自宅で過ごす時間が増えたこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。家で過ごす時は、ソファや座椅子、仕事部屋のチェアなどなど、どこかに座っていることが多いかと思います。ついつい趣味や作業に集中して、長時間座りっぱなしなんてこともありますよね。
本記事では、座り姿勢についてご紹介します。少しでも疲れにくい姿勢で、身体を労わってあげましょう。
姿勢を正すと良いこと
日本人は世界でも座っている時間がトップクラスに長いことが分かっています。たしかに、仕事中はデスクチェア、お休みの日にソファ、移動中は電車の座席と、思えば一日中座っている方は多いのではないでしょうか。なんとなく身体が重いという方は、姿勢が影響しているかもしれません。まずは、正しい姿勢を続けることのメリットを確認し、姿勢改善へのモチベーションをアップさせましょう。
肩こり腰痛の軽減
人の身体の中でとても重いパーツの頭。頭を支えるために、背骨や骨盤、首、肩等の筋肉が使われています。
頭を支えるために余分な筋力を使ってしまうと、肩こりや腰痛の原因になると言われています。正しい姿勢をキープすることで、首から下への負担が軽減します。
集中力がアップ
集中力に必要な要因の一つとして、脳へ酸素が行き届いているか、ということがあります。酸素は血液にのって運ばれますから、血液循環が滞ってないかが重要なポイントです。
姿勢を正していると、頭へ向かう血管が圧迫されないため、十分な酸素を届けることが出来ます。
内臓機能を改善して痩せ体質に
正しい姿勢は、内臓にも影響してきます。背筋が伸びていると、内臓が引き上げられて活動が活性化、代謝がアップするのです。また、正しい姿勢は筋肉を効率よく使うことができ、普段意識していない部分が程よく刺激されるでしょう。
ソファでのNG行為を確認
緊張感の必要なお仕事中とは違い、リラックスタイムを過ごすソファでは、姿勢を崩すことも多いでしょう。身体に良い姿勢もあれば、反対に負担となる姿勢もあります。ソファでNGとされる姿勢は、その場では楽に感じるのでついついやってしまいがちです。どのようなデメリットがあるのかを認識し、少しずつでも改善していくことが大切です。
猫背
猫背は重心が前に傾きます。すると、何が起こるか想像がつきますか?先述に出てきた頭に注目です。重たい頭は重力で下に落ちようとします。猫背になることで、頭の位置をキープするために必要な力が大きくなってしまい、余計な力を使ってしまうのです。
また、前かがみ姿勢が続くと、肋骨から肺のあたりが圧迫されるので、呼吸が浅くなります。浅い呼吸は、集中力を欠く、疲れやすくなる他に、肋骨が広がってスタイルが崩れると言われています。
脚を組む
長時間、脚を組んでいると、下になった脚は上の脚の重みで圧迫され続けることになります。神経や血管が締め付けられるので、脚のしびれや浮腫みに繋がってしまいます。
また、股関節周りが硬くなり、無意識に余計な筋肉を使って歩くようになります。これは、疲れやすさや、太ももの張りの原因になります。特に意識していないのに、気が付くと脚を組んでいること、ありませんか?この場合は、すでに身体に歪みが出ているのかもしれません。どうしても脚を組まないと落ち着かない場合は、左右交互にしてみましょう。
頬杖
頬杖は、前かがみになるため、猫背と同じく背中の筋肉への負担が大きい姿勢です。頬杖をついた側の肩に頭の重みがのるため、肩こりの原因になるともされています。
また、頬杖の重大なデメリットは、顔への影響でしょう。顎の歪み、摩擦による肌荒れやしわが起こる要因です。
もたれかかりすぎ
疲れたからソファで一休み、という時によくみる姿勢で、浅く腰かけ、足は投げ出し気味、背もたれに思い切り寄りかかった座り方です。
座面と背もたれ、それぞれに接したポイントの間に隙間ができます。ここに体重がのるため、腰への負担が大きいのです。この座り方がくせになっていて、ヘルニアにまで発展してしまったという話もあるので、要注意です。
正しい座り方
この項目では、ソファでも正しい姿勢をたもつ座り方のポイントをご紹介します。すぐに実践できるような、重要ポイントをご紹介しますので、姿勢を正したいという方は必見です。身体への負担を少しでも減らして、長い座り時間を乗り切りましょう!
骨盤を立てる
骨盤を立てて座ることは、ソファに限らず正しい座り姿勢の基本です。コツは、深めに腰かけること、座った時、座面につく座骨を意識して、左右均等に体重をのせることです。
座骨は、座った状態で、おしりの下に手を入れるとゴリゴリと手にあたります。正しい姿勢の基本中の基本ですので、ぜひ確認してみてください。
足の裏が床につく
足がついていると、体重を分散することができます。すぐおしりが痛くなってしまう時は、重みが足にものっているかを意識してみてください。足がぶらぶらしていると、足の重みで腰が前に引っ張られてしまうのもNGポイントです。
座面が高すぎないソファを選んだり、足がつかない椅子に座る場合は、下に踏み台を置いてみましょう。
頭の位置に注意
頭の重みがまっすぐ下にかかる位置を探しましょう。顎が鎖骨より前に出ていると、首への負担大です。パソコン作業をするときは、前かがみにならないよう、テーブルの高さを調節したり、ディスプレイスタンドを活用するのがおすすめです。
クッションを活用
正しい姿勢は意外と疲れます。ソファで背もたれを上手に活用するには、クッションや、バスタオルを活用しましょう。背中と背もたれの隙間に入れておくと、姿勢のサポートになります。シンプルなソファにアクセントが欲しいとき、カラーや柄を取り入れるにもぴったりのアイテムです。
おすすめの商品
それでは、SOFA STYLEより、正しい姿勢を保ちやすい、座りやすいおすすめのソファをご紹介します。オシャレかつ、機能的なアイテムたちですので、ぜひチェックしてみてください。ソファ選びの参考にしていただけましたら幸いです。
柔らかな弾力で身体を優しく包み込む ハイバックソファ 2人掛け
ソファで正しい姿勢をとるためには、座面の固さが大切です。あまりに柔らかすぎるソファは、身体が深く沈みこんでしまい、骨盤を立てて座ることが難しくなります。こちらのソファは、 弾力がありながら硬すぎない厚みがあり、身体をしっかりと支え、自然な体勢で座っていることができます。シンプルで、落ち着いたデザイン・カラーのため、幅広いテイストのお部屋にマッチします。
高級感ある合皮素材 コイルスプリング内蔵リクライニングカウチソファ
厚みのある座面で、ゆったりと座ることができるソファです。ソファの上でも気が付くとあぐらになっていることってありませんか?あぐらは楽な姿勢ですが、背中が丸まりやすいというデメリットもあります。こちらのアイテムは、13段階と細かく角度を調節できるリクライニング機能がついています。背もたれを上手に活用して、リラックスタイムを過ごしましょう。
気軽にスタイルチェンジができる組み替え自由な 3人掛けカウチソファ
姿勢をキープするために取り入れたいクッションつきソファです。座面を組み替えて、お好みのスタイルをつくれるのも嬉しいポイントですね。足が重くなってきたな、という時はオットマンを足置きとして活用するのはいかがでしょう。ソファの上でも時々姿勢を変えることで、筋肉が凝り固まるのを防ぎます。
広がる暮らし 子供の高さに合わせたリビング学習ダイニング チェア (2脚組)
お子さんがいるご家庭におすすめです。身体の小さい子供は、大人用に設計された椅子は座りにくいものです。また、筋肉量も少ないので、良い姿勢を取り続けようとすると、あっという間に疲れてしまうかも。姿勢は集中力にも影響しますので、リビング学習にも対応できるような椅子やソファがおすすめです。
14段階調節でいつでもリラックス 日本製リクライニング座椅子
床座生活がメインで、ソファは置かないという方におすすめしたい座椅子です。ハイバックで頭をささえ、首の負担を軽減してくれます。リクライニングポイントが3つもありますので、ご自身の身体にピッタリの角度を探すことができるでしょう。座椅子も、ソファやチェアと同じく、やや硬めで弾力があると、立ったり座ったりが楽です。カラーバリエーションが豊富ですので、お部屋のアクセントとしても取り入れられます。
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まとめ
いかがでしたか?ソファで正しい座り姿勢をとることのメリットや押さえたいポイント、アイテムを選ぶ際の注目ポイントをご紹介してまいりました。普段、なかなか意識を向けない座り姿勢ですが、思ったよりも多くのメリット・デメリットを持っていたのではないでしょうか。
テレワークが始まってから座りっぱなしが増えた方、ソファでリラックスしているはずが直ぐに疲れてしまう方、一度姿勢を見直してみて下さいね。毎日を過ごすお気に入りのポジションが、より快適になりますように。