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合皮ソファは寿命が短い?種類や購入時のポイント&おすすめ10選

格好良くて、お手入れ簡単。本革より安く買える合皮のソファ。でも何年か経つと、経年劣化で表面がボロボロになってしまいます。

それでは合皮のソファは買わないほうがいいのでしょうか。いえいえ、そんなことはありません!こちらの記事では、他素材のソファの寿命も紹介しながら、合皮のソファとの付き合い方をレクチャーします。併せて合皮ソファのおすすめ商品もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!

合皮の種類

合皮とは本革に似せた人工の革を指します。ベースの布地の上に合成樹脂を塗り、表面を革のように仕上げています。合皮と言うと安っぽいイメージを持つかもしれません。しかし中にはランドセルや車のシートに使われる高級なものもあります。

合皮はPVCレザーと、PUレザーの2種類に分けられます。どちらが良いというものでもなく、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。合皮のソファを選ぶ際はレザーの種類もチェックしましょう。

PVCレザー

ベースの布地に、ポリ塩化ビニールの合皮樹脂を塗ったもの。表面がPUレザーより固く、通気性はあまり良くありません。PVCレザーは安価で購入できるのがメリットです。表面がツルリとしているので、掃除がしやすい利点もあります。

PVCレザーはPUレザーよりも経年劣化が早いですが、耐久性が高いので、水拭きや中性洗剤を使っての拭き掃除も可能です。劣化するものと最初からわかっていれば、メンテナンスも楽ですし、掃除もしやすいので、うまく付き合える素材です。

PUレザー

ベースの布地にポリウレタン樹脂を塗って加工したものです。PVCレザーよりも値段が高く、やわらかくて通気性が良いのが特徴です。

PUレザーの手入れ方法は基本的に乾拭きです。水に濡れたままにしておくと、劣化を早めてしまいます。寿命はPVCレザーよりも長いと言われています。触り心地ややわらかさはPVCレザーよりも本革に近いので、より高級感を味わえます。

手入れが楽な方が良いなら、PVCレザー。質感を求めるならPUレザーといった選び方がおすすめです。

合皮の寿命

合皮のソファの寿命は、3年~7年くらいとされます。年数に幅があるのは、合皮の品質にもよるため。また、使用状況によっても寿命が大きく変化します。合皮のソファの劣化の特徴や、原因、予防策、修繕策などを解説します。

合皮の見た目の変化

PVCレザーは、経年によってだんだん表面が固くなります。ひび割れてポロポロと表面が剥がれ始め、最終的にベースの布地が見えてきてしまいます。

PUレザーは、表面がポロポロと剥がれおち、ベタベタしてきます。

合皮が劣化する原因は?

劣化の原因は、加水分解です。合皮を水に濡らさなくても、空気中の水分に触れているだけで、加水分解は進んでしまいます。合皮の劣化は完全には止められません。

飲み物をこぼしてしまったり、座って汗をかいてしまった場合は、すぐにふき取りましょう。また、高温や、紫外線も劣化の原因になります

合皮が劣化する予防策

合皮の劣化を避けられないとしても、劣化を遅らせることはできます。ソファの劣化がもっとも早く進むのはやはり座面。そこで、シートクッションを使うと劣化を遅らせられます。合皮のヒヤッとした感触が苦手な方にもおすすめです。

続いて、直射日光があたる場所にはソファを設置しないようにしましょう。湿気が溜まると劣化が進みやすくなるので、部屋の風通しを良くしておくと効果的です。また、あまり使わないでいるとソファの周りに湿気が溜まりやすくなるので、劣化を恐れずにどんどん使いましょう。

合皮が劣化したときの修繕策

気をつけて大事に使っていたけど、やっぱり劣化してしまった。そんな時は、修繕して使うのも一つの手です。

劣化が一部だけならば、補修用の合皮シートを使用しましょう。シールの様になっていて貼り付けるだけなので、自分で簡単に修理できます。

全体的に劣化が進んでしまったら、ソファカバーを使用しましょう。

伸縮自在で、ソファをすっぽりと覆えるカバーがあります。まるで、ソファを買い替えたようになりますよ。部屋のイメージチェンジにも一役買ってくれます。

他の素材のソファの寿命

合皮のソファは寿命が短いと感じてしまわれたかもしれませんが、他の素材と比較してみましょう。本革と、布製のソファの寿命はどれくらいなのでしょうか。

本革製

本革のソファは寿命が長く、きちんとケアをしていれば10年以上は持つと言われています。しかも、年月が経つほどに、風合いが増し、肌ざわりが良くなるのも特徴です。

しかし、ケアを怠ったり、濡れたまま放置したり、直射日光に当てたりしていたら、当然寿命は縮みます。ひび割れたり、色あせてしまったり。本革のソファは高額なので、劣化してガッカリしないよう、定期的なメンテナンスが必須です。

布製

布製のソファの寿命は8年から10年ほどです。布製のソファの劣化の特徴は、擦り切れや、破れなど。汚れもつきやすく、素材によっては毛玉が出やすいものもあります。

布の色や質感、使い方によっては、思ったよりも早く見た目が悪くなってしまう可能性もあります。カバーリングタイプを購入すれば、洗濯して汚れを落とせるので長く使うことができますよ。

合皮ソファを購入するときのポイント

合皮のソファを購入する際には、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。次のポイントを抑えて購入すれば、合皮のソファでも長く使える商品を選べます。

値段

合皮は品質の差が大きいですが、店頭に並んだ新品のソファを見ていても、なかなか違いを見分けられるものではありません。そこで一つの物差しになるのが値段です。理由も無く安い製品には、あまり良い素材が使われていない可能性があります。

値段が他と比べて高ければ、良い素材を使っている可能性も高いです。信頼できるお店で、安すぎないソファを選びましょう。中古のソファは安いですが、新品よりは劣化が進んでいます。なるべく新しいものを選びましょう。

生産国

外国産のソファでも、丈夫で良いソファはたくさんあります。

しかし、日本国内で作られたソファは、縫製も丁寧で、信頼できる商品も多いです。デザインも日本人が使うことを考えて作られているので、座りやすく、使いやすいソファがそろっています。

内部構造

いくら表面の素材が長持ちでも、座面がへたってしまって、座るとおしりにバネが当たるなんてことになってしまうと、そのまま使うのは難しくなってしまいますね。

ソファの内部の寿命は、長くても10年ほどです。

内部構造で、一番丈夫と言われているのはコイルスプリング。次いでSバネ、ウェービングテープというイメージでしょうか。しかし、Sバネ、ウェービングテープにも質が良いものもあり、一概にこの順番が正しいとも言えません。

結局どの構造が良いのか、迷ってしまうかもしれませんが、値段や生産国、もしあれば耐久試験の結果などを照らし合わせて、決めてみてください。

【合皮ソファ】安心のおすすめ商品

合皮のソファを選ぶなら、信頼できる日本製、もしくは素材にこだわった高級ソファです。おすすめのソファをピックアップしたので、ぜひ参考にしてください。

理想のお部屋をデザイン 日本製 PVCレザーリビングダイニング 2人掛けソファ

安心の日本製。水分や汚れにも強いPVCレザーが使用されています。高級感のある、すっきりしたデザインが魅力的なこちらのソファ。同じシリーズで揃えれば、コーナーソファーにもなります。内部は、へたりにくいコイルポケットを採用。点と点で体を支えるので、長時間座っても疲れません。普通よりちょっと固めの座面が特徴。体が沈み込みすぎず楽に座れます。取り替えできる2種類の脚付で、ローソファとしても使えますよ。

お部屋をすっきりさせることができる多機能な 日本製収納付きソファベッド

背もたれを倒すだけで、あっという間にベッドに変身。水分に強いPVCレザーを使用しているため、寝汗をかいても安心です。角には糸のほつれを防ぐためのパイピング加工。日本製ならではの細やかさを感じます。底の部分には大きな引き出しが2つ付いており、ソファ周りの物や、毛布などを入れておけます。耐荷重は100kgなので、大柄な方でも安心して使えますね。ベーシックなカラー4色の中から、お部屋に合う色を選べます。

最高級のデザイン&座り心地 フランス産フェザー入りモダンデザインソファ 幅130cm

体に触れる部分は、柔らかく本革に近い感触のソフトシルキーレザー(PUレザー)、それ以外の部分にはお手入れが楽なPVCレザーを採用しました。背もたれには、チップウレタンとウェービングベルト、そしてやわらかなフランス産の羽毛が使われています。座面は、ウレタン、ポケットコイル、Sバネの組み合わせ。素材や構造の情報だけで、快適性と耐久性を想像できますね。安心の1年保証も、品質への自信の現れです。

信頼の日本製で安心安全 フロアコーナーソファ 3点セット

質の良いPVCレザーで作られた、日本製のフロアソファです。床からの高さを抑えており、小さな子がいる家庭にもおすすめです。背もたれの重心を低く設計しており、もたれかかってもひっくり返りにくく安心。中材にウレタンを使用しているため、軽量で移動させやすく、掃除もラクにできます。カラーバリエーションが豊富なのもうれしいポイントです。

レイアウトを自由にアレンジできる カウチソファ 3人掛け

まるで本革のような上質なPVCレザーを使ったこちら。表面につやがあり、独特な高級感と重厚感があります。こちらはカウチ・オットマン・ロースタイルと3通りにスタイルを変えられるのが特徴です。カウチスタイルにする際は、オットマンを使いたい位置に設置するだけと簡単なので、気軽にレイアウトできますよ。

安心の日本製 ヴィンテージスタイルリクライニングカウチソファ オットマンセット

熟練の職人がひとつずつ製造した、日本品質のソファセットです。水や汚れに強いPVCレザーを張地に使用しており、お手入れも簡単。背もたれと肘掛けはそれぞれ14段階にリクライニングできるため、好みのスタイルで寛げます。オットマンはスツールとしても使えるほか、サイドテーブル代わりにもなる優れモノ。

色褪せることのないブラック 木肘レトロソファ 3人掛けタイプ

こちらのソファは、キルティングとボタン留めのデザインがおしゃれ!張地はPVCレザーに特殊加工を施し、独特な光沢をもたせました。高級感とレトロさが共存し、ほかと一線を画すアイテムです。肘掛けや脚に天然木を使用しているため、温かみも感じられますよ。

片肘デザインのヴィンテージテイスト ストライプベンチソファ 2人掛け

個性のある合皮ソファならこちら!背もたれのストライプ柄が特徴の2人掛けソファです。片側のみ肘掛けのあるアシンメトリーデザインで、こなれ感も演出できます。背面までストラップ柄を施してあるため、お部屋の間仕切りとしてもおすすめ。座面と肘掛けにPVCレザーを使用しており、防水面でも安心です。

お手入れも簡単で高級感ある雰囲気が魅力 日本製1人掛ハイバックソファ

ハイバックタイプのソファなら、頭までしっかり支えてくれてゆったりリラックスできますよ♪こちらは背もたれを3段階にリクライニングできるため、テレビや読書などシーンに合わせてくつろげます。高級感のあるPVCレザーを使用した日本製で、確かな品質。座面にポケットコイルを内蔵しているため、弾むような座り心地です。

伸縮自在でフィット感抜群 スペイン製 ソファカバー 一体型用

合皮のソファに限らず、ソファが古くなってしまった場合の解決策です。また、新品のソファに使えば、劣化の防止にもなりますね。自在に伸びて、お手持ちのソファにピッタリフィットします。もちろん、座ってずれてしまうような事もありません。ひび割れてしまったソファや、シミがついてしまったソファが、まるで新しいソファのように生まれ変わります。カラーも豊富なので、どんな部屋にも自然と馴染むソファカバーです。

【まとめ】合皮ソファは寿命を知って正しく使おう

経年劣化が避けられない合皮のソファ。しかし、他の素材にも寿命はあり、経年劣化はやはり避けられないものだとわかります。合皮のソファを選ぶ場合は、なるべく良い素材を使ったソファを選び、劣化しにくい環境で使うようにしましょう。

ソファに寿命があることがわかれば、その時の生活に合ったソファを選べます。合皮だからと言って購入は止めずに、ぜひ品質の良い合皮のソファを選択の一つに加えてください。

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