境によって違いがあり、唯一無二のものを指していることが多いです。

中古品との違いとしては、良いものに手間をかけて長く使えるように作られているという違いがあります。

アンティーク調ソファの特徴

まずはじめに、アンティーク調ソファの特徴について解説します。

特徴的なデザインの脚やフレーム

アンティークなソファの代名詞ともいえる特徴は、脚やフレーム。猫の脚のような形をしているものや、華麗な装飾が施されていて、高貴なイメージのあるものが多いです。

座面の下のフレームから肘掛け部分に至るまで細部に彫刻がされているなど、手間をかけているのがわかるようなソファが多いです。そのため、希少価値が高く、値段もそれなりにしてきます。

生地のデザインに高級感がある

金や銀の刺繍を使っていたりボタン留めされていたりするようなものが多く、カラフルで派手なデザインからシンプルで重厚感があるものまで幅広くあります。

有名なのがレザー生地でボタン留めされている重厚感たっぷりの西洋のお城にあるようなイメージのチェスターフィールドソファ。 背もたれや肘掛で包み込むようなデザインが主張や存在感を強く出しているという特徴があります。

おすすめのアンティーク調ソファ&チェア

SOFA STYLEおすすめのアンティーク調ソファやチェアを厳選しましたので、ぜひ参考にしてくださいね♪

イタリアの伝統が薫るラグジュアリーな空間に 金華山ソファ 2人掛け

まるで中世ヨーロッパの貴族が使用していそうな、エレガントな2人掛けソファです。こちらイタリアの職人が手作業で仕上げており、一品一品色や柄の趣が異なります。高級織物として有名な金華山織の生地、全体に施された細やかな彫刻など、細部にまでこだわりが詰まった逸品です。

伝統のクラシックインテリア モリスデザイン テレフォンベンチ

イタリアから直輸入されたテレフォンベンチのご紹介です。ベンチとテーブル・引き出しが一体となったデザイン。生地は19世紀のデザイナー「ウィリアム・モリス」の「いちご泥棒」柄が採用されています。熟練の職人によって丁寧に作られた家具は、永くご愛用いただけますよ。

憧れのクラシカルテイスト アンティーク調クラシックテイスト デザインチェア

こちらはソファではなく椅子ですが、アンティーク調のデザインが特徴的なので紹介させて頂きます。赤などの派手な色を使っており目立つデザインですが、アンティーク感のある高貴なデザインなので悪目立ちしません。また、ハイバックで身体を包み込むような形をしているので、座った時に身体にフィットする感覚があります。アンティークは暗めの色や白などが多いので、この椅子のようにそれほど大きくない家具で色どり豊かにするのもおすすめです。

レトロ調ソファの特徴

続いて、レトロ調ソファの特徴を解説します。アンティークやヴィンテージと違い曖昧な表現なので、感じ方に多少個人差がある点に注意しましょう。

懐かしさを感じるフレームや生地の皮質

レトロは明確な定義があるものではないので、個人が懐かしい!と感じるようなフレームや生地を使っています。例えば、旅館にあるようなソファをイメージしてもらえばよいでしょう。

ビニールのような見た目や肌触りの生地や、今の時代ではあまり使われていない模様や色使いをしています。また、肘掛け部分が特徴的な曲線を描いていたりします。

ソファだけで部屋のレトロさを出すのは難しい

ソファだけで部屋全体をレトロ風にするのは難しいです。レトロは明確な定義がない分、選択肢の幅が広いです。そのため、自分がレトロっぽい!と感じるソファを見つけやすいでしょう。

しかし、見る人によってはそこまで、レトロに感じないかもしれません。そのため、ソファ以外のアイテムにもレトロ感を出さないとレトロ感だけでなく、統一感もない部屋になってしまうことに注意しましょう。

おすすめのレトロ調ソファ

おすすめのレトロ調ソファをご紹介します。

カフェ時間 天然木ウォルナット無垢高級デザインリビングダイニング 2人掛けソファ

こちらは幾何学的な模様で落ち着きとレトロを感じさせてくれるソファです。座面と背もたれにどこか懐かしさを感じるデザインが施されているため、シンプルさを残しつつ、レトロな雰囲気を出しています。また、PVCレザーにより汚れに強く、お手入れもしやすいことやSバネを使っていることでクッションがへたりにくく、おしゃれなデザインを綺麗なまま長く維持できるソファです。

PVCレザーを使用した高級感あるデザイン 2wayスタイルソファ

どこか懐かしい雰囲気の2色PVCレザーソファ。バイカラーデザインと丸みを帯びたシルエットが魅力。手入れ簡単なPVCレザーは、汚れてしまってもサッと拭きとることができます。ウレタンフォーム使用で座り心地が良く、耐久性も高いので長くお使いいただけます。2way仕様で1人掛けにも分割可能なのも特徴的です。金具のジョイントで安定感があり、脚部分の取り外しでロースタイルも楽しめます。

独特の光沢感 レトロモダンソファダイニング ソファ 2人掛け

キルティングとボタン留め加工が目を引く、2人掛けダイニングソファです。肘掛けや脚部には天然木を使用し、生地はグリーンのモケット生地とブラックのPVC生地からお選びいただけます。PVC生地は汚れに強く、モケット生地も撥水加工が施されているため、汚れに強く安心です。

ヴィンテージ調ソファの特徴

ヴィンテージを感じるソファの特徴について解説します。アンティークと似ている部分も多いですが、重厚感があるものが多いという特徴があります。

年月を感じさせる味のあるレザー

ヴィンテージソファの特徴と言えば、なんといってもその味のある見た目です。特にレザー生地のソファは長い年月を経て醸し出される風合いと貫禄が最大の魅力ではないでしょうか。

その魅力は新品の家具にはない、ヴィンテージソファならではのものです。また、ヴィンテージソファには当時の製造方法が用いられています。

そのため、その製造方法でしか見られない部品や形状もあります。そういった特徴が個性や味となってヴィンテージを感じさせるソファとなっています。

アンティークとは一味違う無骨さ

ヴィンテージソファは、アンティークソファと異なり、高級感というより、無骨さがあります。そのため、アンティークソファに比べ、カジュアルな部屋になじみやすいソファです。

無骨なデザインが多いため、多少汚れているように見えても、それが逆におしゃれに見えるので、掃除が苦手な方には利点といえるかもしれませんね。

おすすめのヴィンテージ調ソファ

おすすめのヴィンテージ調ソファをご紹介します。

どこか懐かしく心が安らぐ ヴィンテージソファ3人掛け

こちらはシンプルなデザインながら、無骨で重厚感を感じるヴィンテージ調ソファです。クッションが大きく分厚いので、寄りかかったときの弾力が心地よいですよ♪さらに、肘掛けの位置を変えられる機能を持っており、ソファの真ん中に置くことで、セパレートスタイルとして利用できます。機能性も高いので、あなたの好みやお部屋に合わせた使い方ができるシンプルなヴィンテージ調ソファです。

こだわりの味わいあるレザー素材 木肘コーナーカウチソファ

こちらはヴィンテージ感と高級感を兼ね備えているソファです。生地はヴィンテージ感漂うレザ―素材を使用しており、ボタンデザインがお部屋の雰囲気をランクアップさせてくれますよ。木のぬくもりを感じられるひじ掛けとレザー素材の組み合わせが魅力的♪座ったらゆったりとくつろげること間違いなしです。

飽きのこないシンプルデザイン ヴィンテージソファ 2人掛けタイプ

こちらは個性的なヴィンテージソファ2人掛け。木製フレームの緩やかなカーブと使い古した雰囲気が見事に調和し、センス光るリビングを演出してくれます。シンプルながら強い主張と懐かしさが溶け合うデザインは、レトロやアジアンテイストにもマッチ。ブラックとダークキャメルの組み合わせが大人の雰囲気を引き立て、楽しい会話が広がる心地よい空間を実現します。

【まとめ】アンティーク・レトロ・ヴィンテージソファにはそれぞれ魅力的

本記事では、アンティーク・レトロ・ヴィンテージという言葉の違いから、それぞれのソファの特徴について解説してきました。違いを知ったことであなたの好みも明確になったのではないでしょうか?また、SOFA STYLEにて紹介したアンティーク・レトロ・ヴィンテージのおすすめソファはいかがでしたか。気に入ったソファはぜひ「商品情報を見る」から詳細をチェックしてみてください!

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