ダイニングソファはダイニングとリビングを兼ねてスペースが有効になる、便利なソファです。実は、一般的なリビングに置くソファとは、違う特徴があるのをご存じでしょうか。ダイニングソファならではの特徴をおさえ、レイアウト方法、選び方を詳しく解説していきます。ダイニングソファでスペースの有効活用、くつろぎ空間を実現しましょう。
ダイニングソファとは
ダイニングソファは、ダイニングテーブルと組み合わせるソファのことです。リビングに置くソファとは違う点もあります。購入する際におさえておきたい特徴、メリット・デメリットを解説していきます。
ダイニングソファの特徴
ダイニングソファの特徴は、主に食事のシーンで活躍し、ダイニングテーブルと組み合わせます。そのためリビングのソファとは違い、座面の奥行きが浅めで、座面は沈み込まず適度な固さです。背もたれは後ろに倒れる角度ではなく、直角に近い角度になっています。
ダイニングチェアとの違いは、座面にクッション性があるので長時間座ってもお尻が痛くなりいことです。
ダイニングソファのメリット
ダイニングソファのメリット1つめは、リビングが広々使えることです。ダイニングとリビングを兼ねるため、お部屋のスペースに余裕ができます。
2つめは、ゆったりと食事がとれることです。クッション性のある椅子は長時間座っても疲れにくく、食事をしながら映画を見るのも快適です。
3つめは、レイアウトの変更がしやすいことです。リビングに置くソファと違い、ダイニングソファは軽量でコンパクトなため、気軽にレイアウト変更ができます。ソファの向きを変えて気分転換を楽しめますね。
ダイニングソファのデメリット
ダイニングソファのデメリット1つめは、チェアのように椅子をテーブルに近づけられないことです。椅子とテーブルの距離が遠くなるため、子どもは食べにくさを感じることがあります。
2つめは、汚れが付きやすいことです。リビングとダイニングを兼用するため、自然と座っている時間が長くなります。その分汚れが付きやすいので、お手入れがしやすい商品を選びましょう。
3つめは、リビングのソファのように横たわれないことです。奥行がコンパクトなタイプも多いので、横になるには少し窮屈に感じることも…。
ダイニングソファのレイアウト方法
ここからは、ダイニングソファのレイアウト方法を紹介していきます。4つのパターン別におすすめする点、注意してほしい点をチェックしましょう。
コの字型にソファを配置
コの字型にソファを配置すると、座面が広くなりゆったりと感じます。子どもが多い家庭、来客が多い家庭にぴったりです。
注意点は、椅子が長くつながっているため、人の出入りがしずらいことです。ダイニングソファは分割できるソファが多いので、状況に応じてコの字からL型+I型にレイアウト変更してみてもいいですね。
L字型にソファを配置
L字型の配置は、テーブルの縦横2辺に対してソファを置くので、省スペースでおさまります。背もたれを壁につけるレイアウトにすれば、部屋の通路も広く確保できます。また、座る人数が少ない時は、足を伸ばして座れて快適です。ダイニングソファの定番レイアウトです。
ベンチ型のソファを配置
背もたれのないベンチ型のソファには、以下のようなメリットがあります。
・使用しないときテーブル下におさめられる
・軽くて移動が簡単なので他の部屋でも使いやすい
・オットマンとして足を載せられる
ただし、背もたれがないと疲れやすいので、長時間の食事には向きません。子どもは長い時間ダイニングスペースにいないことも多いので、お子さんが多い家庭におすすめです。
1人掛けソファを配置
1人掛けソファは、ダイニングチェアと同様に、1人1人に合わせたテーブルとの距離を決められます。1人で座りたい場合もあるので、1台はあったほうがいいでしょう。
他の部屋に持っていきゆっくり読書をしたり、パソコン作業をしたり、食事以外にも使えます。L字型ソファと1人掛けソファを組合せる際は、部屋のスペースにきちんとおさまるか確認しましょう。
ダイニングソファの選び方
ダイニングソファの選び方について紹介します。どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。ポイントを4つご紹介します。
座る人数・部屋の大きさを確認
まず、お部屋の広さを計ってみましょう。ダイニングソファを使用したダイニングセットは、チェアだけのダイニングセットよりスペースが必要です。
部屋の中に70㎝以上の通路を確保してソファのサイズを決めましょう。3人以上の家族なら、L型ソファが省スペースなのでおすすめです。4人以上の家族なら、L型ソファに一人掛けやベンチを追加するのがおすすめです。
ソファの座り心地
ソファの座り心地は重要です。食事をするため、柔らかく沈み込むソファはおすすめできません。適度なかたさがありながら、クッション性もある座面を選びましょう。
レストランの椅子を思い浮かべていただけるとイメージしやすいですよ♪また、食事の姿勢が悪くならないよう、座面の奥行き、背もたれの角度も注意してください。座面の奥行は50㎝程度がちょうどよく座れます。背もたれは倒れ気味になっていないか確認してください。
ソファの素材
ダイニングファの素材はお手入れのしやすい物を選びましょう。食事をするので、食べ物の汚れはどうしても付着してしまいます。
水拭きできる合成皮革か、カバーを外して洗える布製がおすすめです。ソファカバーを併用するのも◎。
ダイニングテーブルとの相性
ダイニングソファとダイニングテーブルの相性は特に重要です。できればセットで購入するのがベストです。既存のダイニングテーブルに合わせたり、新規でダイニングテーブルを購入したりする場合、注意点が2つあります。
・ソファの座面とテーブルの高さの差は26~30㎝
・デザインに統一性がある
食事のしやすい姿勢を保つため、ソファとテーブルの間の寸法は、26~30㎝であるかを確認して購入しましょう。昇降式のテーブルもおすすめです。コーディネートに自信がない場合は、ソファとテーブルの素材や色があっているかを意識すればコーディネートしやすいですよ。
おすすめのダイニングソファ5選
最後に、ソファスタイルおすすめのダイニングソファをご紹介します。サイズバリエーションが豊富な商品が多いので、家族構成やお部屋の広さに合わせてぴったりな物を見つけてください。
本格的な大人スタイル 大型L字リビングダイニング 4点セット
最大で6人座れるダイニングソファです。2人掛けのソファを組み合わせてお好きなレイアウトを楽しめます。ソファの色はレトロなブラウン、シックなブラックがあり、ヴィンテージ風やインダストリアル風なインテリアにマッチします。ダイニングテーブルもセットになっており、ウォルナット天然木を使用した木目がかっこよさを引き立てます。3段階の伸長式なのも便利です。
寛ぎの場 年中快適 北欧モダンデザイン リビングダイニング ソファ 3点セット
L型に配置できるソファの3点セットです。1人掛け+コーナー+2人掛けの組合せで、レイアウトの変更がしやすいソファです。一人掛けが付いているので、テレワークにも最適ですね。お手入れしやすいカバーリングタイプでいつでも清潔。座面はポケットコイル使用で、長時間座っても快適に過ごせ、へたりにくいのがメリットです。
子供の高さに合わせたリビング学習ダイニング 2人掛けソファ
少し座面が低めのダイニングソファです。組み合わせるダイニングテーブルは低めの物を選びましょう。ダイニングチェアと組み合わせて、ソファを大人用、チェアを子供用にするのもおすすめです。テーブル、チェアは同じシリーズでご用意があり、別途購入することができます。シリーズで統一しても良し、他のシリーズと合わせて良しのソファです。木製フレームのソファがあればカフェ風に仕上がりますよ♪
上質空間 座り心地にこだわったポケットコイルリビングダイニング 3点セット
座り心地にこだわったダイニングソファです。快適な座り心地のために、ポケットコイルを使用しています。長時間座っても疲れにくい、ソファで隣の人の揺れを感じにくいというメリットがあります。もちろん、耐久性も抜群!背もたれもボリュームがある素材で、快適さをさらに感じさせてくれます。分割タイプでレイアウトしやすく、連結時には固定テープでずれのストレスがありません。
包まれるようなくつろぎの形 ハイバックソファダイニング 2人掛けソファ
ハイバックのダイニングソファです。肩までしっかり寄りかかれるので、食事だけでなく、リラックスタイムにも向いています。背もたれのクッションは角度を変えられるので、シーンに合わせてお好きな角度でくつろげます。くつろぎの体勢を重視できるダイニングソファです。起毛生地で肌触りが優しいのもポイントです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ダイニングソファはレイアウト方法がたくさんあり、家族構成の変化にも対応できる便利さがあります。ダイニングソファ選ぶ際は、サイズ、座り心地、お手入れ性、テーブルとの相性をよく考えるとスムーズです。確認するポイントをおさえて、お気に入りのダイニングソファを探してみましょう。