ソファは快適にくつろぐための家具ですが、どうせ購入するのならおしゃれなソファを選びたいものです。デザイン性の高いソファは多く販売されていますが、その中でも北欧風ソファはおしゃれなものも多くおすすめです。ここでは、ソファの基本的な選び方や、北欧風ソファのおすすめ品をいくつか紹介していきます。おしゃれなソファをお探しの方や、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
北欧風ってどんなコーデ?
北欧風の基本的なことや特徴を知っておくと、自分の好みやスタイルに合ったものをより選びやすくなります。なのでまずは、北欧風の具体的な特徴を知っておきましょう。
ナチュラルをベースにしたコーデ
北欧風とは、その名の通り北欧(北ヨーロッパ)をイメージしたコーデです。住んでいる国によって、北欧に該当する国や定義は異なりますが、日本では主にノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランドなどの国を北欧と呼びます。
北欧風とはナチュラルをベースにしたコーデの一種で、ナチュラルコーデは主に「自然」「あたたかさ」をテーマにしています。
ナチュラルとの違いは?
ベースとなるナチュラルと北欧風の違いは、定義の広さにあるといえます。ナチュラルの場合は、木材や生地などの素材を使って自然を表現するといった広い定義になっています。
一方の北欧風は同じ木材や生地素材でも、種類を絞ることでそこからさらに北ヨーロッパのイメージに近づけている感じです。素材にこだわっている他にも、カラーバリエーションを多くしたり、大きめの柄を採用したりなどでも表現しています。
また、素材や特徴にこだわっているためか、一般的なナチュラル製品に比べ、北欧風の製品の方が高額になる傾向があります。職人さんのこだわりなどが表現されているものも多いことも、高額になる要因といえるでしょう。
シンプルなので初心者にもおすすめ
北欧風コーデはナチュラルをベースにしていますが、基本的にはシンプルです。なのでコーデが初心者の方や、コーデが苦手な方でも気軽におしゃれを楽しめるのでおすすめです。
北欧風の基本もナチュラルと同様に木材や生地素材をベースにしています。なので、それさえしっかりと把握しておけば、工夫次第でさらにおしゃれなコーデを取り入れることもできます。モダンコーデと北欧を組み合わせたスタイルなど、少しの応用でデザイン性を上げたコーデも楽しめます。
北欧風ソファの選び方は?
ここからは、ソファ選びの基本を項目別に解説していきます。ソファの快適性や使いやすさなどにも直結するので、ぜひソファ選びの参考にしてみてください。
サイズは人数で決める
ソファのサイズは長さや奥行きなどの寸法で決めることもできますが、ベースの大きさは使用する人数で決める方がわかりやすいです。1人なら1人掛け用、2人なら2人掛け用といった感じです。
まずは、使用人数でベースとなるサイズを決め、その後に間取りや設置場所に応じて寸法を確認しましょう。因みに座り心地が良いとされている座面サイズは、奥行きで60cmほどとされているので、こちらもあわせてチェックしてみてください。
ソファのタイプを決める
ソファのサイズを決めたら、次はソファのタイプを選びましょう。ソファは、タイプによって見た目や特徴が異なります。ソファはくつろぐスタイルに応じてタイプを決めることで、より快適で使いやすくなります。ソファタイプそれぞれの特徴と、くつろぎたいスタイルを照らし合わせて、自分にとって一番のタイプを選びましょう。
アームソファ
肘掛けが付いた一般的なタイプのソファです。ナチュラルである北欧風で多く採用されているタイプでもあります。
一般的なタイプなのでアイテム点数も多く、また価格帯の幅も広いので、好みや予算に応じても選びやすいです。北欧風のものであれば、肘掛けや脚に自然木を、カバーにはファブリックがよく使われています。
アームレスソファ
肘掛けがないタイプのソファです。形状がスリムでコンパクトなものが多いので、空間を開放的にしたい場合におすすめのタイプです。
形状的な特徴からモダンスタイルのソファで多く採用されているタイプです。ですが、カバーのカラーリングしだいで北欧風でも使うことができます。
ハイバックソファ
背もたれが長いタイプのソファです。全体的なフォルムが大きいので豪華な仕様になる傾向が強いです。高級感があるため、モダンやヴィンテージなどのテイストで使われることが多いです。
ロータイプでファブリック素材のものであれば北欧風のコーデも使えます。背が高いため空間に圧迫感を与えてしまうことがデメリットです。ですが、ロータイプのように背が低いものであれば、ある程度のデメリットは解消できます。
カラー選びのポイントは?
北欧風ソファの特徴を理解し、どのようなソファを選ぶのかを決めたら、後はカラー選びです。色の組み合わせはいくつかの考え方でわけるとわかりやすいです。
北欧風のカラー選びは自然をテーマに
ベースとなるカラー選びは、テーマによってある程度決まってきます。シンプルでシックなモダンであれば白や黒、高級感と味わい深さのあるヴィンテージなら茶色など、テーマと連想しやすいイメージカラーは存在します。
北欧風の場合はナチュラルをベースにしているので、「自然」を連想させる色がイメージカラーになります。北欧風のベースとなるカラーは、クリーム色やアイボリーなどが自然を表現しやすいです。因みに二次色とは、黒や白、青や赤などの原色を、2つ混ぜあわせて作られた色のことをいいます。
色の組み合わせは?
色の組み合わせは考え出すと難しいですが、考え方をパターン化していつくかに分けるとわかりやすいです。色の組み合わせの考え方は、大きく3つにわけることができます。
同色
全体のカラーと同じ色を採用する考え方です。全体の色と合わせるため、その空間に自然にマッチするのが特徴です。お部屋で例えると、壁の色が白の場合は、白のソファを選びます。
同じ色をそのまま使うため、カラーコーデが苦手な方にもおすすめです。壁の色が白の場合はモダンな感じになってしまうので、そのような場合は床色に合わせると北欧風を表現できます。
類似色
全体のカラーに近い色を採用する考え方です。あえて近い色を選ぶことでその個所を立体的に表現できます。例えば壁の色が白の場合は、クリーム色や薄い灰色のソファを選ぶことで、そのあたりを立体的に表現できます。
補色・差し色
補色は「反対色」を、差し色は「遠い色」をそれぞれ意味します。全体の色とあえて反対の色や遠い色を使うことで、空間にアクセントを与えたり、色全体のバランスを整えたりなどの効果があります。
補色は主に白や黒などを使うのでモダンで使われることが多いですが、北欧風の場合はアイボリーなどを差し色として使います。
おしゃれで快適♪北欧風ソファのおすすめ5選!
ここからは、これまでの情報を踏まえて、北欧風ソファのおすすめ品をいくつか紹介します。北欧風の特徴や選び方など、これまでの情報と合わせて、ぜひ参考にしてみてください。
アースカラーと天然木の融合 北欧デザインソファ 2人掛けタイプ
アースカラーであたたかみと柔らかさを表現した、北欧風2人掛けソファです。優しい色合いのファブリックと天然木のバランスを絶妙にするこで、落ち着いた自然な空間を演出します。背もたれの構造には、休息するのに理想的とされる角度の110°に設計されているので、長時間座っていても疲れにくいです。
ゆるぎない美意識から生まれた 北欧デザイン木肘ソファ 3人掛け
なめらかな曲線フレームと、落ち着いた雰囲気が特徴の、3人掛けの北欧風ソファです。3人掛け用のワイドなソファですが、シンプルでスリムなつくりになっているので、全体的にコンパクトにまとまっています。シンプルながらもスタイリッシュなデザインなので、北欧風だけでなく、どのようなテーマのお部屋にも自然にマッチします。
心安らぐ、北欧の風をあなたに 北欧スタイルデザインソファー
ポリエステル素材をファブリック調に仕上げ、ハリのある座り心地で北欧風を表現したソファです。カバーをソファ全体に贅沢に使うことで、北欧感を全面に表現しています。シンプルながらもポップ感のあるフォルムになっているので、お部屋のワンポイントアクセントとしても使えます。
優しい雰囲気に包まれて 北欧デザインソファ リビングダイニング 2人掛けソファ
独特な色合いのファブリックが特徴的な、北欧風アームレスソファです。立体感のある色調が特徴的なファブリックを採用したことで、全体的におしゃれな雰囲気を表現しています。寝室用のソファとしてはもちろんのこと、ダイニングテーブルにも合う設計になっているので、幅広く使うことができます。
お部屋の中央に据えたくなる 北欧デザイン天然木フレームソファ 3人掛け
木製フレームとファブリックのカラーバランスが絶妙な、北欧風の3人掛けソファです。天然木のあたたかみを感じられる格子フレームが大きな特徴で、それによってソファの圧迫感を抑えています。背もたれのクッションは取り外すことができるので、ソファの通気性の確保もしやすく、お手入れも楽に行えます。
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まとめ
ここまで、北欧風ソファの特徴やソファ選びのポイント、北欧風ソファのおすすめ品を紹介しました。家具や家電ではモダンスタイルのものが人気があり、アイテム数も多いです。ですが、ソファやベッドなどにおいては、空間に癒しを表現できる北欧風も人気が高いです。
ソファは快適に過ごすための家具であることが前提ですが、インテリアアイテムとしても効果的です。ここで紹介したソファ選びの基本や、カラーやデザイン選びのコツなどを参考に、自分の好みやスタイルに合ったソファを選びましょう。