1. ソファの選び方・使い方
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少し硬めが丁度良い?長時間座っていても疲れにくいソファとは

「座り心地が良いソファってどんなソファ?」と疑問に感じたことがある方は多いのではないでしょうか。座り心地はソファを選ぶ際に重要なポイントですよね。ソファの座り心地は好みが分かれますが、身体に負担がかかりにくく寛ぎやすいのは少し硬めの座面です。そこで今回は、座り心地がやや硬めのソファについて紹介してきます。

少し硬めが丁度良いのはなぜ?

さっそく少し硬めが丁度良いといわれている理由を紐解いていきます。

正しい姿勢がとりやすい

適度な硬さがあるソファは、姿勢が崩れにくいため正しい姿勢を保ちやすいです。正しい姿勢を保ち続けるのは簡単なようで意外と難しいのですが、座面が硬いことで自然と骨盤が起き上がり楽に姿勢を正すことができます。

姿勢が崩れると腰痛の原因になったり、身体の歪みに繋がるので、「腰痛に苦しめられている」「姿勢が悪いのが悩み」という方にもおすすめです。

程よい弾力が身体を受け止めてくれる

程よい弾力で体圧を支えてくれるのも魅力的なポイントです。ソファが柔らかすぎたり逆に硬すぎると、体圧が一点にかかってしまいお尻や腰に負担がかかります。

適度に弾力・硬さがあれば体圧を分散させることができるので、長時間座っていてもお尻や腰を痛める心配がありません。立ち上がる時も適度に硬さがあるソファの方が、身体が沈み込みすぎていないので楽に立ち上がることができます。

硬めの座り心地を実現する素材

それでは実際に硬めの座り心地のソファはどのような素材が使用されているのかをみていきましょう。

多層構造のウレタンフォーム

ソファの基本的な素材として有名なのが『ウレタン』ですが、単相のウレタンだとウレタンの密度によって座り心地が異なります。密度の低いウレタンであれば柔らかめの座り心地に、密度が高いウレタンであれば硬めの座り心地になります。

単層のウレタンだと極端に硬いか柔らかいかの座り心地になってしまいますが、ウレタンを何層にも重ねてつくられた『多層構造のウレタンフォーム』が使われていると、丁度良い硬さの座面になります。異なる密度のウレタンを重ねることでそれぞれの良い所が組み合わされ、またそれぞれの欠点を補い合います。

チップウレタン

チップウレタンもウレタンの一種で、簡単にいうとウレタンを粉砕したチップ状のウレタンです。ソファに使用される場合は芯材として使われる大事な素材です。1枚のウレタンフォームよりも密集して構成されるので、強度が高くへたりにくいソファに仕上げてくれます。

ポケットコイル

先述した体圧分散の役割を担ってくれる代表格がこのポケットコイルです。ホテルなどの高級マットレスにも採用されている素材で、コイルがそれぞれ1つずつ袋に入っており、荷重が加わるとそのコイルが独立して荷重を支えてくれます。

そのため、一点に荷重が集中することなく綺麗に分散されるので、身体に変な負荷がかかりにくく抜群の安定性を誇ります。

身体に負担がかからないソファの座り方

ソファの座り方によっては、身体に負担をかけてしまう恐れがあります。なるべく身体に負担をかけない座り方も知っておきましょう。

骨盤を起こす

柔らかすぎる座面に座ると骨盤は寝てしまいがちですが、少し硬めの座面であれば比較的骨盤は起こしやすいです。具体的な骨盤の起こし方ですが、腰と膝が水平になるように深く腰掛けます。

そして腰骨の出っ張りと恥骨が一直線になるように意識します。完璧に起こすのは難しいですが、少し気をつけるだけでかなり姿勢が良くなり身体が楽になりますよ。

背筋を伸ばす

背筋を伸ばすことは骨盤を起こすことにもつながります。しかしずっと背筋を伸ばしているのは疲れてしますので、ソファに座っているときに時折背筋をピーンと伸ばしてあげると良いでしょう。

ずっと座っていることにより滞っていた血流や凝り固まっていた筋肉が動かされるので、身体にかかっていた負荷を軽減させることができます。

足を組まない

足を組んでしまう癖をお持ちの方は多いのではないでしょうか。じつはこの『足組み』は身体に良くないといわれています。骨盤が歪むだけでなく、背骨にも良くない影響があると考えられています。

なるべく足を組まないようにすることが1番ですが、なかなか癖付いて辞められない方は、定期的に足を組みかえるようにした方が良いようです。

まとめ

今回は少し硬めのソファについて紹介しました。少し硬めのソファは長時間座っていても疲れにくく、身体に負担がかかりにくいソファです。

 〇少し硬めが良い理由

☆正しい姿勢が取りやすい
・骨盤が起き上がることで楽な正しい姿勢が保ちやすい
・腰痛持ちの方にもおすすめ

☆程よい弾力が身体を受け止めてくれる
・一点に荷重がかかる恐れを軽減してくれる
・弾力があることで立ち上がるときも楽々。

〇少し硬めのソファを購入するときにチェックしたい素材

①多層構造のウレタンフォーム
②チップウレタン
③コイルスプリング

ソファの座り心地はリラックス度を左右する大事な要因。できるだけこだわって選びたいですよね。少し硬めの座面は、本当に楽な体勢で寛ぐことができ長時間座っていても疲れにくいです。ぜひあなたの暮らしの中にも取り入れて、ゆったりとしたリラックスタイムをお過ごしください。

おすすめの商品

最後にカヴァースおすすめのやや硬めのソファをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

高級感漂うレザータイプでお手入れも簡単 日本製2人掛ハイバックソファ

高級感のあるお洒落なデザインがお部屋の雰囲気を引き立てる2人掛けレザーハイバックソファです。背もたれが高く、首元までしっかり支えてくれるので安定感抜群!ゆったりと全身を預けてリラックスすることができます。ハイバック仕様ながらソファ自体の高さは低めに設計されているので、思ったより圧迫感が生じずお部屋を広く見せてくれます。ソファの座面には弾力性が高いポケットコイルスプリングを採用しているので、体の凹凸に合わせてフィットし弾むような座り心地を体感していただけます。カラーはブラック、ブラウン、アイボリー、レッドの全4色。

上質空間 座り心地にこだわったポケットコイルリビングダイニング 2人掛けソファ

こちらは、長く快適に座れるソファをお探しの方におすすめの2人掛けダイニングソファです。座面にはへたりにくく程よい弾力が楽しめるようにポケットコイルを使用しました。また本来座面に使用されることが多いウレタンフォームを背もたれにも採用することで、よりかかった時にもふっくらとした感触をお楽しみいただけます。ダイニングソファとしてはもちろん、リラックスタイムで寛ぐソファとしても抜群の座り心地を誇ります。ぜひあらゆるシーンで活躍させてください。カラーはネイビー、ベージュ、ブラウン、モスグリーンの全4色。

アースカラーと天然木の融合 北欧デザインソファ 2人掛けタイプ

やさしい雰囲気のある2人掛けソファです。座面のアースカラーと天然木のフレームが心地よく、自然の質感をお部屋に取り入れられます。座面にSバネとウェービングベルトを内蔵し、しっかりした座り心地を実現。背もたれの角度を「人が休息するのに最適」とされる110°に設計し、長時間でもくつろげるよう工夫しました。北欧スタイルが叶うナチュラルな3色をご用意しています。

【搬入・設置無料】馬場家具 匠の4WAYソファ 幅196cm

66cmのスーパーハイバックが目を引くこちらのソファ。老舗家具メーカーの職人が手作業で作り上げたこだわりの品質が魅力です。ソファは4通りの組み合わせが可能で、左右それぞれのカウチスタイルとスツールスタイルを楽しむことができます。背もたれには高機能性素材のシリコンファイバーをたっぷりと使用し、ふかふかの疲れにくい使用感に。腰部分のクッションを硬めに設計するなど、体のラインに合わせた構造が嬉しいですね。高級感のあるファブリックは外して手洗いできるので、長く清潔にご使用いただけます。

贅沢仕様のくつろぎハイバックソファ レザータイプ 2.5人掛けソファ

たくさんの贅沢がつまったこだわりの国産ハイバックソファです。上質なレザーを使用したスタイリッシュな見た目で、お部屋に高級感と上品さを与えてくれます。ソファの中材にはたっぷりのシリコンフィルが使用されているので、ふかふかとした座り心地がやみつきになります。一度このソファに腰掛けたら、なかなか他のソファでは満足できなくなりますよ。カラーはアイボリー、ホワイト、ブラック、ダークブラウン、レッドの5色からお選びいただけます。

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