1. ソファの選び方・使い方
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スエードソファとは?特徴&おすすめのスエード調ソファ3選

肌触りのよさとあたたかみのある素材感が人気のスエードソファ。見た目もおしゃれなソファなので、インテリアのアクセントとして取り入れたい方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、スエードソファの特徴やおすすめのスエード調ソファをご紹介します。ぜひソファ選びの参考にご覧ください。

スエードはどんな生地?

スエードという言葉は聞いたことがあるけど、特徴はいまいち分かっていない。そんな方のために、まずはスエード生地の特徴から見ていきましょう。

種類はレザー系

ソファに使われる生地は大きく分けてレザーとファブリックに分かれますが、スエードはレザーに属します。名前の由来は「スウェーデン製の」という意味のフランス語で、スウェードと呼ばれることもあります。

主に仔羊や仔牛の毛皮を採用していますが、ほかのレザーとは異なりサンドペーパーによって起毛させているのが特徴です。起毛によってレザー独特のツルツルした感触ではなく、ファブリックのような柔らかさが感じられます。

人工スエードもある

スエードの中には、ポリエステルやマイクロファイバーを用いた人工タイプもあります。合成皮革など人工レザーに見られるように、レザーに属しながらファブリックの素材を使っているのが特徴です。

天然のスエードに比べるとカラーが豊富であるほか、スエード調生地など、メーカーごとに様々な呼び名があります。

スエードソファの魅力は「耐久性」にあり

見た目や肌触りもさることながら、スエードソファが人気を集める理由はその耐久性にあります。ペットやお子さんがいるご家庭では、ソファの張地が破れてしまうことも少なくありませんし、長く使えば使うほど色褪せなども気になりますよね。スエードソファは、そんなお悩みを抱えにくいソファです。

引っ掻きに強い素材

スエードは引っ掻きに強く、ペットがソファの上に乗ったり遊ぼうとしてもダメージを軽減できます。もちろん素材の品質などにもよりますが、ほかのレザーやファブリック生地に比べると破れるリスクが低く、ソファを買い替える手間がかかりません。

またスエード生地のソファカバーもあるので、もしスエード以外のソファを使っている場合に採用、耐久性を高めるのも手です。

経年の色あせが少ない

レザー系は色の変化が味とも言われますが、スエードは色の変化自体が起こりにくい素材です。うっかり濡らしてしまった時、白い服やクッションなどを乗せていてもソファの色が移る可能性はほとんどありません

加えて人工スエードの中には、濡れてもほぼ色素成分が出ないことから、赤ちゃんが誤って舐めてしまっても安心と言われるタイプもあるほどです。

カビや虫にも耐性がある

さらにスエードは、カビや虫にも耐性があります。ただしカビや虫そのものには強くても、発生しやすい状況を作るのはNGです

液体汚れをそのままにしたり、湿気の多い場所に設置するなど、カビや虫が湧きやすい環境を作らないようにしましょう。

スエードソファならお手入れも簡単

スエードソファはお手入れがしやすいという魅力も備えています。汚れても簡単に対処できるのは嬉しいポイントですね。

液体汚れはその場で拭き取り

レザーゆえに撥水性が高いスエードは、液体汚れもその場で拭き取ることができます。生地の中に染み込むまでに時間がかかるため、ファブリックに比べて対応しやすいです

無論、そのままにしておけば雑菌の温床になりかねません。気づいたらその都度、タオルなどで優しく拭き取りましょう。

洗濯機や手洗いが可能なタイプも

人工スエードに多い特徴ですが、丸洗い可能な場合があります。撥水性がありとっさの対処ができつつ、普段の汚れも洗ってしまえるのは便利ですね

手段は手洗いに限らず、洗濯機に対応できるタイプも選べます。ただソファまるごとでは洗うのも大変なので、カバーリングソファや一部を取り外せるタイプがおすすめです。

洗えないタイプは水拭きで対処

丸洗いできないタイプのスエードも、水拭きでしつこい汚れを取り除くことができます。水のみの場合は、40度前後のぬるま湯だとより落としやすいです。ソファによっては洗剤や重曹、クエン酸などを併用することも可能なので、説明書などを確認しましょう。

ただし湿気に弱いスエードですから、どんな手段であれ、濡らした後は仕上げに乾拭きをして、水分を残さないようにしてください。

普段は軽くブラッシング

スエードソファは、普段からソファ用のモップやブラシで表面の埃などを取ることも大事です。スエードは起毛している分、ほかのソファや布製品に比べて埃が溜まりやすいため、普段から目に付いたゴミがあれば取り除きましょう

ブラシは疲れるという方は、丁寧に行うのであれば掃除機を使ってもOKです。

スエードソファの注意点もチェック

利点も多いスエードソファですが、弱点やデメリットもあります。これらの要素も理解して使いましょう。購入前にチェックしておくことをおすすめします。

湿気対策は必要

既に触れていますが、スエードは湿気に弱い素材です。撥水性が高いのは表面生地の話であり、内部など全体に潜む湿気にも対処できるわけではありません。そして湿気が溜まってしまえば、色移りのリスクも高くなってしまいます。

風通しの良い場所に設置したり、エアコンや扇風機など乾かしやすい環境づくりをしましょう。コンパクトなソファであれば、定期的に移動させるのもおすすめです。

夏は暑苦しさを感じることも

裏起毛の服などにもありがちですが、スエードソファは夏に座ると暑苦しさを感じることがあります。起毛ゆえに冬は暖房の節約になるものの、夏はデメリットになりやすいです。

夏もスエードソファを使う場合は涼しい場所に設置するか、感触が気にならないなら冷感素材などのカバーをかけて対策しましょう

人工合皮でもそれなりの価格

合成皮革は本革に比べて安いのが魅力ですが、スエードは機能性の高さもあり、人工であってもそれなりの価格です。

品質がよければお手入れや買い替えにかかるコストは下がり、総合的なコスパはよくなりますが、購入費自体を抑えたい場合は注意しましょう。

おすすめのスエード調ソファ

ここからはソファスタイルで扱っているスエード調ソファの中でも、特におすすめの商品をご紹介します。ソファの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。

※すべてスエード調ソファのため、スエードソファと同等の耐久性は保証しかねます。スエードの風合いを楽しまれたい方向けの商品となっておりますので、あらかじめご了承ください。

快適なフロアライフを過ごす 3人掛けフロアコーナーソファ 2点セット

スエードの特徴であるほっこりとした質感に、彩りをプラスしたカウチソファです。こちらのスエード調ソファなら、お部屋の中にあたたかみと明るさを同時に取り入れることが可能。脚のないフロアスタイルのソファなので、圧迫感もありません。パーツを分けて使えるので、自由に組みかえてお使いいただけます。

ふかふかフォルムで空間広々 フロアコーナーソファ 左コーナーセット

様々なパーツで構成されたフロアコーナーソファです。組み立てた時にコーナーの位置がどちらに来るかで2タイプあります。こちらは左コーナータイプですが、コーナーソファの形というより、同梱の2人掛け・1人掛けソファの肘掛けが、それぞれ左右どちらに来るかが異なっています。また背もたれもハイロー2タイプあるので、利用スタイルに合わせて決めましょう。

しっかりした座り心地 コイルスプリング内蔵カウチソファ マイクロファイバータイプ

人工スエードの1つである、マイクロスエードを採用したソファです。ソファ内部はポケットコイルを内蔵しており弾力性が高いのですが、マイクロファイバーによるスエード生地が柔らかく、硬さを感じにくくしてくれます。脚の着脱に加え、背もたれ及び肘掛けがリクライニングするソファで、様々なスタイルで過ごせるのも魅力です。

【まとめ】スエードソファを取り入れよう♪

スエードソファは、レザーの機能性とファブリック以上の感触を備えた魅力的な商品です。しかし便利さゆえのデメリットもあるので、場所や状況に合わせて対策もお忘れなく。人はもちろん、ペットものびのびと過ごせる毎日にしてください。

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