収納に便利なカゴは、どこの家にも1つはあるのではないでしょうか。でもカゴは意外と使いにくいと思ったこともありませんか?そのまま置いておいても可愛いカゴですが、見せる収納は時にハードルが高く感じることがあります。この記事ではインテリアとして、カゴを上手に使ったリビングの収納を考えていきます。
カゴを使った収納
どの家にも必ず1つはあるカゴ。ナチュラル感たっぷりなものから和風のデザインまで様々なものがあります。ご自宅ではどんな使い方をしていますか?カゴをインテリアに取り入れることで、どのようなお部屋を作れるのでしょうか。
置きっぱなしでも可愛い
手編みのナチュラル感が漂うカゴは手軽に手に入り、取り入れやすいインテリアアイテムですよね。置きっぱなしになっていてもさりげない存在感でナチュラルさを醸し出し、優しい雰囲気のインテリアを作る手助けをしてくれます。カゴは床、テーブル、棚の上、どこに置いてあってもおかしくなく、収納に重宝します。
安価なものから工芸品まで
アケビのカゴやラタンの家具などはだんだん飴色に変化していく様子が美しく、高価な品もたくさんあります。ヨーロッパのアンティークのカゴ、日本の民芸品としてのカゴなどの手作りの美しい編み目は工芸品としての価値があります。
また一方で100均などで気軽にたくさん同じ種類のカゴを買い揃えることができるのはとても便利です。それぞれ用途によって使い分けをしてみるといいですね。
ナチュラルインテリアが即でき上がる
カゴは収納としての用途があるのはもちろんですが、そのデザインの美しさから空いている空間を埋めるのにぴったりのアイテムです。何もなくて寂しい場所にポンと置いておく、天井からぶら下げるなど、あるだけでナチュラルな優しげな雰囲気を漂わすことができます。
和風にも無骨なスタイルにも合う
カゴというと、どうしてもナチュラルでカントリーなイメージを持つことが多いかと思いますが、竹などの民芸品は和の演出に重宝します。
また、ワイヤーなど硬質な素材で編まれたカゴは無骨な雰囲気を出すことができ、インダストリアルな雰囲気のお部屋に合います。カゴといっても様々ですね。
カゴのデメリット
便利なカゴですが、時にはデメリットを感じることも。カゴとうまく付き合えば、家中がきれいに片付きますが、時にはだらしなく見えてしまうこともあります。どんなことに気をつけてカゴを使うのが良いのでしょうか。
中が丸見え
カゴといってもデザインはいろいろ。きっちり編みこまれているものは箱と同様の使い方ができますが、なかには網目の隙間から中身が丸見えのカゴもあります。編み目があまりに粗いと、隙間から小さな小物がこぼれ落ちてきてしまうこともありますよね。
カゴを収納に使う場合は、サイズだけでなく、編み方で生じる隙間から中のものが見えすぎていないか、こぼれ落ちないか確認してから使いましょう。隙間が大きすぎる場合は、布を中に敷くことで網目からこぼれ落ちることを防げます。
ホコリがたまりやすい
カゴの網目の美しさが魅力のカゴですが、置きっぱなしにすると、細かな網目の隙間にホコリがたまってしまいます。大抵のカゴは水洗いをすることができますから、ザブッと水に入れてホコリを取り、細かな汚れはブラシで落としましょう。
最後にしっかり干して乾燥させれば、気持ちよく綺麗なカゴを使うことができます。染色しているものや異素材を組み合わせているものは掃除方法の確認が必要です。
天然素材だからカビる・壊れる
当たり前のことですが、天然素材のカゴは湿気に弱いので湿ったものを入れっぱなしにしたり、湿気の多い状態を保つとカビてしまいます。
また、ある程度の強度はあるものの、重すぎる・大きすぎるものを入れれば、ハンドルや本体が壊れる原因となります。
カゴ収納のコツ
カゴを使った収納はさほど難しいものではありませんが、どんな点に気をつければよりおしゃれに、より使い勝手良くカゴを収納として取り入れることができるのでしょうか。
ソファやベッドの下
カゴを使うのにおすすめの収納は、ソファやベッドの下です。収納があることが見えても、カゴならばおしゃれな雰囲気を出すことができます。出し入れする時にカゴの底にホコリを集めてしまうことがありますから、時折掃除すると清潔に保てます。
同じものをいくつか揃える
カゴは天然素材であるだけでインテリアのポイントになってくれますが、サイズがバラバラだと扱いにくく、アンバランスな印象を与えることがあります。
そんな時はいくつかサイズの揃っているものを並べておく、サイズ違いでも同じ形のものを集めておくことで統一感を出すことができます。
布をうまく使って隠す
「カゴを使った収納はしているけれど、全部見えてしまって全然おしゃれに見えない」と思っている場合は、布を活用してみましょう。側面から入っている中身が見えてしまう場合はインナーレイヤーとして、上からごちゃごちゃと入っているものが見える場合はサイズの合う布をカバーとして被せておきましょう。細かいものの目隠しになり、さらにはホコリよけにもなります。
カゴと相性のいいおすすめソファ
カゴを取り入れたインテリアに相性のいい家具はどんなものがあるのでしょうか。より生活しやすく、おしゃれな雰囲気を出せる相性のいい家具とカゴを組み合わせることで、心地の良いインテリアを作りたいですよね。カゴと一緒に使いやすく、相性のいいソファやチェアをご紹介します。
ナチュラルな色合いのソファ・チェア
カゴをリビングに置く場合は、ナチュラルな雰囲気に馴染むような素材やアースカラーのソファがおすすめです。全体的に優しい配色を選べば落ち着いた雰囲気のインテリアを作ることができます。
さらっとした肌触り コイルスプリング内蔵リクライニングカウチソファ
ナチュラルな風合いのカラー3色から選べるこのソファは、素材と高さの違う3種類から脚も選ぶことができ、セミカスタマイズできます。シンプルな見た目ながらコイルスプリングでしっかりと体を支えてくれるクッションや、13段階のリクライニングにより自分にあった心地よさを求めることができる優れものです。20cmの木脚を選べば、ソファ下に収納のカゴを置くこともできます。
曲線を前面に出した美しいデザイン ラタン素材ロッキングチェア
ラタンとファブリックの組み合わせがナチュラルな空間づくりにぴったりなチェア。シンプルでありながらもラタン素材が個性的で、お部屋に優しい雰囲気を足してくれます。このチェアならカゴとの相性も抜群ですね。ウールや麻など合わせて使うファブリックを変えるだけで表情を変えてくれるラタンチェアは、四季を通じて使いやすいデザインです。ゆらゆらと揺れてゆっくりくつろぐ…とても素敵な時間の使い方ですね。
下にカゴが置けるソファ
カゴはたっぷり収納として使いたいものの、どこに置けばいいのか迷ってしまうこともあります。ソファの下にしっかりとスペースがあれば、たくさん収納できます。
柔らかな印象を与える天然木のシンプルデザイン 北欧木肘ソファ 3人掛け
ソファ下は20cmあるので、収納用のカゴを並べて置くことができる北欧スタイルのソファ。ナチュラルな木肘の色に合わせたカゴなら部屋全体の統一感も出すことができますね。正面だけでなく、横、背面から見ても美しいデザインに仕上がっているソファなら、どこに置いても見栄えが良く、ソファが部屋の主役になってくれます。ファブリックの色はネイビーとオイスターグレーの2色展開です。
すっぽりはまるホールド感 ファブリック×スチール脚のデザインソファ2人掛け
床から座面まで高さが25cmあるので、ソファの下に大きめのカゴを収納用に置くことができます。スチールの脚と丸みのある座面の組み合わせが、どことなくミッドセンチュリーを漂わせています。ブルー、ライトグレー、ブラウンのファブリックはキルティングが施され、あなたらしいオリジナルな空間が作れます。収納のカゴ選びも、ファブリックと同色やスチールの脚に合わせた素材など、個性的なものもしっかり受け止めてくれるデザインソファです。
アジアンテイストのソファ
天然素材のカゴと、天然素材のソファは相性は抜群です。ナチュラルな雰囲気に包まれれば、お部屋にいながらリラックスできること間違いなしです。
ウォーターヒヤシンス素材 アジアンカウチソファ 2人掛けタイプ
肘掛けの曲線に合わせて編み上げられたウォーターヒヤシンスは滑らかで手触りがよく、耐久性に優れた素材です。こんなソファならアジアンな印象のカゴはもちろん、和風な雰囲気のカゴをインテリアに取り入れたくなりますね。落ち着いたブラウンのファブリックに包まれた硬めのウレタンクッションが、しっかりと体を支えてくれます。1人掛けから3人掛け、オットマンなど豊富なシリーズの中からあなたのお部屋にあうサイズを選ぶことができます。
まとめ
収納に便利なカゴは、素材やデザイン、サイズなどバラエティに富んだものを手に入れることができます。置く場所や組み合わせなど工夫をすることで、カゴはただの収納ではなく、部屋の中でおしゃれなインテリアアイテムになってくれます。家にあるカゴを見直して、良さを生かしたインテリアをぜひ実践してみてくださいね。