ソファはそう簡単に買い替えられるものではありませんから、お気に入りのソファが汚れてしまったらとてもショックですよね。ソファの汚れを落とすには、どうしたら良いのでしょう?いや、その前にソファが汚れないようにするには?汚れにくいソファとは?今回はそんな疑問に一つ一つ答えていきたいと思います。
ソファの汚れの種類
ソファの汚れには種類があります。さて、ソファの汚れの原因は何なのでしょうか?きれいに使っていたつもりでもいつの間にか汚れてしまうソファ。原因が分かると納得できます。
埃
いくら掃除をしてもすぐに溜まってしまうホコリ。棚の上など硬くてツルツルしている場所だとホコリが溜まっているのが一目でわかりますが、ソファにつもったホコリは意外と気が付かないもの。ほおっておくと、いつのまにかソファがホコリまみれになってしまいます。
皮脂や汗
レザーのソファなら皮脂や汗がつくと、ベトベトするので気が付く方も多いかもしれませんが、布製のソファは皮脂や汗を吸収してしまうのでなかなか汚れに気づけません。
気が付く頃には、ソファが臭くなっていたり、黄ばんでしまったり、黒ずんでしまったりしていることもあります。
食べこぼし
ソファにジュースやコーヒーをこぼしてしまったり、食べ物が落ちてしまうことはよくあることです。布製のソファの場合はシミの原因になりますし、本革のソファの場合は劣化の原因になってしまいます。
細かい食べかすをそのままにしておくと、ダニの発生原因にもなります。
ソファの汚れ対策
ソファが汚れる原因が分かったところで、ソファの汚れ対策を見ていきましょう。汚れる前に少し対策をしておくと、汚れがひどくならずにすみますよ。
カバーをつける
ソファカバーはソファの汚れや劣化を隠すためだけのものではありません。新しいソファにお気に入りのカバーをかければ、ソファの汚れや劣化が防げて一石二鳥です。
カバーにはさっと掛けるタイプや、伸縮自在でぴったりとソファを覆えるタイプがあります。ソファに掛けるだけのタイプは、ずれやすいですが着脱が楽。伸縮自在のタイプはずれにくいのがメリットです。
防水スプレーを使う
気に入って買ったソファに、カバーをつけずそのままのデザインを楽しみたいという方には、ソファ用の防水スプレーを使用するのがおすすめです。スプレーするだけで水や油をはじいてくれます。
手持ちのソファの素材に対応しているスプレーを選んで、最初は目立たない場所で試してみましょう。
汚れが目立たない色を選ぶ
やはりソファには汚れが目立つ色と目立たない色があります。シミや黒ずみが目立つソファではやはり気分が下がってしまいますよね。シミなどの汚れが目立つソファは布製の白のソファです。
しかし、意外にも布製の黒やブラウンはホコリや毛玉が目立ちます。本当に汚れが目立たない色は中間色です。グレーやベージュ、少しくすんだ緑色や青色などがおすすめです。
ソファの汚れを取る方法
ここからは、ソファが汚れてしまった時、もしくは定期的なお手入れに役立つソファ掃除のやり方を紹介します。さまざまな方法がありますが、水を使った掃除法は本革製やPUレザーのソファに向かないので注意してくださいね。
掃除機で吸い取る
布製のソファは、定期的に掃除機をかけましょう。細いノズルなどをうまく利用して、背もたれと座面の間などに溜まったホコリも吸い取ってください。布団用の掃除機にはパンチング機能が付いているものが多く、ホコリやダニをを叩いて浮き上がらせてから吸い込めます。
また、水を吹き付けて水と一緒に汚れを吸い取るリンサークリーナーというものもあります。これはカバーリングソファじゃない布製のソファでも、水洗いできてしまう優れものです。
重曹を使う
重曹を使って掃除をすると、汚れだけでなく匂いもとれてとてもスッキリします。布製のソファを掃除する場合は、まずソファ全体に掃除機をかけてから、重曹をソファ全体に振りかけます。数時間から半日ほど放置し、汚れを十分に重曹に吸わせたら、もう一度掃除機で重曹ごと吸い取ってください。
PVCレザーのソファを掃除する場合は、重曹スプレーを使ってください。重曹スプレーの作り方は水200mlに重曹小さじ2杯を溶かした重曹水をスプレーボトルに入れるだけです。スプレーしてから拭き取るだけですっきりとキレイになりますよ。アロマオイルを数滴重曹水に入れるのもおすすめです。
中性洗剤を使う
中性洗剤で身近なものは、食器洗い用の洗剤です。布製のソファにシミが出来てしまった場合は、布巾に洗剤を溶かした液を染み込ませ、叩くようにして馴染ませます。そのあと布巾の洗剤をすすぎ、水拭きしてよく乾かしましょう。
PVCレザーのソファを掃除する場合は、バケツなどにぬるま湯と洗剤を数滴入れてください。あまり入れすぎると泡立ってしまうので、ほんの少しで大丈夫です。雑巾を洗剤水に浸し、固くしぼってからソファを拭きましょう。
ゴム手袋を使う
ソファ掃除の裏ワザは、ゴム手袋を使った掃除です。ゴム手袋を手につけて、ソファの隙間に手を差し込むだけです。すると、ゴム手袋の摩擦で細かいゴミがかたまりになって出てきます。出てきたゴミは掃除機で吸い取りましょう。
ソファの汚れが気になる方におすすめのソファ
さて、ソファの汚れ対策を紹介してきましたが、ソファをきれいに保つためには、最初から掃除がしやすいソファを選ぶことも重要です。汚れにくく、掃除がしやすいソファをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
撥水機能がついたソファ
布製は汚れやすいと思うかもしれませんが、撥水機能がついたソファなら多少の水分は弾くので、シミや汚れがつきにくいです。
布製のソファの魅力はなんといってもそのやわらかい肌ざわりです。レザーのヒヤッとした感触が苦手な方は撥水機能がついたソファをどうぞ。
カバーリングソファ
布製のソファを丸洗いしたい方には、やはりカバーリングタイプのソファがおすすめです。
数か月に一度くらいの頻度で洗うのであれば、普通のカバーリングタイプのソファを選んでも良いですが、もっとこまめに洗いたいのであれば、カバーの着脱が1人で楽にできるソファを選びましょう。
PVCレザーのソファ
PVCレザーとは、合成皮革の中でも特に水や汚れに強く、メンテナンスが楽なのが特徴です。PVCレザーのソファなら、水拭きもOK。中性洗剤を使っても重曹を使っても大丈夫です。本革のようなクールなデザインのソファも多いので、おすすめです。
まとめ
毎日使うソファには、意外と汚れが溜まりやすくシミなども付きやすいものです。しかし、汚れにくいソファを購入し、汚れ対策をしていれば、いつまでもきれいなソファを使い続けられます。新しいソファはどれもきれいですが、きれいなうちから汚れ対策をするように心がけましょう。
おすすめの商品
汚れにくく、掃除のしやすいおすすめソファを5つ集めました。どのソファも掃除しやすいだけでなく、使い心地も最高です。ぜひ自分に合ったソファを見つけてください。
理想のお部屋をデザイン 日本製 PVCレザーリビングダイニング 2人掛けソファ
ひじ掛けが無く、凹凸の少ないシンプルなデザインのソファ。素材は掃除がしやすいPVCレザーです。座面には高級なマットレスなどにも使われるポケットコイルを採用しており、座り心地も抜群!脚を取り替えることでソファの高さを変えられるのも大きなポイントです。長い脚を付ければ、ソファ下の掃除も楽にできますよ。
シャープな中にも温かみを感じる 北欧デザイン木肘レザーソファ 3人掛け
木製のひじ掛けがなんとも上品な北欧デザインのソファです。PVCレザー製なので水分や汚れに強く、中性洗剤なども使えます。木製の部分も水拭きができるので、きれい好きな方にはピッタリです。全体的に華奢な雰囲気ですが、安定感も抜群。どんな年代の方にも使いやすいよう工夫されています。ブラウン系の2色展開です。
こたつとの相性もよく快適 低反発マルチリクライニングソファ
全部を広げると高級なマットのようになるこちらのソファは、5か所が5段階リクライニングできるちょっと珍しいソファです。背もたれだけでなく、ひじ掛けもリクライニングでき、背もたれの端の角度も変えられます。カバーには撥水加工がされているので水分にも強く、6色の中から好きな色をお選びいただけます♪
キレイを保ってゆったりくつろぐ 洗えるカバーリングフロアコーナーソファ
簡単にカバーの着脱ができる、カバーリングタイプのローソファです。取付はなんと5分で完結。頻繁にカバーを洗いたい方には非常におすすめです。とても軽量なので、床掃除をする時には簡単に移動できます。模様替えも気軽にできて便利です。座面が低いのでお子さまがいる家庭でも安心してお使いいただけます。
愛用のソファが生まれ変わる イタリア製ソファカバー 一体型 3人掛け用
ソファの汚れ防止におすすめのカバーはこちらです。ソファにピッタリとフィットしてずれにくいので使い心地は抜群です。洗濯機で丸洗いできるので、食べものなどをこぼしてしまっても大丈夫。色のバリエーションが豊富なので、気軽に部屋の雰囲気をチェンジすることもできますよ。同じシリーズで1人掛け用やコーナーソファ用のカバーなども用意しておりますので、ぜひチェックしてください。