1. ソファの選び方・使い方
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長く使いたい人におすすめ!ずっと座っていられる「硬めソファ」

ふんわりとしたソファは、体を包み込んでくれるのでのんびりくつろぎたいときにぴったりです。でも、長時間座っていると腰や背中が痛くなってしまうことも。読書や映画鑑賞など、数時間座り続けるなら硬めのソファがおすすめです。座り心地だけでなく耐久性にも優れている硬めソファ。硬めソファのおすすめポイントとおすすめ商品をご紹介します♪

硬めソファのおすすめポイント

毎日の生活に取り入れるのにおすすめの、硬めのソファの特徴をご紹介します。

へたりにくい

座り心地が硬めのソファは、長期間使ってもへたりにくいのが特徴です。「ソファがへたる」とは、いつも同じ場所に座ることで、その部分が沈みやすくなったり凹んでしまうことです。購入した時のフィット感が感じられなくなるなど、仕方ないと思いつつも最初に味わえていた座り心地が感じられなくなってしまいます。

硬めのソファなら、座った人の体重をしっかりと支えてくれるので、へたりにくい構造になっています。ソファの上で膝立ちしたり跳んだりといったことをしなければ、購入時の座り心地を長く楽しむことができます。

長時間座っても疲れにくい

ソファに座っている時間はそれほどないという人でも、気付かないうちに1~2時間座っていることも少なくありません。ソファが柔らかすぎると腰が痛くなったり、しょっちゅう姿勢を変えないと疲れたりしてしまいます。

硬めのソファの座面には、複数のウレタン素材の組み合わせたクッションやポケットコイルなど体重をサポートしてくれる素材が使われているため、快適な姿勢をキープすることができます。

しっかり体圧分散できるものがおすすめ

座って「硬い」と感じるのも大切なのですが、底付き感がないかどうかも重要です。底付き感とは、シンプルに言うと長時間座っていてお尻が痛くなってしまうこと。クッションの下まで体が沈み込んでフレームや床面に当たっているような感覚になります。極端に座面が薄いものや、座面の素材に柔らかいものが使われている場合に多いです。

硬めの快適に座れるソファは、ほどよい弾力を感じながらも体がフィットします。特にポケットコイルは体圧を分散させて点で体を支えてくれて快適に座れると人気です。

硬めのソファに使われている素材

次に、硬めのソファに使われている素材をご紹介します。

硬質・高密度ウレタン

比較的リーズナブルで取り入れやすいのが、硬質ウレタンや高密度ウレタンです。「ポリウレタン」という物質から作られていて、硬くて断熱性に優れています。

また、素材内部に細かな空気層を含んでいるため、体圧がかかったときにほどよい弾力があります。軽量なので、ソファに使われると移動しやすいというメリットもあります。

ポケットコイル

ポケットコイルは、高級ベッドマットレスにも使われている人気の素材です。ひとつひとつのコイルが不織布に包まれた状態で座面の中に配置されています。それぞれのコイルが体を支えるので、体にフィットした凹凸ができ柔らかさの中にもサポート力のある硬さを感じることができます。

ウレタン素材と比べると値段は高めですが、長時間座っても疲れにくく、底付き感もほとんどないのが魅力です。

Sバネとウェービングベルト

多くのソファに取り入れられているのが、このSバネとウェービングベルトの組み合わせです。S字の形をしたバネを波状にしており、座面全体で体を支えてくれます。座り心地は適度な弾力があるのに、薄型にすることが可能です。

ただ、弾力性だけで比較するとポケットコイルやウレタン素材の方が優れています。これをカバーしてくれるのがウェービングベルトです。ウェービングベルトは幅広の合成ゴムや麻でできており、バネと同じように体重を支えてくれます。Sバネとウェービングベルトを組み合わせることで、硬めの座り心地を実現します。

硬めのソファの選び方

続いて、硬めのソファの選び方をご紹介します。

サイズ

ソファの硬さに関わらず、まずはサイズを決めます。座る人数や、ソファを置くスペースの広さを参考にしましょう。寛げるように大きめのソファを選びたくなってしまいますが、ソファがスペースに対して大きすぎると部屋が狭く感じます。ソファの周りは30~60cm確保できるようにすることをおすすめします。

機能性

座面の硬さだけでなく、座り心地の良さをサポートしてくれるリクライニング機能や脚の取り外しの可否もチェックしましょう。リクライニング機能は好みの角度に調整できるため、シチュエーションに合わせた寛ぎ方ができます。商品によって調整できる角度の数が違っていて、それに応じて値段も異なります。

また、脚付きのソファの中には脚の取り外しができるものがあります。脚付きのソファとしてもフロアソファとしても使うことができます。フロアタイプは冬にこたつと組み合わせて使うこともできるため人気があります。

座面や背もたれの素材

硬めのソファを選ぶ際には座面や背もたれの素材も大切です。直接肌に触れる張地は、主に合皮素材とファブリックから選ぶことができます。合皮素材は耐久性が高くてお手入れが簡単なのが魅力です。

また、ファブリックは肌触りと印象共に温かみのある空間にしてくれます。その他にも既にご紹介した座り心地を決める中材にも注目してみましょう。

ずっとリラックスできる♪おすすめの硬めソファ5選

長時間座っても快適な、リラックスするのにおすすめの硬めのソファを5つご紹介します。

1人暮らしの部屋にも置ける!コンパクトな2人掛けローソファ

見た目はふんわりなのに、しっかりとした弾力が魅力のコンパクトな2人掛けローソファです。中材にはウレタンを固めたウレタンフォームと粉砕チップが入っています。座面の奥行きは約40cmと広めで、深く腰掛けてリラックスすることが可能です。背もたれの高さも低めの46cmなので圧迫感が少なく、14段階のリクライニングもついていてリラックスするのにぴったりです。

高さが調節できるレトロデザイン♪弾力のあるヴィンテージソファ

上品な光沢があるヴィンテージデザインのソファです。コンパクトな部屋にリビングとダイニングを兼ねたスペースを作ることができます。ソファの脚は取り外すことができ、ダイニングテーブルやローテーブルと合わせることが可能です。そのため、季節に応じてこたつと組み合わせて過ごせます。座面と背もたれはシンプルなのにおしゃれなボタン留め加工がされていて、PVCレザーという合皮素材が使われているのでお手入れも簡単です。クッション材にはSバネ、ウェービングベルト、ウレタンフォームを使用しています。

組み合わせ自由♪日本の職人の技術が光るおしゃれカウチソファ

コンパクトなのに本格派のソファが欲しいという人におすすめの、ポケットコイル採用ソファです。オットマン付きのソファで、横に並べると幅144cmになります。片側アームレスのソファなので、オットマンの位置を変えるだけでカウチスタイルやコーナースタイル、対面レイアウトなどが楽しめます。オットマンの座面がフラットなのでサイドテーブルとしても活躍します。張地にはデニム調の生地を使っており、さらっとした肌触りが魅力です。中材には程よい弾力のウレタンフォームを使用しているので、長時間座ってもリラックスできます。

ふんわりなのにしっかり!体を支えるミニクッション付きソファ

人気の北欧テイストを思わせる、ミニクッション付きソファです。1人掛けからコーナースタイルなど、組み合わせを変えることで様々なレイアウトを楽しむことが可能です。座面にはウレタン素材とウェービングベルトを採用。しっかりと体をサポートしてくれます。座面は広々とした設計になっていて、寝転んでも心地よい硬さです。背もたれは一般的なソファと比較すると薄型ですが、ウレタン素材がたっぷり入っているのでゆったりとした座り心地です。カラーはグレー、ベージュ、ブルーの3色から選べます。

ほどよい弾力が気持ち良い♡おしゃれファブリックの2人掛けソファ

天然木のラバーウッドを使用したウッドフレームが美しい、木肘付きの2人掛けソファです。座面にはSバネとウェービングベルトを使用しており、程よい弾力があるのが魅力。背もたれの角度はリラックスするのに最適な110度に設計されています。カラーは落ち着きのあるベージュとグレーの2色。異なるテイストの糸を使った混色生地で、立体感があっておしゃれです。

まとめ

硬めのソファは座っていてお尻が痛くなるかたさではなく、しっかりと体重をサポートしてくれる弾力の強さが人気です。カラーバリエーションやデザインも幅広いので、きっとお気に入りの1台が見つかります。

ご紹介したそれぞれの中材や選び方を参考に、座る人と部屋に合った硬めのソファを見つけてみてください。

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