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置くだけでオシャレ!ル・コルビジェのソファ【LC2】の魅力に迫る!

代建築の巨匠、ル・コルビジェがデザインした「LC2」をご存知でしょうか。1928年、およそ100年前にデザインされたソファが、時代を超えて今もなお愛されています。なぜそんな長い期間に渡り多くの人を魅了するのでしょうか。

この記事では「ル・コルビジェ」という人物の魅力、代表作のソファ「LC2 」の魅力を詳しく紹介します。

ル・コルビジェはどんな人物?

ル・コルビジェをご存知でしょうか。建築を学んだことがない人でも耳にしたことがあるかもしれません。どのような人物なのか、初めに知っておきましょう。

近代建築の巨匠

ル・コルビジェはスイス生まれのフランス人で、20世紀を代表する建築家です。

建築界では巨匠と言われるほど、多くの建築家に崇められる存在でした。建築だけでなく、都市計画、家具デザインと広く活躍しました。

1928年にデザインした金属製の家具やソファは全世界で人気となり、100年近くたった今でもファンが多くいます。名作を世にたくさん送り出し、一度は耳にしたことがある人も多いことでしょう。

いくつもの代表作品ソファがある

ル・コルビジェは従兄弟のピエール・ジャンヌレと若手デザイナーのシャルロット・ペリアンの3名で多くのソファを共同開発しました。

デザイナーズソファといえば、ル・コルビジェというほど、代表作品がたくさんあります。ル・コルビジェのイニシャルからネーミングされた「LCシリーズ」が有名です。

建築家として細部まで美しさと機能性にこだわって作られ、リプロダクト商品が販売されるほど今現在も人気です。建築を学んだことがある多くの人は「いつかリビングにコルビジェのソファを置きたい」と夢見ています

ル・コルビジェの代表作LC2の魅力

ル・コルビジェの設計したソファの中で最も人気があるのが「LC2」というソファ。その魅力はどういったものなのか、紹介します。

本革とステンレスの出会い

LC2は「最小の構成で最大の快適性」をコンセプトにデザインされたソファです。最小の構成とはどんなものかというと、スチールパイプに背もたれ、座面、アーム部分の3つの四角いクッションを落とし込んでいる構成です。

他のソファは、木製フレームを使用したり、バネやコイルを構造で使用したりと多面構造であることが多いのですが、LC2はシンプルな構造です。これだけシンプルな構造なのに、座り心地の機能、デザインの美しさが完成されています。本革とステンレスのシンプルで耐久性のある素材だからこそできる、設計といえます。

直線的なデザイン

直線的なデザインが特徴のLC2。コルビジェはモダニズム建築を提唱し、無駄な装飾の排除、直線的なデザインをどんどん生み出しました

その昔は、装飾がたくさんある曲線的なソファばかりが世で親しまれていたため、かなり斬新なデザインだったに違いありません。当時の常識を打ち破る思いきりに芸術家の魂を感じます。

直線的でシンプルなデザインであるからこそ、100年経った今でも多くの人に愛されているのですね。

上質な座り心地

LC2は、上質な座り心地を追求しています。

座面のクッション構造にウレタンだけでなく、フェザーをふんだんに充填しています。フェザーは耐久性に優れ、ウレタンだけの状態よりもヘタりに耐えることができます。フェザーと合わせて使用されているウレタンも3層構造になっており、快適で上質な座り心地を実現しています。

置くだけでおしゃれな部屋になる

美しく、シンプルなデザインのLC2。置いてあるだけで、おしゃれな部屋になるのは間違いありません

LC2はニューヨーク近代美術館(MoMA)にも収蔵されている美術品。そんな美術品が家の中で存在感を示せば、おしゃれになるに決まってますよね。

シンプルな空間に、LC2の美しさを際立たせる。この2つを組み合わせれば置くだけでおしゃれな部屋になりますよ。

ル・コルビジェのソファを置いたコーディネート事例

ル・コルビジェのソファを置いたコーディネート空間を覗いてみましょう。デザイナーズソファのある暮らしは見ているだけでワクワクできます。

1人がけでも主役になれるホワイトのLC2

広々としたシンプルなリビングに1人がけのLC2がアクセントとしてレイアウトされています。

グリーンの大型ソファとホワイトの1人がけLC2を組み合わせています。サイズは小さくてもLC2のソファが脇役ではなくしっかりと主役になっていますね。ひときわ目立つ存在感を示しています。

背面から見たステンレスフレームの美しさの計算されたデザインです。このLC2に座れば外の美しい眺めが目に入り、癒やしの時間を過ごせそうです。

真っ白でシンプルな空間に映える、ブラウンのLC2

真っ白なシンプルな空間に、ブラウンカラーのLC2。ソファを目立たせるようにコーディネートされていますね。ソファをメインにするコーディネートが作られています。

シンプルになりすぎないよう、壁面の装飾や小物のセレクトにアクセントを出しています。シンプルコーデの参考になりますね。

1人掛けのLC2をコンパクトに配置

2脚のLC2が壁に並んでレイアウトされています。壁面を上手に利用して、狭い空間でもぴったりレイアウトできていますね。

モノトーンでシンプルなコーディネートですが、木製アイテムをプラスすることで温かみのある落ち着く空間が作られています

フローリングの床が多い日本の住宅でも取り入れやすいコーディネートです。

おすすめのLC2

人気のソファ「LC2」をソファスタイルでも取り扱っています。ぜひチェックしてみてください。

幻のデザイナーズ ル・コルビジェ ソファ LC2 3人掛けタイプ

ル・コルビジェデザインのLC2ソファ完全復刻版が、ソファスタイルでも購入可能です。デザインはそのまま、お求めやすい価格で完全復刻しました。座面にはイタリア製のトップスキンレザーを使用。座面裏など肌が触れない部分には合成皮革を使用し、コストカット。フレーム部分は、ステンレスメッキではなく純粋なステンレスのため、耐久性があり上質なフレームに仕上がっています。上質なトップレザーでしか実現できないシャープなパイピング加工で、耐久性と美しさを実現しています。カラーはホワイトとブラックの2色。同じくル・コルビジェがデザインした「LC10」というローテーブルもセットでお得に購入できます。

幻のデザイナーズ ル・コルビジェ ソファ LC2 2人掛けタイプ

LC2ソファの2人掛けタイプです。LC2は広い空間に余白を残しながらレイアウトするのがおすすめです。そうはいってもなかなか広々としたリビングは・・という場合に、2人がけのLC2がおすすめです。壁につけたレイアウトでしたら、広くないリビングでもスッキリ、かっこよく配置できます。

LC2以外のコルビジェ商品

LC2以外のル・コルビジェの代表作を、姉妹サイトのCovearthからご紹介します。

洗練された美しさ ル・コルビジェ LC4 シェーズロング

こちらのロングチェアは、孤円形のフレームにより角度を無段階で調節が可能です。ゆったりと座ることができ、一度使うと虜になる心地よさです。上質な質感とフレームの洗練されたデザインは、置くだけでお部屋を上質な空間へと彩ってくれます。耐久性はもちろん通気性も抜群なので、快適に使用することができますよ。極上のリラックスタイムをお過ごしくださいね♪

モダンデザイン ル・コルビジェ LC1 スリングチェア ポニースキンタイプ

従兄弟のピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ぺリアンとの共同デザインされた ル・コルビュジエの名品のひとつです。「スリング」という名前のとおり、背面部分が固定されておらずフレームからつながる一本の軸に支えられているデザインです。個性的な柄が、お部屋にアクセントを与え空間をアップグレードしてくれます。

スタイリッシュなお部屋を演出 ル・コルビジェ LC7 スイヴェルチェア

高級感のあるこちらのチェアは、総本革を贅沢に使用しています。レザーは、イタリア革メーカーのトップグレードの革のみを厳選しており、きめ細かく艶やかな仕上がりです。座ったときに革のなめらかな肌触りを感じることができますよ。ボリュームのある座面に回転機能を備えたチェアは使い勝手もよく、見た目の美しさはもちろん使い心地のよさも実感していただけます。

【番外編】高級感のあるおすすめソファ

LC2は手が届かないけど、直線的でモダンなソファを手に入れたい。そんな人にオススメのソファをご紹介します。

レトロなブラック スタイリッシュキルティング加工ソファベッド

多機能なのにコスパがいい、そしてデザインもいい。ほぼ欠点のないソファと言えますね。ソファ本体にリクライニング機能があり、フラットに倒せばソファベッドになります。しかも背もたれが2分割になっているため、2人で座る時も一人ひとりがお好みの角度に調整できます。スツールが付属されており、オットマンとして使用しても、座面横において座面を延長してもOKです。スツールは座面下が収納スペースになっているもの便利です。

贅沢に高級感のあるブラック シンプルモダンカウチソファ 2人掛けタイプ

シンプルでモダンなソファをご紹介します。このソファとLC2の1人がけソファを組み合わせるのもおすすめです。ブラックのレザー生地とスチールの脚で構成され、LC2とも相性がいいですよ。シンプルで無駄がないデザインなので、どんなコーディネートにもマッチします。背面から見ても直線的な美しさを感じますね。ル・コルビジェのモダニズム建築の思想が、現在の家具にも少なからず影響を与えていることがわかりますね。

目の細やかな高級感ある合皮素材 デザインソファベッド (幅95)

こちらはソファベッドでありながら、高級感のあるデザインが魅力です。アームレスのシンプルなデザインは、どんなインテリアにもなじみお部屋を洗練された印象に仕上げてくれますよ。横幅は最大140cmと広いのでゆったりお休みいただけます。合皮を使用しており、汚れてもサッとお手入れできるのも嬉しいですね。色はブラック・アイボリー・ブラウン・レッドの4色展開です。

【まとめ】置くだけでお部屋を上質な空間に彩るLC2の魅力を紹介

近代建築の巨匠、ル・コルビジェがデザインした「LC2」。時代を超えて愛される名作の魅力にふれてきました。置くだけでおしゃれ、無駄がないデザインという簡単なようで簡単でない奥深さが、100年に渡り愛されている秘訣なのではないでしょうか。

なかなか手が届く商品ではありませんが、名作にふれて感性を磨く機会となれば幸いです。

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