ソファの座り心地の違いについて気になったことはありませんか?本記事では、座り心地を決めるポイント、座り心地を決めるのは何か、スプリングの種類について解説します。ソファに座ったとき、種類によって座り心地が全然違う理由がわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
座り心地を決めるポイント
まず、座り心地を決めるポイントについて解説します。実際ソファに座ることで直感的に座り心地の良し悪しが分かると思いますが、ポイントを理解することで、なぜ座り心地が良いと感じるのか理解しやすいです。
硬さ
ソファの座り心地で特に重要なのが、ソファの硬さです。人によって、反発する力が大きく弾力のある硬めが好きな人やふかふかで包み込まれるような柔らかいものが好きな人と様々ですが、必ずしも自分が好きな硬さが快適な硬さではありません。
なぜなら、最初に座った時に快適でも、時間が経つにつれて疲れてくることがあるからです。これは自分の体に合っておらず、腰やお尻に負担がかかっているので疲れたと感じてしまいます。そのため、長時間座っていても快適かということを考えてソファの硬さを選びましょう。
座面の高さと奥行き
座面の高さや奥行きも座り心地に関係しています。くつろぐときの体勢にもよりますが、座面が低すぎると腰に負担をかけてしまったり、逆に高すぎると足が浮いてしまい落ち着かなくなったりします。
また、座面が低いものは奥行きが大きいので立ち座りは大変ですが、どのような姿勢でも快適に使える特徴があります。そして、座面が高いものは奥行きが小さいので立ち座りも楽にでき、低いものと比べると良い姿勢で座ることができる特徴があります。
背もたれの高さと角度
背もたれの高さと角度も座り心地に大きく関係しています。背もたれが高いと首まで支えることができるので、深く座った時にフィット感があり、快適に使うことができます。また、ソファにどう座るかによって背もたれの角度が異なります。
姿勢よく使いたい人は100度くらいで、よりリラックスしたい人は110度くらいが最適とされています。そのため、あなたがソファに座るときにどんな姿勢が多いのかということを判断材料にされるとよいでしょう。
座り心地は何で決まる?
ソファの座り心地を決めているものは何かということを解説していきます。ここを理解すると今後ソファの構造について気にするようになりますよ。
スプリング
ソファの座り心地を決める1つはスプリングです。スプリングの種類によって座り心地だけでなく、値段も変わってきます。それくらいソファにとって重要なものだということです。
スプリングは座ったときに直接当たるものではありませんが、座った時の衝撃吸収材としての役割を担っています。そのため長時間座っているときに、体重の負荷を分散させてくれるので、ソファの座り心地に大きく影響しています。
クッション材
ソファの座り心地を決めるもう1つはクッション材です。クッション材はお尻に直接当たる部分なので、素材の硬さで座り心地の違いがすぐにわかります。
ソファによってクッション材に使われている素材が異なるだけでなく、構成や厚みを変えているので、同じ素材を使っていても座り心地が違います。そのため、あなたがどれくらいの柔らかさが好きなのかということを、把握しておくことが大切です。
スプリングの種類
座り心地を決める大事な要素の1つ、スプリングの種類について解説します。種類によって、特性や値段が異なることを理解しておきましょう。
S字スプリング
S字スプリングは多くのソファに使用されている素材です。ソファのフレームに対して横に取り付けるタイプのため、重ねる必要がなく、座面を薄くできます。そのため、デザインの幅が広いことが特徴です。
また、へたりを防止するためにソファの真ん中は弾力がある作りになっていますが、端へいくに従って硬くなるという特徴もあります。ただ、他のスプリングに比べて安価なのでソファが低価格なものが多いです。
コイルスプリング
渦状になっているバネを並べて、それぞれを連結させているのがコイルスプリングです。渦状で上下に反発するように設計されており、バネの内側に常に弾力を秘めているため、クッション性が高く座面が分厚いという特徴があります。
また、バネへの負担が分散されるので、フレームへの負担も減り、ソファの耐久性が高いです。さらに、どこに座っていても座り心地が変わらず、長時間座っていても疲れにくいです。
ポケットコイル
ポケットコイルはバネを1つ1つ袋で包むことで、コイルが独立し荷重を分散するようになっています。構造や特徴事自体はコイルスプリングと似ていますが、コイルが独立しているため、座る人の体形や座り方に合わせてフィットしながら沈んでくれます。そのため、やわらかさのある座り心地が特徴です。また、ベッドなどにも使われている方法なので高価なものが多いです。
ウェービングベルト
ウェービングベルトは金属ではなく、ゴムと繊維を織り込んだ布製の素材です。帯状のテープのような形のため、非常に薄くソファ全体を軽量にすることができます。
ただ、コイルスプリングや、S字スプリングに比べると弾力性や耐久力がありません。そのため、ソファの価格も安価なものが多いです。また、他のスプリングと組み合わせて使われることもあります。
まとめ
本記事では、座り心地を決めるポイント、何が座り心地を決めるのか、スプリングの種類について解説しました。座り心地はソファを買うときの判断材料の1つになるので、しっかりと理解しておきましょう。
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おすすめの商品
最後にスプリングごとにSOFA STYLEのおすすめソファをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
柔らかめの座り心地で快適 シンプルモダンファブリック 3人掛けソファ
こちらはS字スプリングを使用したソファです。S字スプリングとウレタンのクッション材のため、硬すぎず少し柔らかめでふんわりとしています。また、肘掛けが枕型になっており、寝転んだときにクッションを使う必要がありません。落ち着いた4色展開で、脚もスチール製と天然木製からお選びいただけます。
高級感ある合皮素材 コイルスプリング内蔵リクライニングカウチソファ
こちらはコイルスプリング採用のソファです。コイルスプリングのため座面に厚みがあり、もちもちとした高い弾力性を持ったソファです。また、厚みのあるコイルを使用しているので、耐久性も高く、同じような座り心地のまま長く愛用していただけます。さらに脚もスチール製と木製があり、木製に関しては、3種類の長さを選択することができます。細部までこだわりたいという方にはおすすめのソファです。
最高級のデザイン&座り心地 フランス産フェザー入りモダンデザインソファ 幅130cm
マットレスにも使われているポケットコイルを使用しているため、どういった姿勢でも柔らかい座り心地でくつろげます。また、生地には合皮素材を使用しているため、ソファ全体が耐久性が高く汚れに強いという特徴があります。背もたれにはフランス産の羽毛を使用。ふっくらとボリュームがあるので寄り掛かったときも心地良いです。
体をしっかり支える快適な座り心地で寛ぎタイムを 2人掛ハイバックソファ
ポケットコイルを使用していますが、厚みはそれほどなく、肘掛けもないので全体的にコンパクトでスッキリとしたソファになっています。しかし、クッション材とポケットコイルが多層構造になっているので、ほどよい弾力と硬さがある座り心地の良いソファです。また、背もたれが高く首をしっかりと支えてくれるのも特徴です。
心地よいリラックス空間 北欧モダンデザイン木肘ソファダイニング 2人掛けソファ
こちらはS字スプリングとウェービングベルトのソファです。どちらも厚みがないという特徴を持つため、ソファの座面に厚みがなくスッキリとした印象があります。しかし、程よい弾力があり、しっかりと体を支えてくれます。また、背もたれの角度は110度に設計されており、快適に長時間座っていられるようなソファになっています。さらに生地が混色生地のため、一般的な無地のもよりも高級感やおしゃれ感があり、木製の肘掛けとの相性もバッチリです。