和室のお部屋が減ってきていると言われていますが、今住んでいるお部屋がすべて洋室の方ばかりとは限りませんよね。また、和室に合うソファが見つけることができず、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。本日は和室に合うソファの選び方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
和室に合うソファの選び方
具体的にどのようなソファが和室に合うのでしょうか。今まで和室にソファを置いたことが無いのであれば戸惑ってしまいますよね。今回はソファの高さ、色・素材、季節感などをポイントにソファを選んでみましょう。
ソファの高さに注目
和室では畳に直接座る生活習慣があり、腰窓や床の間など、目線の位置が低くなる仕様が多く見られます。そのため、洋室と同じように脚の高いソファを置くとソファが和室になじまず、お部屋全体のバランスが崩れて見えてしまうこともあります。
そこでおすすめなのがローソファです。高さのないローソファは和室との相性がよく、お部屋全体のバランスを整えることができますよ。脚のある高めのソファを置きたいのであれば、和室の奥側に配置すると圧迫感を減らせるでしょう。
ソファの色・素材にこだわる
和室の畳や壁は茶色やアイボリー、オフホワイトなどの落ち着いた色です。そのため、ソファは同系色の色合いがおすすめです。アクセントカラーを取り入れたい場合は、色味が落ち着いたものを選びましょう。濃い色合いを選べばお部屋の空間を引き締める効果が得られます。
また、和室はい草や木目が効いた柱など自然素材が多く使われているため、フレームが木材で仕上げてあるソファもよく合います。和室は畳のヘリや柱などの直線が多いので、アウトラインがはっきりしたソファも違和感なくお部屋に溶け込みますよ。
ソファの持つ季節感を確認
冬はコタツを出し、夏は風鈴を飾るなど、和室は洋室と比べて四季を感じる場面が多いですよね。ソファそのものを季節によって取り変えるのは現実的ではありませんが、脚の取り外しなどで高さを変える事ができるソファならば手軽にお部屋の模様替えを楽しむことができます。
寒い時期はコタツに合わせてソファの高さを低めに、暑い時期は高めにしておくと涼しさを演出することができます。
ソファを使った和室のコーディネート方法
それでは実際に、和室でもソファが主役になれるコーディネートをご紹介いたします。基本を押さえつつ、ご自分のスタイルに合ったソファを和室に選んでください。和室ならではの伝統にも気を配りましょう。
ソファと他のインテリアとの調和をとる
和室だからといって和テイストあふれるソファを置けば良いというわけではありません。ソファを置こうと考えている部屋にどのようなインテリアを好んで置いているのか一度見つめ直してみましょう。ご自分が気に入って置いているインテリアに近いテイストのソファを選べば、おのずとお部屋にマッチするソファが選べるはずです。
モダンな和室ならレザーのソファ、昭和レトロなお部屋ならビンテージソファなどはいかがでしょうか。最近では和室を北欧風にアレンジしたインテリアも人気なので、北欧ソファなども選ばれています。
伝統を重んじたコーディネート
和室という空間には洋室にはない伝統が宿っています。大袈裟にとらえる必要はないのですが、ソファを和室に置く場合でも、和室の伝統を意識したお部屋づくりを心がけましょう。
たとえば、ソファを床の間に背を向けて配置することは避けた方が良いでしょう。和室は床の間に近い方が上座、出入り口側が下座となります。そのため、ソファを上座にどんと据えてしまうと居間というより応接間に近い印象になってしまいます。また、敷居をまたいでソファを設置するなど、違和感がある配置は避けた方が無難です。
ファブリックで季節感を表現する
ファブリックで季節感を出すのであれば素材に注目してみましょう。夏は麻やいぐさ、冬は毛糸やファー素材で作られたファブリックを活用すると良いでしょう。
ファブリックの季節感で大事なのは素材の持つテクスチャーです。硬質なものは冷たく、やわらかくふわふわのものはあたたかい印象を与えます。和室なら座布団をクッション代わりにしてカバーを交換することで季節を上手く取り入れることが出来ます。
和室にソファを置く際の注意点
和室は洋室と比べてお部屋のメンテナンスで注意する点があります。それを頭におきつつ、ソファを和室に取り入れましょう。リラックスできる空間を保つために注意したほうが良いポイントをご紹介します。
ふすまをソファで塞がない
和室に付きものなのがふすまです。ふすまの前にソファを置いてしまうと、圧迫感が出てしまいますし、出入りのしにくいお部屋になってしまいます。
どうしてもふすまの前にソファを置きたい場合であれば、ローソファなど背が低いものにするか、動線を考えて出入りしないふすま側にソファを置くなど工夫をしましょう。大きなソファで動線を遮ってしまうぐらいなら、コンパクトな一人用ソファや座椅子タイプを選ぶのも良いでしょう。
畳へのダメージに注意
畳はデリケートな床材です。脚が細いソファを長時間置くと畳をへこませてしまうことは想像にかたくありません。だからと言ってソファの下にじゅうたんを敷いたり、ローソファを畳に直に置くのも注意をしたほうが良いでしょう。季節によってはカビや湿気を発生させてしまう恐れがあります。
ソファの下に凹み防止のクッションを取り付ける、湿気を逃がすためにたまにソファを移動する、などの対策を取りましょう。その為には比較的軽量のソファを選ぶと楽に移動できます。
リラックスできる雰囲気づくりをする
せっかくの和室でリラックスできる雰囲気を大事にしたいのであれば、和室と同系色のソファを選びましょう。真っ白なソファは洋室ならば清潔感があり素敵ですが、和室に置くことを考えるのであればアイボリ―系を選ぶと落ち着いたお部屋になります。
また、壁沿いにソファを設置すれば、畳に直に座るときにはソファにもたれかかってくつろぐ用途にも使用することができます。
まとめ
今回は和室にソファを置くときのソファの選び方とコーディネートをご紹介しました。一見和室にソファは合わないと考えられがちですが、和室に合うソファを置くことで、和室の良さに改めて気が付くこともあるでしょう。昔ながらの和室を古臭いと思うのではなく、新しい生活様式として見直してみてはいかがでしょうか。
おすすめの商品
カヴァースでは、和室に合うソファも多数揃えております。今までと違った視点でぜひ選んでみてください。きっと素敵なソファを見つけることが出来ますよ。
安心の日本製 ヴィンテージスタイルリクライニングカウチソファ オットマンセット
カウチソファはアメリカンスタイルのお部屋だけのものではありません。背もたれが低いことにより全体的な高さが抑えられるため、和室にもなじみやすいデザインとなっています。ヴィンテージ感ただよう風貌は昭和レトロ好きにはもってこいのソファではないでしょうか。カウチソファとオットマンのセットなのでコーディネートも簡単です。お色はダークブラウンとブラウンの2色をご用意しております。
ウォーターヒヤシンス素材 アジアンカウチソファ 2人掛けタイプ
アジアンテイストあふれるこのソファは、和室にいながらにして南国リゾート気分を楽しむことができます。ウォーターヒヤシンスを丁寧に編み込んで作られており、クッションのファブリックはブラウンの落ち着いた配色となっているため、和室に映えるソファとなっております。普通の和室では物足りないワンランク上のリゾートホテルのようなお部屋を目指す方にぴったりのソファですよ。
いつでも清潔 こたつもソファも高さ調節リビングダイニング 2人掛けソファ
季節や用途に応じて高さを37cm~最大62cmまで調節できる機能的なソファです。肘掛けがないシンプルなデザインなので和室によく合うでしょう。ダイニングソファからローソファまで使用することができる為、和室はもちろん和室以外で使用する場合でも重宝する自由度の高いソファとなっております。また、カバーを洗って清潔に保つことが出来るため、ペットや小さいお子様が居るお宅などにもおすすめです。
柔らかな印象を与える天然木のシンプルデザイン 北欧木肘ソファ 3人掛け
直線なのに柔らかい印象をあたえる、天然木を使用したシンプルなデザインのソファです。このソファのもつ優しい雰囲気は和室にも無理なくとけこむでしょう。存在感があるのにどっしりとしすぎていないソファなので、暗くなりがちな和室を明るく演出してくれます。洗練されたデザインの為、どこから見ても美しいフォルムをしています。ぜひお部屋の主役としてご検討ください。
ゆったりロースタイルと高級感 合皮素材のローソファ 2.5人掛けタイプ
どんなテイストのお部屋にも合う高級感のあるローソファです。肘当てがスリムタイプのため、ゆったりと座れるのに場所を取らないコンパクトなローソファとなっております。しっかりとした造りの肘当ては、ローソファのデメリットである立ち座りのしにくさを和らげてくれるでしょう。座面が広いので、ちょっと横になりたい時など気兼ねなく寝転がることができます。洋室でも床に座って生活をしたい方にもおすすめのソファとなっております。
