最近は床暖房を採用するおうちも増えていますね。床暖房のあるお部屋にソファを置くには、実は注意が必要なんです。
今回は床暖房の仕組みや、なぜ床暖房に向き・不向きのソファがあるのかについて解説します。併せてSOFA STYLEがおすすめする商品もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
床暖房のしくみ
まずは床暖房がどのようにお部屋を温めるのか解説します。床暖房には大まかに「電気式」「温水式」の2種類があります。
電気式床暖房
床下に電熱線を敷いて発熱させ、床を温めます。ホットカーペットを床下に敷くイメージというと、わかりやすいでしょう。
電気式床暖房はスイッチを入れてすぐに温まるため、リビングの一部や脱衣所、キッチンなど、狭い範囲で使う人も多くいます。
温水式床暖房
床下に配管を敷き詰めて、中に温水を流してお部屋を温めます。電源を入れてから温水が温まるまでに時間がかかりますが、一度温まると余熱で温かさが続きます。
温水式床暖房はリビング全体、一階全体など広い範囲で使うのに向いています。
輻射熱
床暖房の効果は、単に床が温かくなるだけではありません。床暖房で床が温められると、暖気が広がり壁や天井ではね返って、お部屋全体に暖気が行き渡ります。これを「輻射熱(ふくしゃねつ)」といいます。
この輻射熱の効果でお部屋全体が温まり、体がじんわりポカポカ温まってきます。
床暖房のお部屋にソファを置く時の注意ポイント
輻射熱がしっかり広がるほど、床暖房の効率はアップします。ソファをお部屋に置く際は、輻射熱に注意して配置することがポイントです。
床暖房がお部屋のどこに設置されているかチェック
まずはお部屋のどの部分に床暖房があるか、確認してください。とくに電気式床暖房の場合、リビングの中央部分にのみ設置されていたり、壁や窓の付近には設置されていなかったりと、床暖房の敷き方もお部屋によりさまざまです。
床暖房を設置していない部分に家具を集中して置くと、使い勝手が悪くなるおそれも。床暖房の設置面にどのような家具を置きたいか、生活動線は問題ないか、あらかじめチェックしましょう。
床暖房がある部分に家具を置くなら
ソファなど家具で床を覆う面積は、なるべく少なく抑えるのが基本です。例えばリビングならソファや棚、テレビボードなど、家具をあれこれ置きたくなりますよね。しかし床暖房のある床に家具をいくつも置いてしまうと、床下から温かい空気があまり放出されなくなり、お部屋が温まりにくくなってしまいます。輻射熱もお部屋全体に広がりにくくなってしまうため、せっかくの床暖房がムダになり、電気代のみがはね上がる…なんて事態も!
床暖房のあるお部屋に家具を置くなら、床からの熱がこもりにくいデザインのものを選ぶことがポイントです。ソファやリビングテーブルなど、床とのあいだにある程度すき間があるデザインであれば、床暖房の熱がお部屋全体に行き渡りやすくなるのでおすすめです。
床の傷に注意
ソファを直接床に置くと床が傷つきやすくなるからと、カーペットやラグを敷こうと考える人もいるでしょう。しかし効率よく床暖房を使うには、カーペットやラグなどはおすすめしません。
カーペットを敷くと床からの熱がこもり、床材が傷みやすくなります。さらにカーペットの素材によっては、床暖房の熱で裏面の素材が溶けるなどのおそれもあります。
床暖房におすすめのソファとは?
床暖房には実際にどのようなソファが向いているのでしょうか?おすすめのソファをまとめました。
脚付きソファ
床暖房のあるお部屋には、脚付きソファがなんといってもおすすめ!床とソファとのあいだにすき間が生まれるため、暖気が広がりやすく、床暖房の熱で素材が傷む心配も少なくなります。ソファの脚は5cm以上あると安心です。床を傷つけることがないよう、脚裏にフェルトが付いているタイプが◎。
ローソファなど床にピッタリ付けて置くタイプのソファは、床からの熱がこもりやすくソファの裏面の素材も劣化しやすくなるため、床暖房には向きません。
気軽に移動させられるソファ
1人掛けソファなど、気軽に配置換えできるソファもおすすめです。こまめにソファを移動させれば、それだけ床からの熱がこもりにくくなります。
おすすめの商品
ここからはSOFA STYLEで人気のソファをご紹介します。床暖房にも使えてとてもお洒落!参考にしてみてください。
アースカラーと天然木の融合 北欧デザインソファ
北欧デザインのおしゃれな2人掛けソファです。アースカラーの座面に天然木のフレームを使用しており、お部屋をやさしい雰囲気で包みます。シンプルなデザインで、床とのすき間にも余裕があるため、床暖房のあるお部屋にピッタリ!座面にはS字のバネとウェービングベルトを内蔵しており、しっかりと体を支えてくれます。さらにウレタンのクッションとの効果で弾力があり、程よい硬さで快適な座り心地を実現しました。ソファの背もたれは110°に設計されています。体を休めるのに最適の角度とされ、長時間座っていても疲れにくくゆったりとくつろげますよ。
優しい座り心地 天然木アルダー材リクライニングカウチソファ単品
脚を付け外しして高さを2段階に調節できるソファです。床暖房のお部屋には脚を付けて使うことをおすすめします。床暖房を設置していないお部屋なら、脚を外してローソファとしても使えますよ。座面や背もたれにはもこもこしたボリューム感があり、ゆったりとリラックスできるデザインです。背もたれは6段階にリクライニングできるので、好みやシーンに合わせて調節できます。カラーは温かみのあるブラウンと、ナチュラルでインテリアになじむベージュの2色をご用意。背面までしっかり化粧加工されているので、お部屋の中央など好きな位置に配置できます。
スタイリッシュデザインと機能的な作りの 3段階リクライニングソファベッド
背もたれを倒してベッドにできるソファベッドです。幅が190cmとゆったりしているので、横になり足を伸ばしてくつろげますよ。座面の奥行きが65cmと広く、背もたれに深く体を預けてリラックスできます。表地には合皮を使用しているので、お手入れもかんたん♪汚れても水拭きすれば、サッときれいにできます。木脚には高級感のある天然木を使用しました。スタイリッシュなお部屋を演出できるソファです。
自分好みの角度に調節できる 日本製カバーリングリクライニング一人掛け座椅子
青や赤などカラフルなソファを希望するなら、こちらがおすすめ!2種類のファブリック生地で5カラーご用意しています。こちらは1人掛けタイプで、気軽に移動させられますよ。背もたれや座面の角度を調節できるので、より体にフィットさせれます。座面と床とのあいだに多少すき間も生まれるので、床暖房のあるお部屋でも安心です。カバーは取り外して丸洗いも可能。いつまでも清潔に使えます。
2段階で高さ調節可能 リクライニング機能付き 脚付きボリュームフロアソファ
背もたれが高いハイバックタイプのソファです。背中をしっかり預けてリラックスできますよ。座面には高級ソファやマットレスに使われるポケットコイルを使用しています。体の凹凸に合わせてしっかりフィットし体圧を分散してくれるので、弾むような座り心地を実感できます。背もたれは14段階にリクライニング可能。脚は取り外して座イスにもできるので、床暖房がないお部屋でも使いやすいデザインです。カラーは落ち着きのあるブラウン・グレー・グリーンの3色展開。ファブリック生地で触り心地がよく、年間を通して快適に使えます。
まとめ
こちらの記事では、床暖房におすすめのソファについて解説しました。床暖房は体がじんわりと温まるので、寒い時期にうれしいですよね。
せっかくの床暖房を効率よく使うため、床暖房に適したソファを選んでみてください。