気に入って購入したソファーは、どれだけ大切に使っていても徐々に劣化や汚れが気になってしまいます。「できることなら丸ごと洗いたい！」と思ってもなかなか叶うものではありません。
そこで今回は、ソファーをきれいに長く使いたい人におすすめの、「洗えるソファー」を詳しくご紹介します。
「洗えるソファー」とは？
最初に、「洗えるソファー」とはどんなソファーなのかをご紹介します。
カバーが洗えるソファー
「洗えるソファー」とは、カバーを取り外して洗えるソファーのことです。通常ソファーを覆っている張地は、ソファー本体に固定され一体化しています。そのため、汚れが気になる時には拭き取るなどして対処することがほとんど。
合皮素材ほどお手入れが簡単ではないファブリックの場合、カバーを取り外して洗えると汚れを気にせず使うことができます。
簡単に外して洗濯できる
張地がカバーリング仕様になっているソファーは、カバーの取り外しが簡単なのが特徴。マジックテープなどの固定しているパーツを取り外すだけです。伸びの良い素材が使われることが多いので、女性でも簡単に扱うことができます。
洗濯する際にも商品付属の洗濯ネットや一般的に販売されている洗濯ネットを使い、自宅の洗濯機で洗うことが可能です。ただし、中にはドライクリーニングや手洗いが必要なものもありますので、洗濯絵表示を確認しましょう。
長く使える
カバーが洗えるので、カバーリング仕様の「洗えるソファー」は長く清潔に使うことができます。ソファーを使っていくうちにどうしても気になるのが、座面や背もたれの汚れです。まだ使えるけれど見た目が汚いからとソファーを買い替える人もいます。
しかし、最近のソファーは座面や背もたれの中材の耐久性が向上しているので、汚れが気になるのとソファーがへたれるのが同じタイミングではないことが多いです。カバーリング仕様になっているソファーを選べば、衛生的かつ長くソファを愛用できます。
「洗えるソファー」はこんな人におすすめ！
「洗えるソファー」がおすすめな人のタイプをご紹介します。
小さな子どもがいるファミリー
まず、「洗えるソファー」は小さな子どもがいるファミリーにおすすめです。子どもがいると、よだれや飲みこぼし、食べこぼしなど悩みの種はたくさんあります。中には、子どもが小さいうちはソファーを諦めるというケースも。
ソファーのカバーを取り外して洗うことができれば、気になった時に取り外して洗濯できます。自宅の洗濯機で丸洗いできるタイプも多いので、メンテナンスも簡単です。
ペットがいる
ペットがいるご家庭にも、「洗えるソファー」はおすすめです。ペットは小さな子どもと同じように汚すことが気になるのに加えて、季節の変わり目に毛がたくさん抜けたり臭いが気になったりします。
毎日毛を取り除いても、衛生面は気になるところ。カバーリング仕様になっているソファーなら、定期的にきれいに洗えて安心です。
汚れたらきれいにしたい人
家族構成に限らず、「洗えるソファー」は人気があります。特に汚れたらすぐにきれいにしたい人におすすめです。
洗濯している間はソファーが汚れないように注意が必要ですが、いつでもきれいな座面に座ることができます。汚れるというストレスがひとつ減るだけですが、家事自体の効率がグッと上がっておすすめです。
「洗えるソファー」長持ちの秘訣
続いて、「洗えるソファー」を長持ちさせる秘訣をご紹介します。
洗濯ネットに入れる
洗濯機で洗えるソファーカバーを洗う時には、必ず洗濯ネットに入れましょう。これは、カバーを固定するのに使われているマジックテープを保護するためです。マジックテープは、雄雌で役割が違いますが、起毛素材がない固いパーツの方は糸くずやゴミが付着しやすい構造になっています。洗濯ネットに入れないで洗ってしまうと、始めはそれほど気にならないかもしれませんが徐々に接着力が弱まります。
また、洗濯ネットに入れずに洗うことは、カバーリングが型崩れを起こす原因にもなります。洗濯時のダメージを防ぐためにも洗濯ネットは必ず使用しましょう。
弱流水で洗う
洗濯機で洗濯する時は、水流を弱めに設定することも大切です。洗濯ネットに入れていても、水流が強すぎると形崩れしやすくなってしまいます。ソファーカバーは比較的大きいので、洗濯槽に激しくぶつかって故障の原因になる可能性も…。必ず水流は弱めに設定するようにしましょう。
なお、洗濯機が使えない手洗いタイプのカバーの場合は、必ず手洗いで優しく洗濯するようにしてください。
日陰で自然乾燥
ソファーカバーは、洗濯後に干す際は「日陰で自然乾燥」が基本！替えのカバーがなくて早く乾かしてしまいたくなりますが、乾燥機を使うのは避けましょう。これはカバーを乾燥機に入れると縮む恐れがあるからです。伸縮性のある生地を使っていてもサイズそのものが小さくなってしまうとソファー本体に取り付けられなくなることもあります。
また、直射日光に当てて急激に乾かすのも程度は違えど同じような作用があるので避けるのがベター。少し時間はかかりますが、日陰で気長に乾かしましょう。
長く使いたい人におすすめ！おすすめのカバーリングソファー5選
せっかくソファーを買うなら長く使いたい！という人におすすめのカバーリング仕様のソファー。こちらでは、ソファスタイルおすすめの5商品をご紹介します。
包み込まれるような心地良さ！使い方自由自在のフロアソファー
とことん寛ぎたい人から支持されているのがカウチソファーです。こちらのカウチソファーは1人掛けのフロアタイプで、カバーを取り外してドライクリーニングできます。ソファの中材にはウレタンチップをたっぷりと詰め込まれているので、座り心地はふわふわ。背もたれと肘掛けに14段階リクライニング機能がついていて、好きな角度に調整することができます。肘掛けをフラットにすれば2人掛けソファにも変身♪洗えるカバーの素材にはスエード調の生地を使用しており、しっとりとした肌触りが心地良いと人気です。
一度座ったら最後！離れられない心地良さのマイクロビーズクッション
カバーが洗えるソファーの代表格といっても良いのが、マイクロビーズクッションです。包み込むようなフィット感ともちもちとした触感で、「使う人をダメにしてしまう」といわれるほどの心地良さがあります。カバーはソファーに付いているジッパーを開け閉めするだけで簡単に取り外すことができます。生地にかなりの伸縮性があるため、取り扱いも簡単です。カラーとサイズのバリエーションが豊富なので、使う空間に合わせた色や大きさを選んだり、いくつかのマイクロビーズクッションを組み合わせて好きな体勢で寛いだりできます。
個性的なデザインで存在感抜群！おしゃれなローバックソファ
何とも言えない個性的なデザインがおしゃれなローバックソファー。北欧テイストが取り入れられたシンプルで洗練されたデザインが魅力的で、座面の高さは約31cmと低めになっています。また、背もたれカバーは布テープで固定してあり、簡単に取り外しすることが可能です。洗う際は手洗いで優しく洗ってあげてください。
ベーシックカラーで落ち着きある空間に！レイアウト自由のフロアコーナーソファー
広々としたリビングを充実の空間にしてくれる、カバーリング仕様のフロアコーナーソファーです。L字型や対面型、ストレートスタイルなど様々なレイアウトを楽しむことができます。座面の高さが低めなので部屋が広く見えるのも魅力です。ローテーブルやこたつと高さが合い、1年を通して快適に使うことができます。ストレートスタイルにすれば幅が約220cmになるため、大人の男性が寝転んでも余裕があります。カバーは手洗いですが、汚れが気になったときに取り外して洗えます。クッション素材は3種類ご用意。適度な弾力が魅力のふんわりウレタン、じわっと沈み込む低反発ウレタン、耐久性と硬めの座り心地が魅力のポケットコイルがあります。
ダイニングにもぴったり♪カバーリングコーナーソファー
限られた空間でも快適な寛ぎスペースが作れるカバーリングコーナーソファーです。リビングとダイニング両方の役割を果たしてくれるソファーで、スペースを有効活用できます。ソファの脚は20cmと4cmから選ぶことができ、テーブルや目的に合わせて異なるスタイルを楽しむことができます。座面の中材には高級なベッドマットレスにも使用されているポケットコイルを採用。耐久性と体圧分散性に優れているので長く快適に使うことが可能です。
まとめ
カバーリング仕様になっているソファーは、汚れが気になった時はもちろん定期的に洗濯できるので長く使うことができます。ただし、カバーの取り扱い方を確認して適切なお手入れを心がけましょう。
こちらでご紹介した内容も参考にしながら、あなたにぴったりの洗えるソファーを探してみてください。
