リビングにソファを置きたい時に、どのようなソファを選べば良いのか迷うことはありませんか?ソファにはさまざまなタイプのものがあるので、レイアウト次第で生活スタイルに合った居心地の良いお部屋にすることができます。
そこで今回は、それぞれのご家庭のリビングに合ったソファの選び方をご紹介していきたいと思います。
リビングの形に合ったソファの選び方
リビングの形には、大きく分けて2通りのタイプがあります。「正方形のリビング」と「縦長のリビング」です。ここでは、それぞれの形に合ったソファの選び方をご紹介していきたいと思います。
正方形のリビング

まず、正方形のリビングに合うソファの選び方です。正方形のリビングでは、コンパクトに収まりながらもお部屋を広く見せる工夫が必要です。
そのため正方形のリビングには、L字ソファやコーナーソファがおすすめです。L字ソファやコーナーソファは、リビングを完全に仕切ってしまうことなくレイアウトすることができます。お部屋全体の仕切りが難しい正方形のリビングに、自然でコンパクトにレイアウトすることができるのです。
縦長のリビング

次は、縦長のリビングの場合です。縦長のリビングにソファを設置する時に大切なことは、長い面を有効活用してお部屋に統一感を持たせることです。そのため、横に長いタイプであるI字ソファを選ぶと良いでしょう。縦長のリビングでは、お部屋に対してソファを直角に置いてしまうと、お部屋全体が狭い印象になってしまいます。
リビングを広く見せるためには、床が見える面積を少しでも広くすることが大切なのです。このような特徴を踏まえると、コーナータイプのものではなく、I字タイプのソファを選ぶのがおすすめです。
リビングの広さに合ったソファサイズ
それでは次に、リビングの広さに合ったソファの選び方をご紹介していきたいと思います。リビングには、4.5畳から10畳以上のように様々な広さがあります。リビングの広さによって合うソファも変わってきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
4.5畳

4.5畳とは、270cm×270cmの広さで正方形をしています。このようなお部屋には、幅90~140cm以内、奥行き85cm程度のサイズがおすすめです。
壁際に置けば圧迫感がなく、お部屋の広さを最大限に活用することができますよ。
6畳~8畳

6畳のお部屋は約364cm×273cm、8畳のお部屋は約360cm×360cm程の広さになります。
このようなお部屋には、6畳は幅110cm~180cmで奥行き85cm程度、8畳は幅170cm~200cmで奥行き85cm程度のサイズがおすすめです。このサイズは、主に2人掛けや3人掛けソファに多いサイズになっています。
10畳以上

10畳以上のお部屋は360cm×450cm以上の広さになります。10畳以上のスペースがあるリビングの場合は、存在感のあるサイズのソファを選ぶと良いでしょう。
幅230cm~280cm程度のサイズがおすすめです。このサイズは、カウチタイプのソファが多く、10畳以上のリビングにピッタリですよ。
リビングにソファを配置する時の注意点
リビングにソファを設置する時は、いくつかの注意点があります。ここでは、快適なリビングにするための注意点を2つご紹介したいと思います。
通路スペースの確保

まず1つ目の注意点は、通路スペースを確保することです。通路スペースとは、リビングにいる時の動線のことですが、動線をしっかり確保することで快適なリビングになるのです。
リビングを使う時の通路スペースは、そこに住む人それぞれの生活パターンによっても変わってきます。特に、1日を通してお部屋の中を動き回るお母さんの動線は、とても重要ですよね。
人が正面を向いた状態で歩く場合、およそ55~60cmほどのスペースが必要になります。また、家族がすれ違うには、110~120cmほどのスペースが必要になってきます。このようなスペースを意識しながらソファを設置すると、人の動線を妨げることなく快適なリビングにすることが出来ますよ。
窓をふさがないようにする

2つ目の注意点は、窓をふさがないようにすることです。これは、先ほどの動線にも関連しますが、リビング全体を広く見せるには窓が全体的に見えることが重要です。お部屋の解放感を意識することを心がけましょう。
窓に近い床を広々と確保することで、リビングが広く明るい印象になります。逆に、窓からの光をソファで遮ってしまうと、リビング全体が暗く狭い印象になってしまうので注意しましょう。
目的別のソファおすすめレイアウト術
それでは、目的別ソファのおすすめレイアウト術をご紹介していきましょう。同じような間取りのリビングでも、そこに住む人の生活スタイルによってレイアウトは変わってきます。ここでは、3つの目的別に分けて説明していきたいと思います。
家族団らんを大切にしたい

まず1つ目は、家族団らんを大切にしながら生活したい人のおすすめのレイアウト術です。家族での楽しい会話を楽しみたい場合には、リビングを囲うようなL字型にソファを設置するのがおすすめです。
I字ソファをL字にレイアウトすれば、コンパクトなのに対面式を実現することができて、家族の会話も弾みます。また、コーナーソファを壁付けでレイアウトすれば、料理をしている人も家族の会話に自然と参加することができますよ。
スッキリとしたリビングに見せたい

2つ目は、スッキリとしたリビングに見せたい人におすすめのレイアウト術です。お部屋全体をスッキリと広く見せたい場合は、空間をじょうずに利用したレイアウトがおすすめです。
ロータイプのソファを片側の壁に寄せて設置し、真ん中に空間を作ります。床の面積を多く見せる事で、リビングは広くスッキリとした印象になり、お部屋に圧迫感を与えることなく快適な空間を演出することができます。
また、リビングにじゅうぶんなスペースがある場合はセパレートレイアウトもおすすめです。ソファがリビングの間仕切りの役目を果たしてくれるので、お部屋に統一感が生まれスッキリとした印象になりますよ。
リラックス出来る空間を作りたい

3つ目は、リラックスできる空間を作りたい人におすすめのレイアウト術です。くつろげる空間を作るには、コーナー配置でオープンレイアウトがおすすめです。
オープンレイアウトは、お部屋全体にソファが広がる印象があるので、贅沢な広々とした空間を演出することができます。リビングにあまりスペースがない場合は、カウチタイプのソファを壁際に置き、オットマンを一緒に設置するのも良いですよ。
まとめ
ソファはただ座るだけのアイテムではなく、居心地の良いリビングにするための大切な家具の1つです。間取りに合ったソファを選ぶことで、生活スタイルに合ったレイアウトをすることができます。
今回ご紹介した選び方を参考に、リビングの動線や目的に合わせて、ピッタリのソファを選んでみてくださいね。
おすすめの商品
それでは最後に、間取りや生活スタイルに合った、おすすめのソファをご紹介したいと思います。さまざまなサイズやタイプがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
身体全体をしっかり受け止めます 低反発ハイバックローソファ 2人掛け
コンパクトサイズの2人掛けソファで、背中部分には5段階のリクライニング機能がついています。頭の部分には、3段階のリクライニング機能がついており、ちょっとしたお昼寝の時に枕代わりにもなります。カラーバリエーションは全5色で、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。付属されている脚は取り外しが可能なので、フロアタイプにするとお部屋の空間を広く感じることができます。2人掛けですが、幅が広く作られているので、ゆったりくつろぎたい人におすすめです。
スタイルフリーのレイアウト&こだわりの高品質 コーナーソファ スタンダードセット
1辺が215cmという存在感のあるソファで、大人数でも余裕のあるサイズになっています。脚は取り外しが可能で、圧迫感のないロータイプのソファがお好みの人におすすめです。さらに、女性でもレイアウト変更が楽にできる軽量ソファになっています。また、コーナーソファでは珍しい、座面の奥行きが60cmの広々設計になっているので、男性でもあぐらをかける広さがあります。カラーバリエーションは落ち着いた色合いの、ベージュとブラウンの2種類です。
おしゃれな寛ぎ空間 ハイバックリクライニング木肘ソファ 3人掛け
リビングをおしゃれに演出する、上品な曲線美が特徴のソファです。天然木の温かみが感じられ、肘掛けはゆっくりくつろげる広めの設計になっています。リクライニング機能は6段階で、最適な傾きを見つけることができます。ふかふかの座面で極上の座り心地を実現しています。おしゃれにくつろぐインテリアとして、リビングを演出してくれます。
足まで寛ぐ贅沢スタイル フロアタイプコーナーカウチソファ スエード素材・右コーナータイプ
撥水加工されているスウェード調の張り地で、本物の革のような優しい手触りが特徴です。カラーバリエーションは、ベージュとブラウンの2種類となっています。そして、厚みが20cmもあり、リビングでゆったりくつろぎたい人におすすめです。高品質の日本製で、国際規定認証の品質です。
レザーで贅沢なロースタイルを フロアコーナーソファ
布や本革と比べて、光沢がはっきりしているレザー素材のコーナーソファです。低めのデザインと重量の軽さが特徴で、レイアウト変更も楽に行うことができます。カラーバリエーションは、ブラック、アイボリー、レッド、ブラウンの4色あり、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。背もたれはしっかりとした硬さがあり、長時間座っていても疲れません。合皮素材なので水分や汚れに強くお手入れが簡単です。