毎日座ったり寝転んだりして使うソファは、知らず知らずのうちに皮脂やほこりなどの汚れが付着しています。また、うっかり水や飲み物をこぼしてしまうことも。そんなときに、簡単にお手入れができるソファなら長く愛用することができます。こちらの記事では、リーズナブルでお手入れが簡単な、合皮ソファについて詳しくご紹介します。
合皮ソファとは?
まずは、合皮ソファの特徴から見ていきましょう。
張地が合皮素材
合皮ソファとは、張地に合皮素材を使用したソファのことです。レザーソファといえば、本革をイメージする人が多いのですが、リーズナブルに購入できるレザーソファのほとんどは合皮素材を使用しています。
合皮素材を作る技術も日々進化していて、本革とあまり変わらない質感と見た目のものが増えてきました。あまりお金をかけずに、レザーの風合いを取り入れたい人から支持されています。
布に合成樹脂を塗布
合皮素材は、布に合成樹脂を塗布して作られています。そのため、合皮素材といってもレザーは一切使われておらず、石油系の原料から作られたシートです。自由に着色できるので、定番のブラックやブラウンだけでなく、珍しいレッドのレザー風生地のソファも作れます。
価格がリーズナブル
本革を使用したソファは、大きさにもよりますが数十万することも珍しくありません。それに対して合皮素材のソファは、価格がとてもリーズナブルです。1人掛けソファなら1万円台から購入できますし、家族みんなで座れるコーナーソファの場合も10万円前後で手に入ります。
合皮素材のメリットとデメリット
次に、合皮素材のメリットとデメリットをいくつか挙げてご紹介します。
お手入れが簡単
合皮素材の最大のメリットは、お手入れが簡単であること。購入したら使い倒すまで丸洗いできないのが一般的なソファですが、合皮素材のソファなら汚れが気になったら固く絞った布でふき取ることができます。
はっきりと目に見えない皮脂汚れや、うっかりこぼしてしまった水も気軽にふき取ってお手入れすることができます。
耐久性抜群
耐久性の良さも合皮素材の良いところです。ファブリックのソファは肌触りが非常に良いので人気がありますが、何年も使っていくうちに汚れたり、へたったり、傷がついたりしやすいです。それに対して合皮素材は傷や汚れに強いので、長く愛用することができます。
夏は蒸れが気になる人も
お手入れが簡単で長持ちする合皮素材のソファですが、暑い夏にはファブリックと比べると群れが気になる人もいます。これは、合皮素材が石油系原料でできていて、張地自体が呼吸できないためです。
特に夏は気温が高く汗をかいたり熱気が接地する部分に集まりやすいです。かいた汗はふき取ることができますが、そもそもソファに座っていて汗でベタベタするのが嫌だと感じるケースもあります。
合皮ソファの選び方
続いて、合皮ソファの選び方をご紹介します。
カラー
合皮ソファの印象を決めるのが、素材のカラーです。合皮ソファはカラーバリエーションが豊富なので、選ぶ楽しみがあります。定番はダークブラウンやライトブラウン、ブラック、ホワイト。インテリアの差し色になる赤いソファもあるので、ぜひチェックしてみてください。
特殊加工の有無
合皮素材は、既にご紹介した通りお手入れがとても簡単。そのままでもさっと水ふきすれば汚れが落ちます。一方で、特殊加工が施されている合皮素材もあるんです。ヴィンテージインテリアやブルックリンスタイルにぴったりのヴィンテージ加工が施されていたり、撥水加工がされている合皮素材などがあります。
座り心地
見た目重視になりがちなソファ選びですが、座るためのソファですので座り心地もチェックしてみましょう。
ソファのベースにウレタンフォームやウェービングベルト、Sばねなどを使用しているソファだと安心です。また、中材の中心にポケットコイルが使用されていると程よいフィット感とサポート力を感じられておすすめです。
レザー好きにおすすめ♪おしゃれ空間を演出する合皮ソファ
最後に、レザー好きな人におすすめしたいおしゃれ空間を演出する合皮ソファをご紹介します。
しっかりとした座り心地で疲れにくい♪おしゃれブラックのカウチソファ
シンプルなデザインなのにどこかかわいらしい、おしゃれなブラックカウチソファです。座面に人気のポケットコイルを使っていて、体にフィットした快適な座り心地を楽しめます。それだけでなくほどよい弾力と体を支える硬さもあります。円錐形の脚は15cmで、取り外すことも可能です。また、背もたれとひじ掛けにリクライニング機能が付いていて、足を伸ばして読書したり横になってうたた寝することもできます。
もこもこ感がたまらない♡ブラックレザー風フロアカウチソファ
まるで羽毛布団のようなボリュームがあるフロアカウチソファ。見た目のもこもこ感がたまりません。人気のロースタイルだから、ソファの大きさの割に圧迫感が少なくて空間を広く使うことができます。くつろぎスペースやワークスペースにぴったりで、背もたれとひじ掛けのリクライニングで角度を調整してシーンに合わせた姿勢をサポート♪ソファの中材にはウレタンフォームとウレタンチップが使われているので、贅沢な座り心地です。
カウチやベッドにもなる!オトナスタイルの3Wayソファ
ソファは使う使わないに関わらず、常に一定のスペースが必要です。ソファとして使うだけではもったいないという人におすすめなのが3Wayソファ。体ごともたれることができるハイバックタイプで、座面の高さは低めの20cm。ほどよい弾力があり、長時間座っても疲れません。座面を広げればカウチソファ、背もたれを完全に倒すとベッドスタイルが可能です。軽いので切り替えも楽々。色はホワイトとブラックの2種類です。
レザーなのに派手すぎない♪モダンインテリアに合う2.5人掛けソファ
光沢感のあるレザーの風合いが苦手な人にぴったりの2.5人掛けソファです。シンプルなフォルムはモダンやナチュラルなど、インテリアを選びません。マットな質感の合皮生地は、上品な印象を与えます。座面の奥行きが59cmもあるので、大柄な方が腰掛けてもたっぷりゆとりがあるほど。座面を引き出せばベッドとして使うこともできます。おしゃれなソファを省スペースで置けるので、スペースを有効活用することが可能です。アイボリー、ブラウン、ブラックの3色からお選びください。
くつろぎ方自在♡オットマン付きコーナーカウチソファ
ふんわりとした見た目が印象的な、オットマン付きのコーナーカウチソファです。2人掛けソファと1人掛けソファ、オットマンの3点セット。シーンに合わせたレイアウトでくつろぐことができます。2人掛けソファと1人掛けソファをフルフラットにすれば寝転べるベッドマット、1人掛けソファとオットマンを組み合わせればシェーズロングソファに。背もたれには14段階リクライニング付きで、好みの角度に調整してリラックスすることが可能。ベーシックカラーのブラック、ブラウン、アイボリーの3色から選択できます。
まとめ
合皮素材はあくまでも本革の特徴を真似して作った素材ですが、見た目からは区別がつかないほど質感が良いものが多いです。本革にこだわらなければ、比較的リーズナブルにレザーの風合いをインテリアに取り入れることができます。ご紹介したおすすめ商品を参考にしていただきながら、お部屋にぴったりのソファ探しをしてみてくださいね。
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