暑い夏の昼下がり。クーラーでよく冷えた部屋でのお昼寝はまさに至極のひとときです。でも、どんなに快適な温度に設定していても、気になるのがソファのベタベタ感。洗えるものなら毎日洗いたい。
そんなあなたにおすすめしたい、夏でも快適に座れるソファの選び方をご紹介します。
暑い夏にソファは不向き!?
暑い季節にソファは本当に不向きなのか、検証してみましょう。
座っていると熱をもつ
ソファに座っていると、接地している面は自然と熱をもちます。夏にはそれが顕著に感じられるようになり、それを不快に思う人もいます。中でもナイロンなどの化繊生地の服を着ているとそれが気になりやすくなってしまうこともあります。
座面の生地やソファ全体の通気性が良いと少しは軽減されるのですが、畳や竹ラグと比べると暑く感じやすいのが実際のところです。
ベタベタする
夏の暑い時期にソファに長時間座っていると、気になるのが「ベタベタ感」です。座っていると汗をかいてお尻周りや腿の後ろ部分がベタベタするのが気になります。その他にも、毎日同じソファに座っていることから、ソファの張地のべたつきが気になる人も。
特にレザーはベタベタ感を感じやすい素材です。合成レザーなら軽く絞った布でサッと拭けば簡単にお手入れすることができます。一方で、ファブリックの場合は丸洗いできるものが少ないため、ベタつきが気になるとなかなか解消するのが難しい一面もあります。
洗えないもどかしさ
ソファは、ベタベタした感じが気になってもラグやクッションカバーのように洗うことができないものがほとんどです。毎日使うものなのでなるべくいつも清潔に保ちたいものですが、カバーの取り外しができるものでないと難しいです。
そのため、人によってはベタついたソファを洗えないことに対するフラストレーションを感じる人もいます。
夏でも快適に使えるソファの素材
何かと不快感を感じやすい夏のソファですが、夏でも快適に使えるソファの素材をご紹介します。
さらっとした素材
汗をかいてベタベタしやすいソファは、購入の際にさらっとした素材のものを選ぶことをおすすめします。1年を通して快適に使えるものなら、冬に冷たく感じるレザーよりはファブリックがおすすめです。夏でも快適に使えるおすすめのファブリックには、ワッフル生地や凹凸の少ない綿と化繊生地を組み合わせたものがおすすめです。
他にも綿100%の生地も吸湿性に優れているのでどんな季節にも合う素材です。さらっとしていても,、化繊の割合が高いと吸湿性が少ないためベタつきが気になりやすいので注意しましょう。
カバーリング仕様
ソファであっても清潔感を重視したい人におすすめしたいのが、カバーリング仕様のソファです。カバーリング仕様とは、ソファ本体と張地が別々になっていて張地がカバーのように取り外しができるもののことをいいます。
大型家具のソファですが、マジックテープなど簡単に取り外しできるように工夫されているので好きなタイミングで洗濯することができます。商品によって洗濯機で洗えるものとそうでないものがあるので、チェックしましょう。
見た目が涼しげな素材
夏に快適に座れるソファを選ぶ際には、直接肌が触れる張地の素材も大切ですが見た目にも注目して見ましょう。アバカやラタン、ウォーターヒヤシンスなどの南国リゾートでよく見かけるテイストの素材を使ったソファは見た目にも涼し気です。
また、脚付きのソファを選ぶと座面下に少なからず空間ができるため、ソファ周りの空間に余裕が生まれて風通しも良くなります。
夏でも快適なソファの選び方
続いて、夏でも快適なソファの選び方をご紹介します。
素材
夏でも快適にソファに座るなら、生地の素材にこだわりましょう。ふんわりとした手触りが人気のマイクロファイバー生地やスエード生地も良いのですが、どうしても熱がこもりやすくなります。
1年を通して、特に夏も快適に座れるソファを選ぶならワッフル生地やシャリ感のある通気性の良い生地を選びましょう。
風通し
日本の夏は暑いだけでなく湿気も大敵。ソファを選ぶときにも通気性は大切なポイントです。座面のクッション下がすのこになっていたり、S字ばねやウェービングベルトで適度に隙間があったりするのがポイントです。
逆にソファ全体がウレタン素材でできているソファは、座り心地は良いものの通気性という面では夏のソファには適していません。
デザイン
夏に快適に座れるソファを選ぶときには、座り心地はもちろんのこと涼しい部屋で気持ちよくお昼寝できるかどうかも重要です。ソファでお昼寝するならカウチスタイルやコーナースタイルがおすすめです。脚を伸ばして座れるだけでなく、カウチソファの場合は肘掛けや背もたれを倒すことで大人でも横になって眠ることができます。
コーナースタイルのソファはファミリー層に人気があるソファです。レイアウトの変更ができるものが多く背もたれのクッションを移動させれば大人の男性でもゆったり寝転がることができるものもあります。
暑い夏も安心♪おすすめの快適ソファ5選
暑い夏も安心して使える、おすすめの快適ソファを5つご紹介します。
肌触りのよいワッフル生地のコンパクトソファ
ベタベタ感を感じさせない凹凸のあるワッフル生地を採用したコンパクトソファです。ふんわり感とさらっとした肌触りが特徴で、夏でも快適に座ることができます。ソファとして寛げるだけでなく、座面を広げればカウチソファとして使うことが可能です。また、背もたれを倒せばお昼寝ベッドにもなります。背もたれには14段階のリクライニング付きなので、好きな角度に調整して寛げます。カラーバリエーションにはアイボリー、ブラウン、ライムグリーン、ネイビー、ピンクの5色があります。
ソファ独特の暑苦しさゼロ!北欧デザインの2人掛けソファ
細めでしっかりとした造りの、天然木を使用した2人掛けソファです。人気の北欧テイストを思わせるシンプルで素材感を楽しめるデザインで、幅広いインテリアとの相性が良いのが特徴です。背もたれと座面の角度は、リラックスしやすい110度に設計されていて、長時間座っても疲れにくいようになっています。座面と背もたれの素材には夏でもさらっとした肌触りのポリエステルが使用されており、選べる3つのカラーはどれも落ち着きのある雰囲気を演出。木脚には傷防止フェルトが付いているので、床に傷がつきにくくなっていて安心です。
通気性抜群♪北欧産天然木使用のすのこソファ
気になるソファ下の熱や湿気を絶えず快適に保ってくれるすのこソファです。上質なノルウェー産の天然木を使用したウッドフレームは、丈夫でやわらかな印象であるだけでなく低ホルムアルデヒドなので赤ちゃんがいるファミリーにも安心の素材です。部屋の広さやシーンに合わせてソファの幅を調整することができ、152cm、177cm、202cmから選ぶことが可能です。伸縮方法も簡単で、女性でも簡単に切り替えができます。座面にはポリエステル綿とチップウレタンを使用しているのでヘタりにくく、長く使いたい人にぴったり。撥水加工が生地に施されているので、汚れが気になったときにはサッと拭きとって清潔に保つことができます。
カバーが洗えて安心!カバーリング仕様の2人掛けおしゃれソファ
ころんとした見た目がかわいらしい、2人掛けのローバックソファです。背もたれが低めに設計されているので、リビングが広く見えます。立体感のある個性的なフォルムは、オリジナリティのあるリラックス空間を作りたい人にぴったり。手触りの良いファブリックにはポリエステルが使われていて、1年を通して快適に使うことが可能です。カバーはマジックテープを外すことで簡単に取り外しでき、汚れが気になったときに気軽に手洗いで洗濯することができて便利です。
リビングがアジアン空間に♡ウォーターヒヤシンス素材のカウチソファ
人気のウォーターヒヤシンスをフレームに使用した、おしゃれなカウチソファです。ウォーターヒヤシンスは、アジアン家具の中でも人気の素材で、丸みを帯びたフォルムが優しい印象を演出してくれます。また、熟練の職人が手間暇かけて編み込んでいるので高級感もあります。天然素材の風合いと涼しげなデザインで夏でも快適なリビングづくりができます。背もたれと座面のクッションには落ち着いた雰囲気のダークブラウンを採用。硬めの座り心地なので、体をしっかりと受け止めてくれておすすめです。
まとめ
夏になると暑さからソファを敬遠しがちですが、素材やデザインを選べば1年を通して快適に座れるものがたくさんあります。さらっとした肌触りの生地のソファを選んだり、可能であれば取り外しが可能なカバーリング仕様のものを選んだりすると良いでしょう。
ご紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、夏でも気持ち良く使えるとっておきのソファを探してみてくださいね。