在宅時間が多くなり、狭い部屋でもくつろぎの空間を作りたい。そう思っている方も多いのではないでしょうか。そんなあなたにおすすめしたいのが、「コンパクトカウチソファ」です。コンパクトで、機能性に優れ、しっかりとくつろげる。そんなカウチソファの選び方、商品を分かりやすく解説していきます。
コンパクトカウチソファとは?
こちらでは「足を伸ばせる部分が付いたソファ」と定義づけし、解説していきたいと思います。
コンパクトカウチソファの特徴
コンパクトソファは、小さい部屋に合わせ置き方や使い方をアレンジすることができます。一般的にカウチソファはサイズが大きく、広いリビングでないと置けないことが多い家具です。しかし、コンパクトソファは置き方、使い方のアレンジをすることにより、小さい部屋でも気軽に取り入れることができます。
例えば、ソファのひじ掛け部分を座椅子のように上げたり下げたりすることで、ひじ掛けがカウチとなります。また、オットマンのように足を載せるパーツがソファと分離しているため、ソファの横に置いたり、前に置いたり置き方をアレンジすることができます。コンパクトソファは小さいだけでなく、生活スタイルに応じてアレンジできる便利なソファです。
コンパクトカウチソファのメリット
コンパクトカウチソファのメリットは下記の3つです。
楽に寝転がることができる
ソファでテレビを見るとき、スマホを見るときに、楽な体勢で横たわることができます。
ずっと前を向いて座ったままテレビやスマホを見るのは、疲れますし寛げないですよね。睡眠中と違い、起きているときにずっと同じ体制でいることは辛い状態です。自由に体勢を変えながら、寛げるというのはとても大きなメリットです。
引っ越しても置き方に困らない
引っ越し先の部屋によって、手持ちのソファをどう置こうか悩まずに済みます。コンパクトカウチソファは、足を伸ばす部分が固定されていないデザインが多いため、どんな部屋でも置きやすくなっています。
せっかく気に入って買ったソファが引っ越し先で使えないのは残念ですよね。コンパクトカウチソファは部屋を選ばず置きやすいソファです。
圧迫感がない
ソファは部屋の中でも大きな面積を占めますので、圧迫感がないことは嬉しい限りです。
特にカウチソファは存在感が大きいものが多いため、部屋が狭く見えてしまいますよね。でもコンパクトカウチソファでしたら、幅140㎝前後の物が多く、背もたれの厚み(奥行)も小さめの物が多いため、圧迫感を与えません。
ソファ以外にも置く家具は必要ですので、部屋が家具で圧迫されてしまうのを避けられます。
カウチソファは大きすぎる?
一般的なカウチソファをワンルームの部屋や、8畳程度の小さめリビングに置くことはおすすめできません。部屋に対して、ソファが大きすぎるからです。幅200cm以上もあるものが多く、足を伸ばす部分があるため、L字ソファを置くようにスペースが必要となります。広々としたリビングに置く場合は問題ありませんが、小さめの部屋ではコンパクトタイプがおすすめです。
ワンルームに置くコンパクトカウチソファの選び方
ここからは、ワンルームの部屋にコンパクトカウチソファを選ぶ際のポイントをご紹介します。
部屋の大きさに合っている
部屋の大きさをまず測り、ソファが置けるか確認しましょう。ワンルームのお部屋なのに、大きさを気にせずソファを買ってしまうと必ず後悔します。
まずは、メジャーで部屋の大きさを測ってみましょう。メジャーは100円ショップでも購入できます。置きたいソファが部屋の大きさに対してどのくらいのスペースを占めるのか知っておいてください。
ソファ以外に置く家具の邪魔をしない
部屋が家具だらけにならないよう、ソファ以外に置いている家具、これから置く家具の大きさも測ります。家具の測り方は、幅・高さ・奥行の3箇所を必ず計測してください。
先ほど部屋の大きさを測りましたので、ソファ以外の家具も部屋に対して詰め込みすぎていないか確認できます。あれもこれも置くことはできませんので、優先順位を決めて、邪魔と思うものは思い切って処分や譲渡を考えてみましょう。
ベッドとの優先度を考える
ワンルームにベッドとソファを両方置くことが難しい場合があります。その場合は、ベッドを置くか、ソファを置くか優先度を考えなくてはいけません。ベッドをソファ代わりに使用してテレビを見たりする場合も多いかと思います。
ただし、外から帰ってきた洋服にはウイルスの付着がある可能性もありますので、避けた方がいいですね。思い切って、ベッドを置かず布団生活もしくは、マットレスのみの生活もおすすめです。ベッドはシングルサイズで幅100㎝×奥行200㎝ありますので、畳1帖よりもスペースを占めます。ベッドをなくすことで、床に余白ができスッキリとした空間となります。
小さめリビングに置くコンパクトカウチソファの選び方
小さめのリビングにコンパクトカウチソファを選ぶ際のポイントをご紹介します。
圧迫感がないデザインを選ぶ
コンパクトカウチソファは、基本的に圧迫感のないデザインの物が多いです。しかし、中にはコンパクトに見えても奥行が大きかったり背もたれが高すぎることもあります。そのようなデザインですと、部屋の見通しが悪くなり圧迫感を与えてしまいます。
奥行と背もたれの高さに注意すれば、圧迫感のないデザインのコンパクトカウチソファに出会えます。
二人掛けがおすすめ
リビングに置くソファとして3人掛けを検討している方も多いかもしれません。しかし、カウチソファは足を置く部分がありその分、鍵型に出っ張っています。
その出っ張りの大きさを考えると、小さめの部屋には3人掛けのカウチソファが大きすぎてしまいます。家族やお客さんと寛げ、小さい部屋をソファで占領したくない場合は、二人掛けのコンパクトなカウチソファがおすすめです。
お手入れ、掃除がしやすい
ソファは意外と汚れが付きやすいので、お手入れがしやすい物を選びましょう。布製ソファでしたら、カバーを取り外して洗えるものが便利です。リビングのソファは家族で使用するケースが多いと思います。座る人数が多いほど使用頻度が高くなりますので、その分汚れが付着してしまいます。お手入れしやすいソファでしたら、汚れが着いても安心です。
また、ソファの下はホコリが溜まりやすいので、ソファの下を掃除しやすい物を選びましょう。ソファの脚はある程度高さのあるものがおすすめです。掃除機が入らないと、どんどんホコリの住処になってしまいます。お掃除ロボットも入り込んでくれないですよね。掃除機、お掃除ロボット、フローリングワイパーが入るように、床との隙間は10cm以上確保しているソファを選びましょう。
コンパクトカウチソファ選びに失敗しない方法
コンパクトカウチソファの購入を絶対に失敗したくない場合は、次に紹介する3つのことを実践してみてください。コンパクトカウチソファは直線的なソファと違い、サイズ感が難しいため取り入れてみましょう。
紙にかいてシュミレーション
お部屋の大きさをメジャーで測り、紙に部屋の大きさに合わせた形をかいてみましょう。定規で縮尺を計算するか、方眼紙に例えば1マス20cmでかいてみるといいでしょう。パソコンがある方は、エクセル上に表現してみてもいいですね。
そして、置いてある家具、検討しているコンパクトカウチソファの大きさも測り、先ほどかいたお部屋の図形の中に落とし込んでみましょう。そうすれば、部屋の大きさに対してソファが大きすぎる、小さすぎる失敗を回避できます。
代わりの物を置いてシュミレーション
新聞紙や段ボールなどを継ぎ合わせて、検討しているコンパクトカウチソファと同じ大きさの型紙を作り、部屋に置いてみてください。
やや面倒な作業ですが、実際の部屋に置くのでサイズ感がばっちり把握できます。幼少期に行った工作を思い出して挑戦してみてください。お子様といっしょにやってみるのも楽しそうですね。
専門のスタッフに相談
実店舗の家具店でコンパクトカウチソファを購入する場合は、部屋のサイズを測ったうえで足を運んでください。最近の家具店では、3Dシュミレーターを用意して専門のスタッフがアドバイスをしてくれるところもあります。一部の店舗になりますので、足を運ぶ前に確認してみてください。
シュミレーターがなくても、専門の販売スタッフは知識が豊富ですので、部屋の大きさを伝えればいいアドバイスがもらえるはずです。
まとめ
カウチソファとは、足を伸ばせる部分が付いているソファの事です。一般的に大きいソファとして作られている物が多いですが、選びやすいコンパクトなカウチソファをおすすめしました。
・楽に寝転ぶことができる
・引っ越し先でも置き場所に困らない
・圧迫感がない
このようなメリットがあり、一人暮らしの部屋や、小さめのリビングにぴったりです。失敗しない選び方を詳しくご紹介しましたので、お部屋づくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。
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